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2007/12/28 [Fri] 23:58:55 » E d i t
山口県光市事件裁判において、殺人罪などに問われた元少年の弁護人2人が昨年3月の上告審を欠席して弁論が開かれなかった問題をめぐり、第2東京弁護士会は、遺族の本村洋さんから懲戒請求が出ていた安田好弘弁護士を「懲戒しない」と決定しました。この報道について触れたいと思います。


1.まず報道記事をいくつか。

(1) 時事ドットコム2007/12/22-10:31

安田弁護士、処分せず=光市母子殺害-第二東京弁護士会

 山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪などに問われた元少年の弁護人2人が昨年3月の最高裁弁論を欠席し、遺族から懲戒請求された問題で、第二東京弁護士会は22日までに、主任弁護人の安田好弘弁護士を「懲戒しない」と決定した。
 元少年の上告審で、最高裁は昨年3月14日を弁論期日と指定していた。安田弁護士らは弁護人に就任して間もないことから訴訟記録の検討が不十分として期日延期を求めたが、却下された。期日前日に「当日は日弁連による裁判員制度の模擬裁判のリハーサルに重なる」として欠席届を提出し、出廷しなかった。
 遺族の本村洋さんが訴訟遅延行為に当たるとして、2人の所属弁護士会に懲戒請求を申し立てていた。」




(2) YOMIURI ONLINE(2007年12月22日3時6分)

光市母子殺害事件の安田弁護士懲戒せず…第2東京弁護士会

 山口県光市の母子殺害事件で殺人罪などに問われた元少年の弁護士2人が昨年3月、最高裁の弁論を欠席し、遺族から懲戒請求されていた問題で、第2東京弁護士会が主任弁護人の安田好弘弁護士(60)について「懲戒しない」とする決定をしていたことが分かった。

 決定は20日付。

 安田弁護士らは元少年の上告審の弁護人に就任したが、昨年3月14日、裁判員制度の模擬裁判のリハーサルに参加することや、事件記録の検討に時間が必要なことなどを理由に、最高裁の弁論を欠席した。遺族の本村洋さん(31)は、弁論欠席は訴訟遅延行為だとして、所属する弁護士会に懲戒請求していた。

 関係者によると、第2東京弁護士会の綱紀委員会は「模擬裁判のリハーサルと重なることを欠席の理由の一つにしたのは妥当ではなかった」としながらも、「被告の権利を守るため、やむを得ず欠席したもので、引き延ばしなどの不当な目的はなかった」と議決。これを受け、同弁護士会は懲戒せずの決定を下した。

 本村さんは、「弁護士会に襟を正してもらいたいと思って懲戒請求したが、免罪符を与えたような決定で残念。内容をよくみて納得できなければ、日本弁護士連合会に異議を申し立てたい」と話している。

 もう1人の足立修一弁護士については、広島弁護士会が今年3月、同様の決定を出している。

 2人の弁論欠席について最高裁は昨年3月、「何ら正当な理由に基づかずに出頭しなかったと認めざるを得ない」として、翌月に延期した弁論への出席を命じる初の「出頭在廷命令」を出した。

(2007年12月22日3時6分 読売新聞)」




(3) 共同通信(2007/12/25 17:11)

安田弁護士、懲戒せず 母子殺害の上告審欠席で

 山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪などに問われた元少年の弁護人2人が昨年3月の上告審を欠席して弁論が開かれなかった問題をめぐり、第2東京弁護士会は25日までに、遺族から懲戒請求が出ていた安田好弘弁護士を「懲戒しない」と決定した。決定は20日付。

 関係者によると、安田弁護士らは当時、弁護人になった直後のため「準備期間が必要な上、模擬裁判のリハーサルがある」という理由で弁論を欠席。遺族の本村洋さんが「正当な理由なく裁判を遅らせた」として懲戒を求めていた。

 同弁護士会の綱紀委員会は「リハーサルを欠席理由にしたのは妥当ではない」とした上で「欠席は被告の権利を守るためにやむを得ないもので、引き延ばし目的はなかった」と議決した。

 同じく懲戒請求された足立修一弁護士についても、広島弁護士会が既に懲戒しないと決定している。

2007/12/25 17:11 【共同通信】」




(4) 東京新聞2007年12月25日17時11分

安田弁護士、懲戒せず 母子殺害の上告審欠席で
2007年12月25日 17時11分

 山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪などに問われた元少年の弁護人2人が昨年3月の上告審を欠席して弁論が開かれなかった問題をめぐり、第2東京弁護士会は25日までに、遺族から懲戒請求が出ていた安田好弘弁護士を「懲戒しない」と決定した。決定は20日付。

 関係者によると、安田弁護士らは当時、弁護人になった直後のため「準備期間が必要な上、模擬裁判のリハーサルがある」という理由で弁論を欠席。遺族の本村洋さんが「正当な理由なく裁判を遅らせた」として懲戒を求めていた。

 同弁護士会の綱紀委員会は「リハーサルを欠席理由にしたのは妥当ではない」とした上で「欠席は被告の権利を守るためにやむを得ないもので、引き延ばし目的はなかった」と議決した。

 同じく懲戒請求された足立修一弁護士についても、広島弁護士会が既に懲戒しないと決定している。

(共同)」




2.安田好弘弁護士を「懲戒しない」と決定したことから、同じく懲戒請求された足立修一弁護士についても、広島弁護士会が既に懲戒しないと決定したため、これで最高裁での弁論を欠席した問題については、一応の決着をみたことになります。もっとも、本村さんは、日本弁護士連合会への異議を考えているようですが。


(1) これらの報道によると、「懲戒しない」との決定理由として次のことを挙げています。

「関係者によると、第2東京弁護士会の綱紀委員会は「模擬裁判のリハーサルと重なることを欠席の理由の一つにしたのは妥当ではなかった」としながらも、「被告の権利を守るため、やむを得ず欠席したもので、引き延ばしなどの不当な目的はなかった」と議決。これを受け、同弁護士会は懲戒せずの決定を下した。」(読売新聞)

「同弁護士会の綱紀委員会は「リハーサルを欠席理由にしたのは妥当ではない」とした上で「欠席は被告の権利を守るためにやむを得ないもので、引き延ばし目的はなかった」と議決した。」(共同通信)



刑事被告人には資格を有する弁護人を依頼する権利があり(憲法37条3項)、いかに多くの国民から、あるいは社会全体から指弾されている被告人であっても、その主張を十分に聞き入れた上で弁護活動をおこなう弁護人が必要であり、弁護人には、被告人の基本的人権を擁護する責務があるのです(「東京弁護士会、光市事件の弁護士懲戒せず~正当な弁護活動であるがゆえ」参照)。

そうすると、裁判での弁論期日において被告人の弁護が十分にできないのであれば、期日の延期を申し出ることになり(通常は延期するのに、なぜか最高裁は延期を認めなかった)、万が一延期が認められない場合には、被告人の利益のため、やむを得ず弁論期日を欠席してでも、充実した弁護に努めるのが弁護人としての責務であるということなのだと思います。

今回の事件では、1、2審判決においては無期懲役という判断であったのに、最高裁において突如として弁論を開くことを決定したことで死刑判決となる可能性が高くなった以上、最高裁での弁論は通常1回のみであるため、その1回の弁論において死刑判決回避のため相当な準備を要することになるわけです。差し戻し控訴審での充実した審理からすると(「光市事件・差し戻し控訴審が結審~弁護団への過剰な批判で喜ぶものは誰なのか?」参照)、安田弁護士や足立弁護士が、相当な準備のため、最高裁での弁論を欠席することもやむを得ないものがあったといえるかと思います。

もちろん、いつでも弁論を欠席してもいいとは思いませんし、「模擬裁判のリハーサルと重なることを欠席の理由の一つにしたのは妥当ではなかった」のでしょう。そうであるとしても、今回の事件では(差し戻し審での審理も考慮すれば)「正当な理由なく裁判を遅らせた」ものではなく、「被告の権利を守るため、やむを得ず欠席したもので、引き延ばしなどの不当な目的はなかった」と議決したことは、妥当であったと考えます。



(2) ただ、本村さんは不満を持っているようです。

「本村さんは、「弁護士会に襟を正してもらいたいと思って懲戒請求したが、免罪符を与えたような決定で残念。内容をよくみて納得できなければ、日本弁護士連合会に異議を申し立てたい」と話している。」


迅速な裁判を受ける権利(憲法37条1項)は被疑者及び被告人の権利であって、被害者の権利ではありません。ですから、被害者遺族である本村さんが、「正当な理由なく裁判を遅らせた」と強調したとしても、迅速な裁判を受ける権利の権利者ではないため、いささか筋違いの主張のように思います。

また、被害者であっても懲戒請求はできますが、被害者は訴訟の当事者ではないのですから、訴訟追行につき、口を出す権利もありません。ですから、やはり被害者遺族である本村さんが、「正当な理由なく裁判を遅らせた」と強調したとしても、説得力の欠けた主張のように思います。

弁護士および弁護士法人は、弁護士法や所属弁護士会・日弁連の会則に違反したり、所属弁護士会の秩序・信用を害したり、その他職務の内外を問わず「品位を失うべき非行」があったときに、懲戒を受けます(弁護士法56条)。このように、懲戒請求は、一個人の弁護士(及び弁護士法人)の不祥事などを正すものですから、「弁護士会に襟を正してもら」うための制度ではないのです。本村さんは懲戒請求制度を誤解しているようです。誤解しているからこそ、「免罪符を与えたような決定」などと勘違いしてしまうのでしょう。


しかも、本村さんは、差し戻し控訴審をすべて傍聴し、差し戻し控訴審での審理状況を知っているのですから、安田弁護士らが「被告の権利を守るため、やむを得ず欠席したもので、引き延ばしなどの不当な目的はなかった」と容易に理解できたはずです。それなのに、本村さんは「正当な理由なく裁判を遅らせた」と主張し続けるのです。

おそらくは、本村さんにとっては、さっさと早く死刑判決を下してほしいだけであって(だから、最高裁で自判してほしかったと主張していた)、刑事弁護などどうでもよく、差し戻し控訴審での審理さえもどうでもいいのです。だからこそ、本村さんは、「正当な理由なく裁判を遅らせた」と主張し続けるのでしょう。




3.今回の本村さんによる懲戒請求は、懲戒請求制度への理解に欠けているばかりでなく、根底には刑事弁護制度の理解が欠けていることに問題があるように思います(「橋下弁護士の懲戒請求扇動訴訟~弁護士は誰のためにいるのか?」「東京弁護士会、光市事件の弁護士懲戒せず~正当な弁護活動であるがゆえ」)。

今後、本村さんが、刑事弁護制度や懲戒請求制度につき正しく理解することはないのでしょうが、一般市民は、刑事弁護制度や懲戒請求制度を正しく理解してほしいと思います。公平な裁判にとって刑事弁護制度は不可欠あり、懲戒請求の濫用は刑事弁護を妨害するものですから、裁判員として裁判に携わる市民にとって刑事弁護の正しい理解もまた不可欠だからです。

テーマ:裁判 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
 本村氏は日本社会をミスリードした人物の一人として歴史に名を残す事になると、私は現況を見ています。
 それにしても、この人の経歴を見ると、ある程度の高い教養を得る機会を持つ事が出来た人であるようなのに、何故このような状況(日本社会へのミスリード的言動)をもたらすのか不思議です。大人としての、また、高度な教養に触れる機会に在った者としての責任についても、そろそろ自覚してよいのではないでしょうか。
2007/12/29 Sat 02:29:29
URL | akirame #LZtIdfV6[ 編集 ]
疑問
 私のほうへ、TB・コメントありがとうございました。全く、同感です。

>しかも、本村さんは、差し戻し控訴審をすべて傍聴し
>容易に理解できたはずです。それなのに、本村さんは「正当な理由なく裁判を遅らせた」と主張し続けるのです。
>さっさと早く死刑判決を下してほしいだけであって(だから、最高裁で自判してほしかったと主張していた)、刑事弁護などどうでもよく、差し戻し控訴審での審理さえもどうでもいいのです。

 疑問に思っていることがあります。
 傍聴し続けてらしたのですから、法廷で被告人や弁護人が明らかにした事実は、検察官が主張しメディアが煽った凶悪な事実(力一杯首を絞めた。強姦した。赤ちゃんを頭上から叩きつけた等々)とは明らかに異なるわけで、むしろご遺族には一抹の救いにもなるのではないかと思います。が、本村氏はそれに耳を貸そうとしておられない。残忍な残虐な事実(検察側ねつ造)のほうを信じたがっているように見受けられます。それが本村氏の人間性なのかなと、むごい事を言うようですけど、思ったり致します。

>根底には刑事弁護制度の理解が欠けていることに問題があるように思います
>刑事弁護制度や懲戒請求制度につき正しく理解することはないのでしょうが、

 本村氏は意見陳述で、「素晴らしい人たちに出会えた」と、ご自分の人生を振り返っていらっしゃいました。ならば、懲戒請求に関して、正しいアドバイスをして差し上げる一人もいなかったのでしょうか。今回の決定で、本村氏は更に傷つき、不満を募らせる結果になったと思います。お気の毒です。
2007/12/30 Sun 11:56:35
URL | 来栖宥子 #mQop/nM.[ 編集 ]
こんばんは。


>また、被害者であっても懲戒請求はできますが、被害者は訴訟の当事者ではないのですから、訴訟追行につき、口を出す権利もありません。

確かに現行法においてはそうなのでしょうが、被害者参加制度が導入されれば状況は変わってくると思いますが。「訴訟の当事者」として法的に認められることになるわけです。もちろん光市事件の公判には適用されないでしょうけれど。
もっとも、春霞さんはこのような制度には反対なのでしょうね。


>刑事弁護などどうでもよく、差し戻し控訴審での審理さえもどうでもいい
>今後、本村さんが、刑事弁護制度や懲戒請求制度につき正しく理解することはないのでしょうが


本村氏の言動を快く思っていらっしゃらないことはわかりますが、ここまで言うのは行き過ぎだと思います。
もとより被害者遺族を批判してはいけないなどということはありません。私にしても氏の主張に全て賛同しているわけではありません。が、「刑事弁護などどうでもいい」とまで断言できるのか疑問なしとしません。
2007/12/30 Sun 23:55:22
URL | DH #-[ 編集 ]
>akirameさん:2007/12/29(土) 02:29:29
はじめまして、コメントありがとうございます。


>本村氏は日本社会をミスリードした人物の一人として歴史に名を残す事になると、私は現況を見ています。

本村さんは被害者救済制度の充実に寄与したとして名を残すとともに、過度な重罰化へも寄与した方として名が残るでしょうね。

被害者遺族ですから、感情論を吐露することには何も問題視する気はありません。しかし、懲戒請求にせよ、法律問題に関してたびたび間違いを述べていて、しかもそれを問題視する方があまりにも少ないのが問題だと思います。専門家は無視するとしても、間違った法律論が市民に間に流布され信じてしまうのは問題だからです。
2007/12/31 Mon 23:03:49
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>来栖宥子さん:2007/12/30(日) 11:56:35
コメントありがとうございます。


>残忍な残虐な事実(検察側ねつ造)のほうを信じたがっているように見受けられます。それが本村氏の人間性なのかなと

本村さんはずっと真実を知りたいと言っていたのですが、本当は真実を知りたいのではなく、単に死刑を求めているだけということなのでしょうね。検察側の主張が間違っていれば、死刑になりえないのですから、死刑にならない事実は受け入れないわけです。

本村さんは、最初から過激な言動を行っていましたし、「真実を知りたい」と言っていたのも虚勢を張っていただけなんだろうなと思うのです。本音は別だったわけです。本村さんは見栄っ張りな人間性があるのかもしれませんね。
2007/12/31 Mon 23:15:26
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>DHさん:2007/12/30(日) 23:55:22
コメントありがとうございます。お久しぶりですね。


>確かに現行法においてはそうなのでしょうが、被害者参加制度が導入されれば状況は変わってくると思いますが。「訴訟の当事者」として法的に認められることになるわけです

訴訟の当事者である検察官が、弁護士に対して懲戒請求をすることはありません。訴訟追行での問題は訴訟中で決着を付けることになっているからです。

被害者参加制度が導入されれば、被害者は訴訟で文句を言わなければならなくなるので、判決後に、「正当な理由なく裁判を遅らせた」として懲戒請求することは、ますます無理になります。


>春霞さんはこのような制度には反対なのでしょうね

被害者参加制度については、成立前に一度触れたことがありますが、批判的な立場です。↓ただ、成立しているので今更どうしようもないですが。
「「被害者参加制度」導入に伴う刑事訴訟法改正案を上程~被害者・遺族を“訴訟の当事者”とするのは妥当なのか?」
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-336.html

批判的な理由は色々ありますが、法廷に立つだけでもストレスと緊張は大変なものなのに、被害者及び被害者遺族は訴訟を理解して参加するという負担も伴うのです。しかも法廷で何も言わなければ納得したと推認され、被害者の言動は、加害者に有利になることさえあります。
このように、被害者参加制度は、被害者側にとって不利益なる可能性が大きいことを理由として批判的な立場を採っています。被害者参加制度は、決して被害者にとってバラ色の制度ではないのです。


>本村氏の言動を快く思っていらっしゃらないことはわかりますが、ここまで言うのは行き過ぎだと思います
>「刑事弁護などどうでもいい」とまで断言できるのか疑問なしとしません。

本村さんの言動については何度か触れていますが、とても刑事弁護を正しく理解しているとは思えません。ですので、「刑事弁護などどうでもいい」のだろうと書いたのです。

「刑事弁護などどうでもいい」とまで断言できるのか疑問だそうですが、本村さんが刑事弁護を正しく理解している言動ってどれほどあるのでしょう? 結構、本村さんを「弁護」するのは難しいように思いますけど。

被害者の感情論に文句を言う気はありません。しかし、被害者だからといって、どんなに間違った法律論を述べても許されるわけではないのです。裁判は法律の適用を問題にしているのですから。

ですから、法律論である限り、被害者の言い分であっても間違いを指摘することは妥当なことだと思います。被害者の言い分だからといって、遠慮して何も言わなかったり、言いすぎだと他人に遠慮を求めるのはおかしなことです。
2007/12/31 Mon 23:29:13
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
刑事訴訟法を知らない本村氏
お久しぶりです.広島 YMCA に関わり「光市事件裁判を考える会」にて本村氏のでたらめぶりを集会などで訴え続けています.

春霞さんの「本村さんは、最初から過激な言動を行っていましたし、「真実を知りたい」と言っていたのも虚勢を張っていただけなんだろうなと思うのです。本音は別だったわけです。本村さんは見栄っ張りな人間性があるのかもしれませんね。」はそのまま当たっていて,実は彼の広大時代のビデオ店での貸し借り記録が手許にあります.これを見ると確かに犯人は元少年でなく本村氏であるとしか読めません.

見栄っ張りなのは単純に「偏差値」だけで広大の文系に受かってしまっただけなんじゃ?と穿った見方をしています.そもそも,新入社員に近い若い社員が,あれだけマスコミへ出張って(当然仕事もさぼって),減給や解雇を言い渡されない方がおかしい.となると,死刑存続を意図する「日本会議」という政治団体に属する新日鉄がわざと閑職に置きながらマリオネットとして使っている可能性がある.逆に言えば私たちの提出した証拠によって山口県警科捜研のデタラメ捜査が証明されれば,本村氏は一気に刑事告発され被告人となり,新日鉄からは馘にされるてなモーソーが見えてくる訳です.

「被害者の言い分」についてはスーパーで試食を食べてみて,そのソースが服についた弁償しろと脅してる連中と同次元の話なので,意味がないですね(笑)
2008/01/07 Mon 03:03:35
URL | kaetzchen #HfMzn2gY[ 編集 ]
広島大学とは……
arirame さん,こんにちは.

>それにしても、この人の経歴を見ると、ある程度の高い教養を得る機会を持つ事が出来た人であるようなのに、何故このような状況(日本社会へのミスリード的言動)をもたらすのか不思議です。大人としての、また、高度な教養に触れる機会に在った者としての責任についても、そろそろ自覚してよいのではないでしょうか。

についてですけど,これは本村氏が元々「広島大学文系」に進学していたという事実から,ある程度導き出せる結論だと思います.

つまり,広島大学は現在,医歯薬系が市内に,水産学部が福山に,そして瀬野-八本松の急峻な坂を登った山の上にある西条キャンパスに残りがあるのです.

言ってみれば,広島大学というのは一種の「筑波大学」であり,医歯薬水産系以外のキャンパスは街中へないため,人間教育がなされない,社会人と触れ合う機会がないということになります.私の知人も広大医学部に勤めてますが,たまに西条キャンパスへ行くとまるで遊園地みたいという感想を漏らします.

遊園地みたいな,教育学部中心のキャンパスで,しかも人間的な街並みもなく,つまり人工的な街並みで街の人々とは金銭のやり取りだけてな大学時代を過ごせば,誰でも人間的に未発達になる可能性はなきにしもあらずですね.

あえてきついことを書きましたけど,街の中にキャンパスがない大学なんて,行くだけ無駄です.つまり,教養なんて得られるはずがない.そもそも教養部がないんですから,この大学には(笑)
2008/01/07 Mon 03:17:51
URL | kaetzchen #HfMzn2gY[ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/01/07 Mon 16:03:01
| #[ 編集 ]
>非公開コメントの方へ:2008/01/07(月) 16:03:01
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

ご連絡ありがとうございます。ご要望の件、ご遠慮なく宜しくお願いします。
2008/01/07 Mon 22:37:36
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
こんばんは。

どうも誤解されているようなので一言。

>訴訟の当事者である検察官が、弁護士に対して懲戒請求をすることはありません。訴訟追行での問題は訴訟中で決着を付けることになっているからです。
>被害者参加制度が導入されれば、被害者は訴訟で文句を言わなければならなくなるので、判決後に、「正当な理由なく裁判を遅らせた」として懲戒請求することは、ますます無理になります。


私が言いたかったのは、被害者参加制度が導入されれば、従来とは異なり被害者自身が「訴訟の当事者」として認められるという意味であって、懲戒請求ができるようになる、或いはそれを支持する、という意味ではありません。
2008/01/07 Mon 23:22:36
URL | DH #-[ 編集 ]
>kaetzchenさん:2008/01/07(月) 03:03:35・2008/01/07(月) 03:17:51
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

コメント、お久しぶりです。


>新入社員に近い若い社員が,あれだけマスコミへ出張って(当然仕事もさぼって),減給や解雇を言い渡されない方がおかしい

確かに、本村さんは、ずっと公判で傍聴していて、仕事の面で困ったりしないのだろうかと、思いますね……。もっとも、本村さんの動向を詳しく知っているわけではないのでなんとも言えないのですが。
2008/01/08 Tue 07:08:52
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
いつも過激なことを書いてすみません
春霞さん,あけましておめでとうございます.と言っても,私たちクリスチャンの間では既にクリスマスに年が明けているのですけどね.クリスマスの後は市民ホールでドイツ語で(当たり前か)第九を歌って,大晦日の前日はエレクトーンで讃美歌を弾いていました.

恐らく,日本で光市事件に関して死刑は不当であり単なる傷害致死事件に過ぎない,ましてや被告と原告とが入れ代わる可能性の物的証拠もあると言っているのは,私たち YMCA くらいのものかも知れません.心臓病で入院中の親父はテレビ漬けなので,持っていったパンフレットを目の前でお前はキチガイだと言って破り捨てました(笑)

今年からは本丸の山口県でゲリラ活動を始めようとしてますけど,広島でも右翼の街宣車ががなり立てたりしているので,果たしてどうなることやら.もっとも山口の県民性として「井の中の蛙」という性質が強いので,案外「無視」されるかも(笑)

そういう訳で,私自身が重度の視覚障害者になったせいもあり,人権意識丸出しで活動する一年になりそうな雰囲気です.横浜の男の子もトラックバックの通り,無事見つかりました.ほんの少しでも弱者に優しい行政が動き出すと良いですね.

# 先日,ある交差点の信号で音が鳴らないため,携帯電話で市内の警察署に電話したらすぐに修理してくれたので,行政の動き方次第なんだなという気がしてなりません.
2008/01/08 Tue 19:41:10
URL | kaetzchen #HfMzn2gY[ 編集 ]
>DHさん:2008/01/07(月) 23:22:36
明けましておめでとうございます。コメントありがとうございます。


>どうも誤解されているようなので一言
>私が言いたかったのは、被害者参加制度が導入されれば、従来とは異なり被害者自身が「訴訟の当事者」として認められるという意味

それはなかなか難しい文章理解ですね。そういう意味ならば、エントリーである懲戒請求とは全く無関係のコメントなのですから。「エントリーとは無関係のコメントですが」と書いて下さいね。


>2007/12/30(日) 23:55:22 | URL | DH
>>また、被害者であっても懲戒請求はできますが、被害者は訴訟の当事者ではないのですから、訴訟追行につき、口を出す権利もありません。
>確かに現行法においてはそうなのでしょうが、被害者参加制度が導入されれば状況は変わってくると思いますが。

「現行法においてはそう」と言う文章の「そう」とは何を指すのか不明ですし、「状況」と言うことは制度論とは別の意味なのだろうか分からないし、「状況は変わってくる」の意味も、法律的に何がどう変わるのか意味不明です。これで、誤解するなと言われてもね~。


>従来とは異なり被害者自身が「訴訟の当事者」として認められる
>「訴訟の当事者」として法的に認められることになる

「(法的に)認められる」とまで書くと法律的には間違いです。当事者主義訴訟構造は堅持していることには変わりがないのですから。
そうなるとDHさんの言いたいことはどういう意味になるのでしょうね……。

DHさんの書くことは法律的な間違いが多いので、寛容さをもって間違いを指摘せずにおいたのに(苦笑) でも、DHさん自らがわざわざ明示してきたのですから仕方ありません。


ならばついでに。

>2007/12/30(日) 23:55:22 | URL | DH
>「刑事弁護などどうでもいい」とまで断言できるのか疑問なしとしません。

「断言できるか疑問」だというのであれば、本村さんが刑事弁護を大事に思っているという証言を5~6個ぐらい示して下さいね。DHさんは、なんとなく感覚的に疑問だったというだけなんでしょうけど。
2008/01/08 Tue 23:09:35
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>kaetzchenさん:2008/01/08(火) 19:41:10
コメントありがとうございます。


>いつも過激なことを書いてすみません

……(^^ゞ
人それぞれ考え方が違うのですから、思うところを述べていいと思います。


>広島でも右翼の街宣車ががなり立てたりしているので,果たしてどうなることやら

そうなんですか。お気をつけください。最近は東京でめっきり右翼の街宣車が減ってしまったので、移動したのでしょうか。


>横浜の男の子もトラックバックの通り,無事見つかりました

無事に見つかって良かったです。報道によると、家出したとのことですが、男の子ならそれもありでしょう。ただ、家出が本当のことなら、今後は連絡をして家出してほしいですね。
2008/01/09 Wed 23:38:05
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
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2007/12/29(土) 10:08:27 | 携帯版雑談日記(徒然なるままに、)
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2008/01/09(水) 08:38:28 | Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen
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2008/01/10(木) 07:49:25 | ,光市事件:第二東京弁護士会、
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