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主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
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2007/11/16 [Fri] 23:46:30 » E d i t
参院外交防衛委員会は、11月15日午後、防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=との癒着が明らかになった防衛省の守屋武昌前事務次官(63)を証人喚問しました。守屋氏は、この日も最初は「迷惑をかけるので名前は差し控えたい」と拒んでいましたが、とうとう、宮崎容疑者との宴席について、久間章生元防衛相ら四人で会食したことや、米国防総省OBを囲む会に額賀福志郎財務相(元防衛庁長官)が同席したことを明らかにしたのです。


1.報道記事をいくつか。

(1) 朝日新聞平成19年11月16日付朝刊1面

守屋氏喚問で「宴席に額賀・久間氏」 民主、問責も視野
2007年11月16日00時56分

 防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)は15日、参院外交防衛委員会での証人喚問で、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領などの容疑で逮捕=との宴席に額賀福志郎財務相と久間章生元防衛相が同席していたことを明らかにした。額賀、久間両氏は防衛庁長官経験者で、喚問終了後、いずれも「記憶にない」などと話した。民主党は衆院で両氏の証人喚問を求めるなど、国会での説明を要求。同党は現職閣僚である額賀氏の問責決議案の提出も視野に入れており、進退問題に発展する可能性もある。海上自衛隊の給油活動再開のための補給支援特措法案を、12月15日まで延長した今国会の会期内に成立させることは厳しい情勢となった。

 2度目となった証人喚問で守屋氏は、宮崎元専務との宴席に同席した2人の政治家の名前を初めて明らかにした。10月29日の衆院テロ対策特別委員会での証人喚問では、「名前をはっきり言うだけの自信と日付もわからないので、答弁を控える」として、名前は出さなかった。

 守屋氏の証言によると、額賀氏が出席した会合は一昨年くらいで、米国防総省のジェームズ・アワー元日本部長が来日した時に東京・神田の料亭で開かれた。守屋氏が出向くと、すでに宮崎元専務がおり、次いで額賀氏が顔を見せたが、最初に帰った。他の政治家も同席したという。

 久間氏が参加した宴席は2、3年前。旧防衛庁近くの東京・六本木の料亭で開かれた。日米の国防族議員らによる年2回のシンポジウムを主催する「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀・常務理事から「大臣と飲むから来ないか」と誘われ、出向いたという。守屋氏が到着して間もなく久間氏は引き揚げ、その後は守屋氏、秋山氏、宮崎元専務の3人で飲んだという。話した内容は「覚えていない」と述べた。

 額賀氏は15日夕、財務省で記者団に「全く記憶にない。これまで宮崎氏や守屋氏から接待を受けたことはない」と全面的に否定。一方、久間氏は朝日新聞の取材に対し「3年ほど前の話なので、記憶に自信がない」としながらも、4人の会合については「あり得るかもしれない」と含みを持たせた。

 この日の喚問で守屋氏は、ヘリコプター装備品納入代金を山田洋行が水増し請求したとされる問題で、当時防衛局長だった守屋氏が担当課に電話をしていたとされる点について「記憶が一切ない」と述べた。

 また、次期輸送機(CX)のエンジン調達に絡み03年8月に開かれた装備品審査会議の段階で、山田洋行が米ゼネラル・エレクトリック社の代理店だったことを前回の証人喚問で「知らなかった」と答えていた問題についても改めて「当時の認識として一切記憶がない」と語った。

 ゴルフや飲食などの過剰な接待を受け続けていたことについては「それが刑事罰に該当するということであれば、逃れる考えは全くない」と述べた。そのうえで、石破防衛相から自主返納を求められていた退職金について「受け取る資格はない。返納する覚悟でございます。申し訳ございません」と返納に応じる考えを示した。

 政治家から契約関係で何らかの圧力を受けたことがあるかどうかも問われた。守屋氏は、建設関係で政治家から相談を受け、担当部署を紹介した記憶はある、と述べた。

 前回の証人喚問後に明らかとなった、同氏の側近とされる防衛政策局の課長(47)との不透明な資金のやり取りについても質疑があった。

 守屋氏の証言によると、10年前、父親から相続した山を売ってできた資金があり、この課長から「少し増やしてあげますよ。貸してください」と言われて、2500万円と2000万円の2回に分けて貸したという。

 しかし、返済が困難となり、5年ほどかけて何回かに分けて返済された、と説明した。上司・部下の間の巨額な貸し借りについて守屋氏は「金を増やしてあげるという言葉に乗った甘さがあった」と釈明した。

     ◇

 守屋氏が額賀、久間両氏の宴席同席を明らかにしたことを受け、民主党は15日夜、衆院テロ対策特別委員会で両氏の証人喚問を求める考えを自民党側に伝えた。民主党など野党は、現職閣僚である額賀氏が「記憶にない」と、守屋氏の証言と食い違う説明を繰り返してきたことを特に重視、額賀氏が財務相を続ければ「予算編成に支障が生じる」などとして、自発的な辞任も求める構えだ。

 これに対し、福田首相は15日夕、首相官邸で記者団に「額賀氏から『宮崎、守屋両氏から接待を受けたことはない。仮にその会合に出席していたとしても、誰が出席していたか覚えていない』という報告があった」と明らかにした。そのうえで「そういう会合に出ることは政治家としてよくあることだ」と述べ、説明責任を果たせば同席自体は問題ないという認識を示した。

 自民党は両氏の証人喚問には応じず、国会の委員会などで説明すればよいとの立場だが、与野党逆転の参院に舞台を移した補給支援特措法の審議に大きな影響を与えることは必至だ。

 与野党は19日の参院本会議での審議入りに向けて協議をしていたが、民主党は15日、証人喚問後の与野党の参院国対委員長会談で、「証人喚問の結果を受けて疑惑解明を徹底しなければ、給油新法に話が行ける状況でない」として、19日の審議入りには応じられないとの考えを伝えた。

 審議入りは早くても26日以降にずれこむ見通しで、12月15日の会期末までに十分な審議時間を確保することは困難な情勢だ。年末には来年度予算編成が控えており、政府・与党は疑惑の行方を見定めたうえで、再延長してでも今国会成立をめざすのか、継続審議などの道を探るのか、難しい判断を迫られることになる。

 民主党は額賀氏が辞任に応じない場合には、参院で問責決議案の提出も検討する構え。額賀氏は防衛庁長官時代の98年10月、同庁の装備品調達を巡る不祥事に絡み、参院で問責決議を可決され、辞任したことがある。額賀氏の進退問題に発展すれば、福田政権に深刻なダメージとなることは避けられない状況だ。」



(2) 朝日新聞平成19年11月16日付朝刊37面

 「覚悟決め「久間」「額賀」 守屋前次官「罰逃れない」
2007年11月15日20時44分

 覚悟を決めたのか。15日午後、参院の証人喚問にのぞんだ守屋武昌・前防衛事務次官(63)は、これまでかたくなに口をつぐんでいた政治家の名を一転して、明かした。一方、追及の矛先が防衛省全体に向けられると、涙ぐむ場面も。前次官を300回以上にわたってゴルフ接待していた軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)が東京地検に逮捕されてから1週間。守屋前次官は自らの「刑事責任」にも言及した。

 「あの、それでは、あの申し上げますけども、えー、久間先生と、あの、額賀先生ではなかったかと思っております」

 午後1時に証人喚問が始まって40分近くが過ぎたころだった。守屋前次官が、山田洋行の宮崎元専務と一緒だった宴席に同席していた政治家として、久間章生・元防衛相と、元防衛庁長官の額賀福志郎・財務相の名前を挙げると、委員会室が一瞬静まりかえった。

 冒頭の答弁はのらりくらりだった。「宮崎さんに確認しないで、えー、私が、あのー、政治家の方のお名前を申しますとですね、その方にご迷惑をおかけすることになりますので、軽々にお名前を申し上げるわけにはいかない」。10月29日に衆院で行われた証人喚問でも、「答弁を控える」だった。

 ところが、浅尾慶一郎委員(民主)に、「『思う』と付けていただいて結構」「包み隠さず証言するという宣誓と異なるのではないか」などとたたみかけられると、守屋前次官は両目をギュッと閉じた。苦渋の表情を浮かべた後、決意したかのように立ち上がって切り出した。

 額賀氏との会合は「はっきり覚えておりまして」と語り、場所が東京・神田の料亭だったことや、出席者が来た順番などを明かした。山本一太委員(自民)に「記憶は確かか」とただされても、否定しなかった。

 自らの職務権限や便宜供与に関する疑惑に話が及ぶと、「記憶にございません」を連発。省内で調達品を選ぶ「装備審査会議」での関与については、委員長に補足説明する機会を求め、各部隊で決められた装備品の選定方針を「覆すというのは、よほどのことがない限りはできない」と語気を強めた。

 宮崎元専務が逮捕されたことが影響したのか。この日の守屋前次官は覚悟を決めたかのように「責任」という言葉を何度も口にした。

 「今日の疑惑を起こした私の責任を逃れる考えは全くありません。それが刑事罰に該当するということであれば、それを逃れる考えは全くありません」。前次官は、退職金を返納する考えを示すとともに、自らが捜査の対象になっていることを示唆した。

 一方、防衛省全体の構造に問題があるのではないかという問いには、声を震わせて反論。「一生懸命仕事をしている多くの隊員が疑惑の目で見られることが私には一番つらい」「私のことをもって多くの隊員がそうであるふうにとっていただかないようお願いします」。懇願するような守屋前次官の目には、うっすらと涙が浮かんでいた。」



(3) 東京新聞平成19年11月16日付朝刊1面

 「額賀財務相久間元防衛相『記憶にない』
2007年11月16日 朝刊

 額賀福志郎財務相は十五日夕、防衛省の守屋武昌前事務次官が同日の参院外交防衛委員会で、防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸容疑者との宴席に額賀氏が同席していた、と証言したことについて「まったく記憶にない」と否定した。財務省内で記者団の質問に答えた。財務相はこれに加え「宮崎さんや守屋さんから接待を受けたことはない」と強調した。

 守屋氏は、ジェームズ・アワー元米国防総省日本部長を東京・神田の料理屋に招いた会合に、財務相が同席したと証言。財務相は「アワーさんとの会合に出席したようなことはまったくない」と否定。ただ、宮崎容疑者との接点について「会食は二人でやったことはない。数人とか多勢ではあると思う」と述べた。

    ◇

 自民党の久間章生元防衛相は十五日、守屋武昌前防衛事務次官が同日の証人喚問で、防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者との宴席に久間氏も同席したと証言したことについて「全く記憶にないが、全否定するほど記憶が確かでない。行政をゆがめたことはない」と述べた。共同通信社の電話取材に答えた。

 久間氏は「解離性大動脈瘤(りゅう)」のため、十月末から都内の病院に入院している。」




2.軍需専門商社「山田洋行」の元専務との宴席に同席したのは、防衛庁長官を務めた久間章生氏と額賀福志郎・財務相だったそうです。久間氏と額賀氏は、ともに「記憶にない」としていますが、2人が同席したそれぞれの会合の場所や他の出席者、会合の趣旨などを語り、証言はかなり具体的ですから、守屋氏の発言が虚偽とすることはかなり困難です。


 「宮崎元専務、額賀氏と同席、久間氏を接待認める
2007年11月16日13時24分

 軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=が、額賀福志郎財務相と宴席で同席していたことや、久間章生元防衛相を接待していたことを認めていることが16日、関係者の話でわかった。守屋武昌前防衛事務次官(63)も15日の証人喚問で、同様の証言をしていた。これに対し、額賀財務相は「全く記憶にない。これまで宮崎氏や守屋氏から接待を受けたことはない」などと全面否定している。

 関係者によると、宮崎元専務は、額賀氏との同席について、著名な財界人が自分や守屋氏ら約10人を呼んだ席だったと話しており、自分はその費用を負担していないとしているという。

 また、久間氏については、これまで宮崎元専務が久間氏と飲食をともにしていたことが判明していたが、これについても元専務は久間氏を接待したことを認めているとされる。ただ、宮崎元専務は、いずれの会合についても、場所や日時を明確にしていないという。」(asahi.com(2007年11月16日13時24分)


このように、「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者までも、額賀福志郎財務相と宴席で同席していたことや、久間章生元防衛相を接待していたことを認めており、守屋氏の発言と一致しているのです。さすがにこれでは、守屋氏の発言はまず正しいとみた方がよいと思われます。

そうすると、この証人喚問により、「海上自衛隊の給油活動再開のための補給支援特措法案を、12月15日まで延長した今国会の会期内に成立させることは厳しい情勢となった」(朝日新聞)とともに、現職閣僚の名前が出ておりしかもその証言が正しい可能性が高いのですから、福田政権にとって致命的になる可能性が出てきたのです。



(1) この証人喚問により、水面下で結びつく、防衛産業を巡る人脈の一端が明るみになりました。

 「日米防衛人脈、明るみに

 防衛産業も含めた「政・官・業」の不透明な防衛人脈が、15日の証人喚問で、うっすらと浮かび上ってきた。

 守屋氏は、宮崎容疑者との宴席に同席していた防衛庁長官経験者が久間元防衛相と額賀財務相だったと証言した。そのうえで、社団法人「日米平和・文化交流協会」常任理事の秋山直紀氏と、ジェームズ・アワー元国防総省日本部長(米バンダービルト大日米研究協力センター所長)らも、その宴席に同席していたことを明らかにした。

 同協会は、元防衛庁長官の瓦力氏が会長を務め、久間氏や民主党の前原誠司前代表ら与野党の国防族、日本の軍需産業幹部、さらにはコーエン元国防長官など米国防関係者も理事に名を連ねる。いわば「日米政界と軍需産業をつなぐパイプ役」の団体だ。15日の参院外交防衛委員会で参考人招致された山田洋行の米津佳彦社長も理事を務める。

 「交流の場」の中心人物が、その世界で「フィクサー」とも呼ばれる秋山氏。秋山氏は金丸信・元自民党副総裁(故人)と近く、旧経世会人脈に強いと言われている。

 この日の喚問で守屋氏は、久間、宮崎氏との会合に出席した経緯について「大臣と飲むから来ないかと言われた」と語り、秋山氏の呼びかけだったことを明かした。

 同協会は、毎年5月の大型連休中には米国、秋には東京で、日米国防族議員らが交流する「日米安全保障戦略会議」を開催している。今年5月には額賀氏を団長に「訪米ツアー」を実施した。

 今月上旬に東京で開かれた同会議では、参加者リストにあった石破防衛相や前原氏ら主な政治家が出席を見送るなか、入院中の久間氏からはビデオメッセージが届いた。インド洋からの海上自衛隊の撤収に言及し「『日本政府は米国の言いなりではないか』という議論に偏ってしまった」などと語った。

 同会議の目的について、瓦氏は「政官学産の枠を超えた交流」と紹介したが、癒着の温床との指摘もある。

 一方、額賀氏との会合に同席したアワー氏ついて守屋氏は、23年前に付き合いを始めた宮崎氏から「海外の人とも知り合った方がいい」と言われ、紹介された人物の一人だったことも証言。15日の委員会では山田洋行の米津社長が、アーミテージ元米国務副長官が経営するコンサルタント会社と同社が契約していたことも明らかにした。

 日米の政界と、それに連なる軍需産業。「防衛利権」の構図の一端が垣間見えつつも、守屋氏は会合の中身について「まったく覚えていない」と明かさなかった。

 「防衛省で利権のスキャンダルが次々と出てくることについて、防衛産業と巨大利権、不透明な政官業の癒着が内在している構造的な問題があるということは?」

 15日の喚問で、自民党の山本一太氏の質問に守屋氏はこう答えた。

 「私どもの組織は決してそういう組織ではない」」



この証人喚問により、「防衛産業も含めた『政・官・業』の不透明な防衛人脈の一端が明らかになりました。

「守屋氏は、宮崎容疑者との宴席に同席していた防衛庁長官経験者が久間元防衛相と額賀財務相だったと証言した。そのうえで、社団法人「日米平和・文化交流協会」常任理事の秋山直紀氏と、ジェームズ・アワー元国防総省日本部長(米バンダービルト大日米研究協力センター所長)らも、その宴席に同席していたことを明らかにした。

 同協会は、元防衛庁長官の瓦力氏が会長を務め、久間氏や民主党の前原誠司前代表ら与野党の国防族、日本の軍需産業幹部、さらにはコーエン元国防長官など米国防関係者も理事に名を連ねる。いわば「日米政界と軍需産業をつなぐパイプ役」の団体だ。15日の参院外交防衛委員会で参考人招致された山田洋行の米津佳彦社長も理事を務める。

 「交流の場」の中心人物が、その世界で「フィクサー」とも呼ばれる秋山氏。秋山氏は金丸信・元自民党副総裁(故人)と近く、旧経世会人脈に強いと言われている。」


民主党の前原氏も社団法人「日米平和・文化交流協会」の理事ですから、不透明な人脈は与党に限らないのです。日本だけでなく日米の軍需関係者、政界関係者が構造的に結びついているのですから、日米を巻き込んだ防衛利権の構造は、かなか解消できないことを示しています。



(2) この証人喚問により、贈収賄容疑を含め、ますます刑事責任の可能性が出てきました。

 「自らの職務権限や便宜供与に関する疑惑に話が及ぶと、「記憶にございません」を連発。省内で調達品を選ぶ「装備審査会議」での関与については、委員長に補足説明する機会を求め、各部隊で決められた装備品の選定方針を「覆すというのは、よほどのことがない限りはできない」と語気を強めた。」(朝日新聞)


このように、守屋氏自身は自らの職務権限や便宜供与に関する疑惑を否定していますが、便宜供与の有無について捜査中なのです。

 「便宜供与の有無を捜査

 東京地検特捜部は、多額のゴルフ接待を受けていた守屋前次官について、既に贈収賄容疑を視野に入れた捜査を展開している。業務上横領容疑などで8日に逮捕した宮崎元専務らに対し、今後、防衛省の装備品納入をめぐり、守屋前次官に便宜供与を依頼した事実はないかどうか、詳しく調べる見通しだ。

 特捜部は、度重なる接待による前次官側への利益供与がわいろにあたる疑いがあるとみているが、わいろとして認定しやすい現金などを前次官側に渡した事実の有無を突き止めるため、山田洋行の米国子会社で作られた裏金などの使途の解明を進めている。

 また、13日からは同省の現役職員やOBなど30人に対し、参考人としての一斉聴取を開始。守屋前次官が宮崎元専務側に便宜を図った疑いが持たれている航空自衛隊次期輸送機CXのエンジンや、山田洋行が代金を過大請求していた海上自衛隊の装備品の資料も同省に任意提出させている。」(朝日新聞平成19年11月16日付朝刊37面)



このように既に捜査を展開中なのに守屋氏の証言があったのですから、贈収賄事件の可能性、今度誰が逮捕、起訴されるかが注目されます。

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コメント
この記事へのコメント
この山田vsミライズ-守屋ネタは、一部専門誌、フリージャーナリストを中心に一年くらい前から、ポツリポツリとレポートが為されていて、私自身興味を持って眺めていたのですが、これ(http://facta.co.jp/article/200706020.html)が、最も簡潔に全貌を俯瞰した記事であるように感じられます。

今名前の挙がっている政治家はみな山田側に付いている旧経世会組。(→山田は金丸時代から旧経世会とズブズブ、そのメインバンクの住友も旧経世会ライン)
守屋氏は、当時本命とされていた柳沢協二(現、内閣官房副長官補)を総理官邸(小泉政権)が蹴って、代わりに抜擢した。(→やはり旧経世会の石破とうまく行っていなかった、というのも辻褄が合う)

そう、山田→ミライズの商権移転の背後には、旧経世会→清和会のパワーシフトが有った、というのが、本件をずっと追っているジャーナリストらの見立て。
となると、守屋、宮崎の背後で動いたはず(例えば対GE工作)の、清和会の有力者の名前が出てこなければおかしい、額賀、久間では筋が違う。
ご参考までに。
2007/11/19 Mon 11:40:31
URL | rice_shower #UXr/yv2Y[ 編集 ]
>rice_showerさん
コメントありがとうございます。


>私自身興味を持って眺めていたのですが、これ(http://facta.co.jp/article/200706020.html)が、最も簡潔に全貌を俯瞰した記事

情報ありがとうございます。


>守屋、宮崎の背後で動いたはず(例えば対GE工作)の、清和会の有力者の名前が出てこなければおかしい、額賀、久間では筋が違う

そうなると、今後、清和会の有力者の名前が出てくる可能性があるわけですね。
そうなると、額賀氏、久間氏の名前がなぜ出たのでしょうね。守屋前事務官は、偽証罪など刑事責任を覚悟の上で証人喚問で名前を出した以上、取り消すことはできませんし。
2007/11/21 Wed 23:52:20
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>額賀氏、久間氏の名前がなぜ出たのでしょうね
うーん。 
この二人絡みなら贈収賄は成立しない、との自信が有るからか。
清和会には今後も世話になるので、口が裂けても、との思いが有るのか。(イエロージャーナリズムは盛んに飯島前総理秘書官の名前を挙げていますが)
真相解明は上杉隆に期待しましょうかね。
2007/11/22 Thu 10:53:14
URL | rice_shower #UXr/yv2Y[ 編集 ]
>rice_showerさん:2007/11/22(木) 10:53:14
コメントありがとうございます。


>この二人絡みなら贈収賄は成立しない、との自信が有るからか

この2人と守屋氏が贈収賄の共犯にならないのかもしれませんね。ただし、額賀氏については、太田述正元仙台防衛施設局長が告発した、防衛施設庁の発注工事をめぐる口利き疑惑がありますから、額賀氏だけは贈収賄の可能性があります。

額賀氏は「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者と宴席に同席したことを重ねて否定していますが、よく知っている間柄で宴会の席にいても少しもおかしくないのに、なぜ強硬に否定するのか不思議です。
2007/11/24 Sat 22:52:15
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
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