FC2ブログ
Because It's There
主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
08« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»10
スポンサーサイト 
--/--/-- [--] --:--:-- » E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 
2008/01/04 [Fri] 05:45:31 » E d i t
昨年中、最も多く取り上げたテーマは、「Because It's There 病気腎移植問題」でした。今年2回目のエントリーは、病気腎移植(「レストア(修復)腎移植」)問題について触れたいと思います。このエントリーは昨年、触れる機会を逸していたものです。


1.朝日新聞編集委員・田辺功氏は、「田辺 功 (著)『ドキュメント医療危機』(2007年12月07日発売)」を出版しました。これは、日本の医療の現実を多くの国民に知ってもらう目的で、2007年4月から朝日新聞朝刊3面に連載した「ドキュメント医療危機」を中心にしてまとめられたものです。


朝日新聞のHPでは、この著書を次のように紹介しています。

「現場取材歴40年の朝日新聞ベテラン記者による「医療崩壊」の現状レポートと解決策の提案。慢性的な医者不足、相次ぐ医療事故と救急医療、日米の病院格差など「よい医療」を願う患者と医療従事者は必見。テーマごとに参考になる本・HP、資料多数。」



この著作のなかに病気腎移植(レストア腎移植)について触れた項目がありましたので、その部分を引用したいと思います。この「レストア腎移植」について触れた項目は、「“病気腎移植、学会・現場にギャップ”朝日新聞「ドキュメント医療危機」より~散々批判しておいていまさら遅すぎ!」(2007/05/20(日))でも引用したのですが、加筆してありました。そこで、加筆部分を含めて再び引用したいと思います。




2.「田辺 功 (著)『ドキュメント医療危機』(2007年12月07日発売)」120~124頁


病気腎移植は学会と現場にギャップ

 07年3月12日の早朝、羽田をたち、松山からJR特急で愛媛県宇和島市に着く。

 病気腎移植で話題の万波(まんなみ)誠・宇和島徳洲会病院泌尿器科部長(66)に会う。山口大卒。約35年前、大学関連病院だった宇和島市立病院に赴任して気に入り、宇和島に住み着いた。77年以来、650例もの腎臓移植をしている。

 昨年秋、そのうちの何十例かは、がんなどの患者の腎臓(病気腎)を移植した病気腎移植だったことがわかって非難を浴びている。(*<1>)

 腎臓摘出役の弟、万波廉介・名瀬徳洲会病院泌尿器科医師(61)ら数人の医師団は「瀬戸内グループ」と呼ばれる。「まるで『瀬戸内腎臓窃盗団』扱い。捨てる腎臓を再利用するのがそんなに悪いことなのか」と、万波誠さん。

 「使える腎臓なら患者に残す、残せない腎臓なら使うべきでない」「がんの腎臓は発がんの危険がある」「承諾を文書で取っていない」という日本移植学会の批判は説得力があるように見える。

 万波さんの説明はこうだ。

 「腎臓を残すこともできると説明し、捨てるなら使っていい、と了解も取った。長年のつきあいの患者ばかりだから堅苦しい文書はない」「初期の腎臓がんのがん部分を取れば再発はほとんどない。他人に移植すると、免疫抑制剤を使っても発がんの危険はさらに低い」

 「学会の調査は初めから結論ありきで違和感があった」と、一部の調査にかかわった病理医、堤寛(ゆたか)・藤田保健衛生大教授(55)は率直な感想をもらす。

 「4センチ以下の腎細胞がんは部分切除が原則」と、グループの腎臓摘出が批判された。ところが、堤さんが、4大学病院と10有力病院を調べたら、部分切除は平均2割で、実際は8割の腎臓が摘出され、捨てられていた。

 実は米国でもがんの腎臓が移植されていた。「シンシナティ大学が14人に移植して問題なかったと05年に論文報告している」と、藤田士朗・フロリダ大移植外科助教授(50)。万波誠さんのように意図的でなく、提供者から摘出しようとした際たまたま腎臓に早期がんが見つかり、その部分を取り除いて移植したのだ。
 
 「世界中の移植医は提供腎臓を増やしたい。万波さんの移植は先駆的で、研究を進める価値がある。」と、藤田さん。

 学会は大学教授が中心で、必ずしも臨床経験は多いとはいえない。臨床を担う現場の医師とのギャップは大きい。そこを埋める視点が必要だろう。



 *<1>万波グループの病気腎事件

 生体腎移植で臓器売買の疑いがあるとして、愛媛県警が06年10月1日、移植を受けた会社役員ら2人を臓器移植法違反の疑いで逮捕したのが始まりだ。この移植は05年9月、宇和島徳洲会病院の万波誠・泌尿器科部長の執刀で行われた。提供者を会社役員は親族と紹介し、万波さんは信じ込んだようだが、実際は臓器売買とも取れる支払いが行われていた。

 万波さんの提供者確認が甘いとにらんだ県警は過去の移植の追及に乗り出し、その過程で宇和島徳洲会病院の調査から、病気で摘出した腎臓を患者に移植していた「病気腎移植」が浮かび上がった。万波さんは「患者には十分説明しており問題ない」と主張したが、日本移植学会などが「倫理的、医学的に問題」と批判、多くのマスコミも追随した。

 とくに病気のなかには腎臓がん患者が含まれており、がんがすぐに移植患者にうつるかのような誤った報道から、万波さんグループに非難が集中した。宇和島徳洲会病院だけでなく前任の市立宇和島病院などでも病気腎移植が行われており、がんの16件を含み、42件にも及ぶことが分かった。

 この間、一貫して日本移植学会など中央の学会は「すべきでない治療」との立場を続けた。これを受け、07年7月、厚生労働省は臓器移植法の運用指針を改定し、臨床研究以外の病気腎移植を禁止し、生体移植に関しては、身元や、提供の意思などの確認を厳しくした。


オーストラリアでも病気腎移植

 アメリカ以外でも、がんの腎臓が移植に使われていたことがわかった。

 07年6月16日付の産経新聞は1面で「病気腎移植 豪で41例」のスクープ記事を掲載した。それによると、腎臓がん患者から摘出した腎臓の病変部分を切除して移植に使っているのはブリスベーンにあるクイーンズランド大学のデビッド・ニコル教授ら。96年5月にプリンセス・アレクサドラ病院で始め、07年の9例を含め41例になった。初期の3例は腎臓がんのあったドナーの死後に摘出したが、その後の38例は生体腎だった。移植を受ける患者は60歳以上の人や合併症のため移植が受けにくい患者に限定、リスクを説明している。41人中3人が他の病気で死亡したが、38人は順調で、がんの再発はなかったという。

 ニコルさんは「がん再発のリスクは小さい。オーストラリア国内の他の病院でも2例あり、経過は良好と聞いている」と話している。


日本の学会はおかしい

 日本の学会のほとんどは大学教授が牛耳っている。大学は研究優先で、多くの教授は臨床は得意ではなく、臨床を一段低く見ている。評判のいい臨床医には冷淡で、私から見ると、いじめとしか思えない行動を取る。その時によく持ち出されるのが「倫理」だ。

 議論の的となる治療法で最も知られているのは、長野県の根津八紘(ねつ やつひろ)医師による、夫婦の受精卵を妻の姉妹や母に移植しての代理出産だろう。私は、患者の願いを医学的に可能な限り実現するよう手助けするのが臨床医の仕事だと思っている。さらに大きな人間としての正当性の枠内であれば許される。

 今回の病気腎移植も患者、提供者の双方が納得すれば十分ではなかろうか。移植された腎臓の機能は年数がたたねば正しく判断できない。未知の危険を挙げて試みをつぶしていくやり方では進歩はない。研究は試験管やネズミに限るものではなく、それこそが患者に役立つ真の医学研究だと思う。


◆参考になるホームページ◆
「宇和島徳洲会病院」http://www.uwatoku.org/

◆参考になる本◆
『お医者さんも知らない治療法教えます 理論の正しさより「治る」ことが大事』田辺功(西村書店、05年)」  

*「*<1>万波グループの病気腎事件」以降の部分が、書籍化した際に加筆した部分である。




3.引用した部分につき、いくつかの点に触れていきます。

(1) 1点目。

「万波さんの提供者確認が甘いとにらんだ県警は過去の移植の追及に乗り出し、その過程で宇和島徳洲会病院の調査から、病気で摘出した腎臓を患者に移植していた「病気腎移植」が浮かび上がった。万波さんは「患者には十分説明しており問題ない」と主張したが、日本移植学会などが「倫理的、医学的に問題」と批判、多くのマスコミも追随した。

 とくに病気のなかには腎臓がん患者が含まれており、がんがすぐに移植患者にうつるかのような誤った報道から、万波さんグループに非難が集中した。宇和島徳洲会病院だけでなく前任の市立宇和島病院などでも病気腎移植が行われており、がんの16件を含み、42件にも及ぶことが分かった。」


朝日新聞編集委員の著書という、朝日新聞自体とは別個の媒体とはいえ、朝日新聞が、レストア腎移植問題に関して「がんがすぐに移植患者にうつるかのような誤った報道」といった、マスコミ批判を行ったのは、初めてだろうと思います。

もっとも、以前、TBを受けた「自律神経免疫療法(刺絡療法、爪もみ)で癌と闘う(若葉クリニック)」の「腎臓移植について」によると、「癌と闘う」としてガンのことを分かっているはずの医師さえも「癌細胞を移植しているのと同じ」などと誤った情報を書いているのですから、報道のみを非難するわけにはいきませんが。

「田辺 功 (著)『ドキュメント医療危機』(2007年12月07日発売)」では、マスコミ批判がいくつか散見するので特に目を引くわけではないのですが、レストア腎移植問題では、マスコミ(特に、読売と毎日)による誤報が多く――情報源が日本移植学会の幹部ゆえ深刻なのだが――、それがレストア腎移植問題を冷静に検討する意識を失わせた一因だと思います。

その結果、一貫して日本移植学会など中央の学会は「すべきでない治療」との立場を続け、この日本移植学会提供の資料を重視して、「07年7月、厚生労働省は臓器移植法の運用指針を改定し、臨床研究以外の病気腎移植を禁止」することになってしまいました。



(2) 2点目。

07年6月16日付の産経新聞は1面で「病気腎移植 豪で41例」のスクープ記事を掲載した。それによると、腎臓がん患者から摘出した腎臓の病変部分を切除して移植に使っているのはブリスベーンにあるクイーンズランド大学のデビッド・ニコル教授ら。96年5月にプリンセス・アレクサドラ病院で始め、07年の9例を含め41例になった。初期の3例は腎臓がんのあったドナーの死後に摘出したが、その後の38例は生体腎だった。移植を受ける患者は60歳以上の人や合併症のため移植が受けにくい患者に限定、リスクを説明している。41人中3人が他の病気で死亡したが、38人は順調で、がんの再発はなかったという。」



レストア腎移植問題を検討する場合、オーストラリアでのレストア腎移植事情を知ることは不可欠です。なぜなら、レストア腎、しかも日本移植学会の幹部が絶対禁忌扱いしていた、腎臓がんの修復腎移植の成功例であり、臨床研究以外の病気腎移植を禁止した、07年7月の改定臓器移植法の運用指針を根底から覆すものだからです。

レストア腎移植禁止を絶対視していた読売新聞や毎日新聞では未だに取り上げたことがありませんが、朝日新聞は、編集委員の著書の中でオーストラリアでのレストア腎移植事情を取り上げ、レストア腎移植禁止を疑問視する姿勢に修正したと受け取ることができます。

この著書のなか紹介している「07年6月16日付の産経新聞の記事」については、「病腎移植、オーストラリアで41例~11年前から。しかも、すべてがん再発なし」で全文引用しています。もっとも、この著書では、「07年6月16日付の産経新聞の記事」だけですが、産経新聞はそれ以降も次々と記事を掲載していますし、東京新聞も同様に記事を掲載しています。これほどまでに一部の新聞社では詳しく報じられている情報であり、疑いを要れる余地がないほどにレストア腎移植の有効性を示しているのですから、医療担当記者として約40年、日本の臨床現場を取材してきた、編集委員・田辺功氏としては、医療担当記者の矜持として特筆すべき情報であったと思うのです。だからこそ、取り上げたのでしょう。

なお、これら(産経、東京)の記事は、このブログでは、 「日豪の病腎移植グループ交流~産経新聞6月18日付より」「オーストラリアで病腎移植42例目を実施~産経新聞6月28日付より」「病気腎移植現地(オーストラリア)ルポ~東京新聞7月23日付「こちら特報部」より」「“ブリスベーンの風”移植先進地からの報告~産経新聞7月24・25・26日付より」で、すべて紹介しています。一度、ぜひご覧ください。



(3) 3点目。
 

「日本の学会のほとんどは大学教授が牛耳っている。大学は研究優先で、多くの教授は臨床は得意ではなく、臨床を一段低く見ている。評判のいい臨床医には冷淡で、私から見ると、いじめとしか思えない行動を取るその時によく持ち出されるのが「倫理」だ。」


気に食わない臨床医の行動については、「倫理」に反すると批判してやり込めるのが、日本の学会の常套手段のようです。確かに、患者とすれば良い結果が出れば何も文句はないのだから、救ってくれた臨床医を非難する必要がないわけですが、研究優先で臨床軽視の大学教授からすれば、良い結果を出した臨床医を非難したくなるわけで、その非難する手段として「倫理」を持ち出すというわけです。

この大学教授のいじめの常套手段に習って、「倫理」を振りかざして批判を繰り広げたのが毎日新聞(大場あい、池乗有衣、永山悦子)でした。「「異端」の2医師の「独自の道徳観」は許されないのか?~毎日新聞11月20日付の記事批判」で取り上げたように、憲法上の人権条項をあからさまに否定する記事には、驚かされました。憲法違反を奨励する大場あい氏、池乗有衣氏、永山悦子氏の3名は生涯忘れることはできません。



(4) 4点目。

「今回の病気腎移植も患者、提供者の双方が納得すれば十分ではなかろうか。移植された腎臓の機能は年数がたたねば正しく判断できない。未知の危険を挙げて試みをつぶしていくやり方では進歩はない。研究は試験管やネズミに限るものではなく、それこそが患者に役立つ真の医学研究だと思う。」


医療行為は、患者の自己決定権の尊重が基本なのですから、「病気腎移植も患者、提供者の双方が納得すれば十分」というのは、至極真っ当な結論です。朝日新聞の編集委員もやっとこの真っ当な結論を採用したのかと、(今更な感じは否めませんが)嬉しく思います。ぜひ、この真っ当な結論を新聞紙上で大きく取り上げて、レストア腎移植禁止を問題視してほしいと思います。




3.日本の今の移植事情からすれば、海外で移植を受ける患者が数多くいますが、今後はそれも厳しい状況に追い込まれそうです。

日本の移植の現状批判 国際学会の次期理事長
--------------------------------------------------------------------------------

 国際移植学会次期理事長であるシドニー大のジェレミー・チャプマン教授が22日、日本移植学会参加のため訪れた仙台市で記者会見し、脳死での臓器提供が少なく、移植のために海外に渡る患者が後を絶たない日本の現状を厳しく批判した。

 同教授は「国民の選択肢が、他国の提供者をあてにするか、死を待つかの2つしかないという状況は許されない」とした。

 また、15歳未満の子どもは脳死での臓器提供ができない日本の臓器移植法について「子どもには小さい心臓が必要で、これは脳死の子どもからの提供でなければ不可能だ」と指摘。「日本が現状を変える決意をすることを強く要望する」と述べた。(共同)」(U.S.FrontLine(更新2007年11月23日 16:37米国東部時間)



(1) 国際移植学会次期理事長であるシドニー大のジェレミー・チャプマン教授による、「国民の選択肢が、他国の提供者をあてにするか、死を待つかの2つしかないという状況は許されない」という批判は実に胸が痛むものです。なぜなら、本来、移植を待つ患者のためにドナーを増やす努力をすべき日本移植学会が、レストア腎移植の芽を摘むなど臓器移植を制限することばかり考えているのであり、また、本来、国民の生命を守るべき国会が、臓器移植法制定後、全く改正することなく、臓器提供を待つ患者を見殺しにしているのに、外国の医師だけがそのおかしさを指摘し、日本の患者の救済を願っているのですから。

国際移植学会次期理事長であるシドニー大のジェレミー・チャプマン教授が、「移植のために海外に渡る患者が後を絶たない日本の現状を厳しく批判」したのは、患者を見殺しにしている、日本移植学会の会員及び国会に対する批判が主眼ですが、今後、一層、外国人に対する移植制限がなされることを示唆したものといえます。

ジェレミー・チャプマン教授は、平成19年11月22日、日本移植学会参加のため訪れた仙台市で記者会見したのですから、日本移植学会の会員ならば、ジェレミー・チャプマン教授の話は当然知っているはずです。なのに、日本移植学会の会員は、患者が今後は2つの選択肢から「死を待つ」という1つの選択肢のみという危機的な状況に陥る可能性が分かっていながら、患者のために何も動こうとはしないのです。実に不可思議としか言いようがないのです。



(2) 「万波誠医師を支援します」さんの「世界が認め始めたレストア腎移植」によると、万波先生らのレストア腎移植(病腎移植)の論文が世界トップクラスの移植専門誌である「American Journal of Transplantation」に掲載されることが決定したそうです。「病気腎移植は革新的で興味深い医療である」と高く評価されたとのことですから、世界の移植事情は、全世界的にレストア腎移植を積極的に採用する動きを見せています。

また、「万波誠医師を支援します」さんの「否定は通過点に過ぎなかった-レストア腎移植-」によると、レストア腎移植に触れた「村口 敏也 (著)『この国の医療のかたち 否定された腎移植』」(2007年12月、創風社出版)という書籍も出版されています。著者は、テレビ愛媛のドキュメンタリー番組「この国の医療のかたち~否定された腎移植~」の制作にあたった方です。

薬害C型肝炎訴訟でも分かるように、厚労省(及び官僚の影響力が強い福田内閣)にとっては何もしないことが基本であり、被害者や患者への救済策を講じることには極めて消極的です。それならば、世界的な規模でレストア腎移植を取り入れ始めている事実を知り、「村口 敏也 (著)『この国の医療のかたち 否定された腎移植』」(2007年12月、創風社出版)などを読んで正しく理解し、多くの国民が、臨床研究以外にレストア腎移植禁止とした日本の医療のおかしさを積極的に主張して、世界で最も深刻なドナー不足の状況を解消するよう求め続けることが必要なのだと思うのです。

テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
春霞様
朝日新聞編集委員・田辺功様の「田辺 功 (著)『ドキュメント医療危機』の詳しいご紹介ありがとうございました。

>がんがすぐに移植患者にうつるかのような誤った報道から、万波さんグループに非難が集中した。
と田辺様が記述されているとのこと、ジャーナリスととして、当時の報道のあり方について冷静にご判断されたものとして誠に嬉しく思いました。
また、
>今回の病気腎移植も患者、提供者の双方が納得すれば十分ではなかろうか。移植された腎臓の機能は年数がたたねば正しく判断できない。未知の危険を挙げて試みをつぶしていくやり方では進歩はない。
も私どもの当初からの主張と同じ考えでおられるようですね。朝日新聞社の中にもこのような方がおられたこと、誠にありがたく思いました。
報道機関が初期報道が誤ったものとして、途中から軌道修正したとしても何も恥じることはないと思いますが、ただ、社としての編集方針は個人の思いとは別で、なかなか変えられないものだと思います。
しかしながら、テレビ愛媛の村口様はじめ、朝日の田辺様等、報道機関で医療問題に取り組まれた方々が、このようにレストア腎移植について出版した本の中で肯定的に述べられ始めたことは、
ある意味、同業の非難報道にどうしても納得できなくなった、真実を伝えたいとのジャーナリストとしての魂のようなものを私は感じました。
ありがとうございました。
2008/01/04 Fri 21:33:44
URL | hiroyuki #-[ 編集 ]
>hiroyukiさん
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

コメントとTBありがとうございます。FC2がやっとTBを受け付けたようで良かったです。


>報道機関が初期報道が誤ったものとして、途中から軌道修正したとしても何も恥じることはないと思います

同感です。
まずは報道は正しく伝えることが基本ですから、こうして誤報があったことを指摘することは、報道記者として在るべき姿だと思います。


>テレビ愛媛の村口様はじめ、朝日の田辺様等、報道機関で医療問題に取り組まれた方々が、このようにレストア腎移植について出版した本の中で肯定的に述べられ始めた
>ある意味、同業の非難報道にどうしても納得できなくなった、真実を伝えたいとのジャーナリストとしての魂のようなものを私は感じました

こうして医療問題に真面目に取り組んできた報道記者がレストア腎移植を肯定するようになったことは、報道機関の意識が変わりつつあるように感じます。ぜひレストア腎移植を肯定する見解が広がってほしいです。


*新年の挨拶を追記しました(汗)
2008/01/05 Sat 22:25:29
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
春霞様
 田辺様の書かれた本のご紹介、ありがとうございました。早速、注文いたしました。
 また村口様の出版されたご本なども、広くたくさんの方に読んで頂きたく思います。
 多くの方が、レストア腎移植を正しく理解し、助かる方々の命が一日も早く助かるようにと願うばかりです。
2008/01/07 Mon 01:03:24
URL | rikachan #-[ 編集 ]
>rikachanさん:2008/01/07(月) 01:03:24
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。


>田辺様の書かれた本のご紹介

ぜひ読んでもらいたくて取り上げてみました。マスコミの考え方がレストア腎移植肯定へ変わってきた証拠でもありますし。


>また村口様の出版されたご本なども、広くたくさんの方に読んで頂きたく思います。

hiroyukiさんのブログを見て、村口様の著書も注文しました。(アマゾンで注文したのですが当分届きそうになかったので、出版社の方へ注文し直しました。)


>多くの方が、レストア腎移植を正しく理解し、助かる方々の命が一日も早く助かるように

同感です。

昨年12月に、やっと国会で臓器移植法の質疑を始めたとの報道がありましたが、その後進展しているとの報道はありません。

「2007/12/11-12:32 臓器移植法で参考人質疑=改正案、ようやく本格審議入りか-衆院厚労小委

 臓器移植法改正案を審議する衆院厚生労働委員会の小委員会が11日、今年6月の設置以来初めて開かれた。参考人質疑で、各分野の専門家ら7人がそれぞれの立場から意見を陳述した。
 改正案は、年齢にかかわらず本人の拒否の意思表明がなければ家族の同意で臓器提供を可能とするA案と、現行15歳以上の提供年齢を12歳以上に引き下げるB案。昨年3月に提出された後、本格的な審議に入らない状況が続いていた。
 日本移植学会の寺岡慧理事は、多くの患者が移植を待ちながら亡くなっている現状を示し、改めてA案への改正を要望。一方、日本小児科学会の清野佳紀・大阪厚生年金病院長は、虐待を受けた子からの臓器摘出防止や小児の意見表明権を守るための基盤が整っていないと指摘、「数年間B案を施行し、基盤整備することが必要」と述べた。」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200712/2007121100418

レストア腎移植を認めず、かといって臓器移植法改正もしないのでは、臓器移植を待っている患者は見殺しです。早くなんとかしてほしいです。
2008/01/08 Tue 07:05:58
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/tb.php/773-5d060c88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
 billabongさんの「【記事】 旗ふるな、旗ふらすな、旗ふせよ、旗たため・・・・」のエントリーに「作家の城山三郎さん逝去、11月19日日比谷公会堂の佐高信さんとの対談の録音をご案内しておきます。ご冥福を心よりお祈りします。」のTBを飛ばし、やり取りしました。 ?...
2008/01/04(金) 10:31:32 | 携帯版雑談日記(徒然なるままに、)
否定は通過点に過ぎなかった -レストア腎移植- 2007年、平成19年も、残り1日となりました。 今年1年、「移植への理解を求める会」メンバーそして支援いただいた多くの会員の皆さま、万波誠先生をはじめ医療関係者の皆さま、そして私ども患者・家族にとって、激?...
2008/01/04(金) 21:08:32 | 万波誠医師を支援します
代理出産 に関する情報を最新ブログやユーチューブ、通販商品から検索してマッシュアップしてみました。
2008/01/05(土) 06:26:28 | マッシュアップサーチラボ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。