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2007/09/15 [Sat] 22:42:16 » E d i t
光市事件弁護団に対する懲戒請求は、とうとう4022件(10日現在、日弁連調べ)に達するという“異常事態”になりました。きっかけは、橋下徹弁護士(大阪弁護士会)が読売テレビで「一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」という呼び掛けであり(テレビ放映前は懲戒請求は0件だった)、そのために業務妨害を生じたとして、弁護団のうち4人が橋下弁護士に対して損害賠償を求めて提訴しています。


 「懲戒請求4000件超える 光母子殺害のTV発言波紋
2007年9月8日 17時32分

 山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審で、被告の元少年(26)の死刑回避を訴える弁護士への懲戒処分請求が4000件を超える“異常事態”になっている。きっかけは、橋下徹弁護士(大阪弁護士会)のテレビでの呼び掛けとされ、元少年の弁護団のうち4人が橋下弁護士に損害賠償を求め提訴。弁護の在り方をめぐって、刑事とは別の法廷で、弁護士同士が全面対決することになる。

 橋下弁護士は、5月27日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)で「あの弁護団に対してもし許せないと思うなら、一斉に懲戒請求をかけてもらいたい。弁護士会としても処分を出さないわけにはいかない」と発言したという。

 放送後、広島をはじめ各地で弁護団メンバーへの懲戒請求が相次いだ。日弁連によると、7日昼までに10弁護士会、4022件に達した。昨年1年間の全弁護士への申し立てが1367件で、突出ぶりがうかがえる。

(共同)」(東京新聞2007年9月8日 17時32分




このような“異常事態”に至ったことから、朝日新聞と東京新聞は、9月11日付朝刊において、「橋下弁護士の懲戒請求扇動訴訟」に関する記事を掲載していました。よくまとまっていたので、紹介したいと思います。


なお、「橋下弁護士の懲戒請求扇動訴訟」については、「弁護士に対する懲戒請求と不法行為の成否~“母子殺害で懲戒請求数百件”との報道を聞いて」「光市母子殺害事件弁護団が、タレントの橋下弁護士を提訴へ~テレビ番組での“懲戒請求呼び掛け”発言で」「光市事件弁護人が橋下弁護士を提訴 “テレビで業務妨害”発言で~橋下弁護士はまた「説明義務論」で反論会見……!」でも触れていました。

また、関連するエントリーとして、「国連拷問禁止委員会が日本政府に改善勧告~せめて最低水準に合わせろと勧告される“先進国”日本」「「投票日を前に ニッポンのゆくえ」(朝日新聞7月26~28日より)~投票前に日本社会の現状を……。」「刑事弁護人の立場・役割とは?――曽我・鳥取県弁護士会副会長に聞く~毎日新聞8月27日付朝刊「地域面:鳥取」より」があります。




1.東京新聞平成19年9月11日付朝刊28面「こちら特報部」

 「弁護士は誰のため? 懲戒請求 橋下氏呼びかけで論争

 頻繁なテレビ出演で有名な橋下(はしもと)弁護士が「弁護士は誰のために働くべきか」という論争を巻き起こしている。橋下氏は今年5月、民放の番組で、山口県光市の母子殺害事件で殺人罪などに問われた元少年(26)の弁護団に対する懲戒請求を行うよう視聴者に呼びかけ、「被告人のためだけに働くのは(弁護士会の懲戒対象である)品位を失う活動にあたる」(10日のテレビ番組)と主張しているからだ。

◆例年より急増 4000件超の請求

 各地の弁護士会には4022件(10日現在、日弁連調べ)もの懲戒請求が起こされている。2000年以降の懲戒請求は、年間840件から1367件。たった1つの事案で、例年の請求件数を大幅に上回った。弁護団側も今枝仁弁護士ら4人が「業務を妨害された」として橋下氏に、1人300万円の損害賠償を求めて提訴した。

 かつては世間の方も、弁護士が被告の代弁をするのは当たり前と受け止めていたが、オウム真理教事件以降、重大事件の弁護人が世間から非難される傾向が強まっている。

 弁護士が被告に味方する法文上の根拠はあるのか。

 刑事弁護のキャリアが長い都内の弁護士は「弁護士職務基本規程の46条(刑事弁護の心構え)で、弁護士は、そのように行動するよう決められている」と言う。46条は「弁護士は、被疑者及び被告人の防御権が保障されていることにかんがみ、その権利及び利益を擁護するため、最善の弁護活動に努める」と定めている。

 えん罪事件なども手がけてきたベテラン弁護士も、同じ見解を示したうえで「裁判で、検察側は『これなら被告が犯罪を行ったと信じるに十分だろう』という証拠を示し、裁判所に有罪判決を求める。しかし、検察は犯罪につながりそうな事実を見つけ、構成要件にあてはめるだけだ」と話す。

 弁護士の役目は、少し違うという。「被告から、どんな非常識な説明を受けても、それを記録し、世間に伝える役割がある。世間が『そんなばかな』と思う供述でも、後世に残し、再発防止や犯罪者更正に役立てたいからです」

 容疑者や被告は、一般常識からかけ離れた供述、説明を行うことがある。弁護士は、無罪の証拠を見つけて無罪主張を行う場合もあるし、有罪だと思ったら、なぜ罪を犯すに至ったのかを、それが不自然な話であるとしても、法廷で情報公開する―という主張だ。

 光市の事件では、現在の弁護団が、以前の弁護人と異なる主張を展開した点が批判されている。法曹関係者らは「新しい弁護人が新事実を見つけたり、新しい供述を聞いて、前の弁護人と違う主張をするのは通常のこと」と話すが、橋下氏は10日午前のテレビ番組でも「(弁護団の)法廷戦術が品位を欠いていると思っていないが、国民に説明すべきではないか」と苦言を呈した。裁判官より先に国民に説明する手法は弁護士の守秘義務に抵触する可能性もあるだけに、法曹関係者の反応が注目される。

◆刑事弁護士がいなくなる?

 また、今後、法廷戦術批判に基づく懲戒請求が日常的現象となった場合、どうなるか。大阪府のベテラン弁護士は「刑事はやめて民事裁判に専念します、という弁護士が増えるのではないか。誰であれ、適正手続きにのっとった裁判を受けられる(憲法31条の)原則がひっくり返る」と懸念する。

 弁護の引き受け手がいなくなった場合を刑事訴訟法289条(必要的弁護)は「死刑または無期もしくは長期3年を超える懲役もしくは禁固にあたる事件を審理する場合には、弁護人がいなければ開廷することはできない」と定めているのだが。」
 



(1) 幾つかの点に触れていきます。まず1点。橋下氏は、「被告人のためだけに働くのは(弁護士会の懲戒対象である)品位を失う活動にあたる」というのですが、それは正しいのでしょうか?

「かつては世間の方も、弁護士が被告の代弁をするのは当たり前と受け止めていたが、オウム真理教事件以降、重大事件の弁護人が世間から非難される傾向が強まっている。

 弁護士が被告に味方する法文上の根拠はあるのか。

 刑事弁護のキャリアが長い都内の弁護士は「弁護士職務基本規程の46条(刑事弁護の心構え)で、弁護士は、そのように行動するよう決められている」と言う。46条は「弁護士は、被疑者及び被告人の防御権が保障されていることにかんがみ、その権利及び利益を擁護するため、最善の弁護活動に努める」と定めている。」


この記述によると、弁護士が被告人に味方する法文上の根拠として、弁護士職務基本規程46条を挙げています。しかし、根拠はこれだけではありません。

 「弁護人制度の意義

 被告人は、当事者としてみずから自己の利益を防禦する権利をもっているのですが、被告人は法律上の知識や訴訟上の経験に乏しく、また、すでに訴追されているというだけで心理的に相当の打撃をうけています。したがって法律上の知識の上でも、証拠収集能力の点でも被告人よりはるかに強力な国家機関である検察官の攻撃に対し、みずからの権利・利益をひとりで守ることはできません。被告人が勾留されている場合は、活動の自由が奪われていますので一層そういえます。

 もっとも、裁判所は実体的真実を発見して正しい裁判をすべき立場から、検察官は裁判所に法の正当な適用を請求すべき立場から、被告人の正当な利益はこれを顧慮する任務をもっています(実質的弁護)。しかし、本来公正中立の立場にあって裁判する者または攻撃する立場にある者に、被告人の利益の擁護をまかせることはできません。ここに専ら被告人の利益擁護にあたる弁護人の制度が必要となります(形式的弁護)。とくに職権主義が後退し当事者主義が強化された現行法のもとでは、形式的弁護の重要性が著しく増大しました(伊達・講話118頁、高田・81頁)。

 憲法37条3項は、「刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる」とし、さらに「何人も、理由を直ちに告げられ、且つ直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない」(憲34条)として、被告人及び身体を拘束された被疑者の弁護人依頼権を憲法上の権利に高めました。そして一歩すすめて、刑事訴訟法は身体の拘束・不拘束を問わずすべての被疑者は弁護人を選任することができる(30条1項)としています。基本的人権の保障という点からみれば、被疑者の段階から弁護人による保障を与えて、捜査における不当な人権侵害を防ぎ、且つこの段階から防禦乃至防禦の準備がなされる必要が認められたからです。旧刑訴時代、起訴されて被告人になってはじめて弁護人を選任できたのとくらべると、大きな前進であるといえます。まことに「刑事訴訟法の歴史は弁護権の拡大の歴史である」といえます。今日重要なのは、この形式上保障された弁護権が、実質的に十分にその機能を果たせるよう保障すること(刑事弁護権の実質化)にあります。」(光藤景皎『刑事訴訟法1』259頁(2007、成文堂)


要するに、専ら被告人の利益擁護にあたる者として弁護人制度が存在するのであり、被疑者・被告人は自己の防禦権(自己弁護権)を実効的なものにするため、憲法上、弁護人依頼権(憲法37条3項、憲34条)が人権として保障されているのです。
弁護士が被告人に味方する法文上の根拠は、弁護士法そのものであり、弁護人依頼権(憲法37条3項、憲34条)なのであり、弁護人は、被疑者・被告人のために存在するのです。

橋下氏は、「被告人のためだけに働くのは(弁護士会の懲戒対象である)品位を失う活動にあたる」と主張します。しかし、そのような主張は、専ら被告人の利益擁護のための弁護人制度を定めた弁護士法そのもの及び弁護人依頼権(憲法37条3項、憲34条)に違反するものであり、妥当でないのです。橋下氏の主張は、「刑事訴訟法の歴史は弁護権の拡大の歴史である」ことを失念したものといえます。


(2) 2点目

「光市の事件では、現在の弁護団が、以前の弁護人と異なる主張を展開した点が批判されている。法曹関係者らは「新しい弁護人が新事実を見つけたり、新しい供述を聞いて、前の弁護人と違う主張をするのは通常のこと」と話すが、橋下氏は10日午前のテレビ番組でも「(弁護団の)法廷戦術が品位を欠いていると思っていないが、国民に説明すべきではないか」と苦言を呈した。裁判官より先に国民に説明する手法は弁護士の守秘義務に抵触する可能性もあるだけに、法曹関係者の反応が注目される。」


「新しい弁護人が新事実を見つけたり、新しい供述を聞いて、前の弁護人と違う主張をするのは通常のこと」なのですから、橋下氏は、通常の弁護活動がよく分かっていないような発言です。橋下氏の主張が正しいとなると、すべての刑事裁判のおいて、弁護人は常に「国民に説明すべき」ことになりますが、それはあまりにも非現実的です。

しかも、橋下氏の主張は、守秘義務を無視するような内容なのです。

 「弁護士法23条は、弁護人の誠実義務を支えるものとして、「弁護士又は弁護士であった者は、その職務上知り得た秘密を保持する権利を有し、義務を負う」と秘密保持義務(守秘義務)と権利を定め、これを受けて、弁護士職務基本規程23条(秘密の保持)は、「弁護士は、正当な理由なく、依頼者について職務上知り得た秘密を他に漏らし、又は利用してはならない」と規定した。秘密漏示罪が、刑罰をもってこれを担保する(刑134条1項「……弁護士、弁護人……又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときは、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する」)。

 刑事弁護は、守秘義務に象徴される被告人と弁護人との個人的あるいは主観的信頼関係に支えられたものであり、弁護人が被告人から不利益な事実を告白された場合でも、被告人の同意なくこれを明らかにすることは絶対に許されない。もちろん明らかにするよう被告人に勧めることが結果的には被告人の利益になる場合(例えば、明白に無益な否認)もある。しかし、そのことと被告人の同意なしに被告人に不利益な行為を行うこととは、厳密に区別しなければならない。」(佐藤博史『刑事弁護の技術と倫理』(2007、有斐閣)29頁)


要するに、弁護人は、誠実義務を支える秘密保持義務、すなわち、「消極的誠実義務」を負うのですから、裁判官より先に国民に説明する手法は、弁護士の消極的誠実義務に抵触する可能性があるのです。


(3) 3点目

「◆刑事弁護士がいなくなる?

 また、今後、法廷戦術批判に基づく懲戒請求が日常的現象となった場合、どうなるか。大阪府のベテラン弁護士は「刑事はやめて民事裁判に専念します、という弁護士が増えるのではないか。誰であれ、適正手続きにのっとった裁判を受けられる(憲法31条の)原則がひっくり返る」と懸念する。

 弁護の引き受け手がいなくなった場合を刑事訴訟法289条(必要的弁護)は「死刑または無期もしくは長期3年を超える懲役もしくは禁固にあたる事件を審理する場合には、弁護人がいなければ開廷することはできない」と定めているのだが。」


ここでは、橋下氏が扇動し、弁護内容非難に基づく懲戒処分が日常的現象となった場合の、今後の刑事裁判に及ぼす影響について触れています。多くの弁護士が、刑事弁護を嫌がり、開廷できないような裁判もでてくる(裁判が開始できない)のではないかと懸念するわけです。

もちろん、開廷できないおそれが生じるようだと、弁護士会はなんとかしようとするでしょうが、おそらく、ベテランの刑事弁護士はわずかで、(刑事弁護の現実を知らず弁護技術も乏しい)新米弁護士ばかりが刑事弁護を担当することになるでしょう。新米弁護士ばかりの法廷では、被告人は、到底、必要かつ十分な弁護を受けることができません。光市事件弁護団を批判することでもっとも困ることになる者は、今批判を繰り広げている、一部の一般市民なのです。




2.朝日新聞平成19年9月11日付朝刊33面「Media Times(メディア タイムズ)」

 「TV舞台に弁護士バトル

 山口県光市の母子殺害事件の裁判をめぐり、タレント活動で有名な橋下(はしもと)弁護士(38)が、被告の元少年(26)の弁護団の懲戒処分請求をテレビで呼びかけるという前代未聞の行動に出た。弁護団は橋下氏を提訴するとともに、自分たちの立場を説明する集会を開く事態になっている。市民が殺人事件などの審理に加わる裁判員制度が09年に始まる。法廷と実社会との境界が急速になくなりつつある中、一連の騒動は、メディアや刑事弁護はどうあるべきかを改めて問いかけている。(石川智也、市川美亜子)

◆橋下氏、番組で呼びかけ 懲戒請求、4022件に 弁護団「偏見や誤解」

 発端となった発言は、5月27日放送の読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」で事件を特集した時のものだ。

 「ぜひ全国の人ね、あの弁護団に対して許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に懲戒請求かけてもらいたい」

 元少年は上告審で現弁護団に代わってから殺人などを否認。橋下氏は「弁護士として許していいのか」と訴えた。他の出演者からも「(弁護団を)精神鑑定にかけろ」などの声が上がった。

 発言の影響は、直ちに広がった。ネットの掲示板では懲戒請求を呼びかける書き込みが増え始めた。橋下氏の発言を引用し弁護団を中傷するサイトが次々と生まれた。元少年の実名と顔写真を載せ、ダウンロードして氏名などを書けばすぐに使える懲戒請求の書式の見本もアップされた。

 その結果、弁護団の22人(番組当時は21人)のメンバーへの懲戒請求が急増。7日現在で、所属する弁護士会に計4022件が寄せられた。過去最多だった昨年1年間の全国の請求数のおよそ3倍。

 懲戒請求は誰でもできるが、請求が「根拠に欠く乱用」と判断されれば、損害賠償を命じられることもある。

 「テレビや週刊誌は弁護側の主張を部分的に報じ、偏見や誤解を招いている。橋下発言はそんな風潮を助長した。刑事弁護人が世間を気にして萎縮(いしゅく)することにつながる」

 橋下氏を訴えた今枝仁弁護士は批判する。

 弁護団も「対策」を講じ始めた。

 8月6日、大阪市で開いた弁護団の緊急報告集会では、法医鑑定書や精神鑑定書など普段は公開されない資料を140ページにまとめた資料を配布。弁護士が対象だったが、180人が集まった。

 「弁護士バッシングはオウムや和歌山カレー事件など過去にもあったが、マスコミを通じた扇動や懲戒請求など、今回はこれまでとは様相を異にしている」。弁護団側は冒頭でまずそう訴えた。

 東京でも、一般市民が参加できる説明会を開く計画を立てている。裁判の最中に、刑事弁護人が手の内を明かしながら国民に理解を求める集会を開くのは極めて異例だ。

 主任弁護人の安田好弘弁護士は、「方針転換」の理由をこう説明する。

 「弁護士の役割は法廷で真実を追求し、社会に還元すること。場外乱闘はせず、法廷に集中するためにマスコミは無視するのが理想。だが、『石を投げよ』とまで言われて、そうはいかなくなった。裁判員制度を前にこのままではまずい、という危機感もある」


◆裁判、社会感情とは一線

 検察側と弁護側が主張し合って真実に近づく刑事裁判の世界は、時に感情が噴出する実社会とは切り離されることで成り立ってきた面がある。

 しかし、橋下氏は「世間にさらされてこなかった弁護士の非常識」「世間への説明不足」を痛烈に批判する。

 メディア批評誌「創」の篠田博之編集長は「メディア化した社会では、弁護活動は被告人や法廷にのみ責任を果たせばよいという考えは通用しないのかもしれない。橋下発言は、市民への説明責任という点で一石を投じた面はある」と話す。一方で、「『世間の怒り』と言うが、それ自体がメディアによって作られたもので、そのメディアの中に自分もいるということに気付いていない。そこに危うさを感じる」とくぎを刺す。

 安田弁護士は「被害者と検察側が一体となりマスコミを動かし、それに乗ったのが橋下氏だ」と指摘。これからはこれが1つの潮流になっていくのかもしれない」

 橋下氏は番組で「カットされたら仕方ない」と前置きして視聴者に呼びかけた。弁護団は「軽率な編集だ」として、読売テレビ側を提訴することも一時検討した。同社広報宣伝部は「発言は差し戻し控訴審を考える上での意見の1つという観点から放送した」としている。

 市民の司法参加に詳しい四宮啓・早大法科大学院教授は「橋下さんは法律家という専門職の役割を承知しているはず。弁護士を売りにしてテレビに出ている以上、バラエティー番組でもあっても発言は行き過ぎ」とみる。

 「どう報道するかはメディアの倫理の問題。報道の自由は前提だが、裁判員制度を控え、『けしからん』という社会一般の感情と一線を画す刑事裁判の原理原則を踏まえた報道が求められる」と話す。

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市民感覚を強調「世間は怒っている」――橋下氏会見

 「僕なりの自信は、他の弁護士より一般の人たちのなんとなくの感覚を感じることができることです」。弁護団側の提訴から2日後の5日、橋下氏は都内のホテルで2時間以上、会見を開いた。

 ワイドショーのリポーターら約100人が詰めかけた。

 橋下氏は「弁護団は(1、2審となぜ主張を変えたのか、社会に分かる形で説明していない」「世間は怒っている」などと持論を展開。「世論によって刑事罰が左右されてはならない」としながらも、視聴者への呼びかけを「タレント気取りと思われるかもしれないが、自分なりのキャラクターを使った許される発言」とまとめた。

 橋下氏は自らのブログで、訴訟で証拠として「応援メール」を募集し始めた。代理人はつけずに1人で争うという。」

===============================
(以下、省略)」



(1) この記事でも幾つかの点に触れていきます。まず1点目

「主任弁護人の安田好弘弁護士は、「方針転換」の理由をこう説明する。

 「弁護士の役割は法廷で真実を追求し、社会に還元すること。場外乱闘はせず、法廷に集中するためにマスコミは無視するのが理想。だが、『石を投げよ』とまで言われて、そうはいかなくなった。裁判員制度を前にこのままではまずい、という危機感もある」」


橋下氏は、視聴者に向けて、「ぜひ全国の人ね、あの弁護団に対して許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に懲戒請求かけてもらいたい」 と述べて、光市事件弁護団へ「石を投げよ!」(=懲戒請求を行え!) と扇動したのです。その結果、4000もの石が投げつけられました。

ここまでされると、「場外乱闘はせず、法廷に集中するためにマスコミは無視する」という基本的な刑事弁護の姿勢を保つことはできないと考え、基本的な刑事弁護の姿勢を枉げて、「方針転換」したというわけです。


(2) 2点目

「橋下氏は番組で「カットされたら仕方ない」と前置きして視聴者に呼びかけた。弁護団は「軽率な編集だ」として、読売テレビ側を提訴することも一時検討した。同社広報宣伝部は「発言は差し戻し控訴審を考える上での意見の1つという観点から放送した」としている。

 市民の司法参加に詳しい四宮啓・早大法科大学院教授は「橋下さんは法律家という専門職の役割を承知しているはず。弁護士を売りにしてテレビに出ている以上、バラエティー番組でもあっても発言は行き過ぎ」とみる。

 「どう報道するかはメディアの倫理の問題。報道の自由は前提だが、裁判員制度を控え、『けしからん』という社会一般の感情と一線を画す刑事裁判の原理原則を踏まえた報道が求められる」と話す。」


この記述でははっきりしないところがありますが、今回の異常事態騒動には、報道の仕方の妥当性、読売テレビ(メディア)の責任問題もあります。読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」は、生放送でなく編集可能なのに、橋下氏自身も番組で「カットされたら仕方ない」と述べ、問題性が分かっている旨を明示しているのに、カットすることなく放映したのです。しかも、「番組では、橋下弁護士以外の出演者もすべて弁護団を叩いており、違う角度からコメントをする者は1人もいなかった」(江川詔子さんのブログより。後掲)のです。


「たかじんのそこまで言って委員会」及び読売テレビの問題性については、すでに指摘されています。

 「橋下弁護士の問題発言があった読売テレビ「たかじん そこまで言って委員会」は、生放送ではない。橋下氏も、「ここはカットされるかもしれないけれど」と前置きして話をしているところをみると、実際の放送時間より相当長い時間をかけて収録しているはずだ(出演者の顔ぶれを見ても、収録時間は相当長いだろうなと想像できる)。橋下弁護士の”煽動”が公共の電波に乗って放送されたのは、この発言を選んで放送したテレビ局の判断がはたらいている。
 番組では、橋下弁護士以外の出演者もすべて弁護団を叩いており、違う角度からコメントをする者は1人もいなかった。弁護団の言い分がVTRで紹介されることもなかった。一方的な「行け行けドンドン」の雰囲気で、果たして現在進行形で審理が行われている事件ものを扱うやり方として、適切だったと言えるだろうか。
 この事件では、懲戒請求だけでなく、安田弁護士を名指しで脅迫する実弾入りの文書が新聞社は弁護士会に届いた。そのほか、法律事務所にも脅迫電話がひっきりなしにかかってきた、という。気に入らない言動に対して暴力で攻撃する事件が相次いでいる今の風潮を考えると、人々の感情をとらえるような話題に関しては特に、「これを放送したらどういう反応がおきるか」という想像力や物事を客観的に眺めるようなバランス感覚が求められる。
 特に、とかく刺激の強い発言を求めがちになるヴァラエティ番組で、刑事事件を話題にする時には、どこまでの表現が許されるのかなど、自主的な枠組み作りをする必要があるのではないか。
 特に、刑事事件に関しては、再来年には裁判員制度が導入され、一般国民が被告人を裁くようになることを考えなければならない。
 「あいつら許せん」という感情で裁判を行うわけにはいかないわけで、そのためにも、裁判員が予断を持ったり、「世間」が裁判員に危害を加えたりすることのないよう、冷静な判断を行える環境作りがメディアにも求められる。
 自主的な対応ができず、今のように感情を煽るような番組が垂れ流されている状況が続けば、様々な規制がかけられる事態も考えられる。そうなれば、事実を詳しく伝えたり、批判をしたりする報道の自由も危うくなってしまう。
 弁護団が裁判に訴えたのは橋下弁護士1人だが、NHKと民放で作っているBPO(放送倫理・番組向上機構)の「放送と人権等権利に関する委員会」や「放送倫理検証委員会」などで、今回の番組について、自発的な検証がなされるべきだろう。」(「江川詔子ジャーナル」の「刑事弁護を考える~光市母子殺害事件をめぐって」(2007年09月09日)



 

 「光市事件:「報道を検証する会」がテレビ局に申し入れ

 学者やジャーナリストでつくる「『光市事件』報道を検証する会」は13日、山口県光市の母子殺害事件を番組で取り上げたNHKや読売テレビなど在京と在阪の計6局に対し「被告の元少年に批判的な立場からの看過できない一方的な決め付けがある」と見解を尋ねる申し入れを行った、と発表した。計16番組での演出やコメンテーターの発言などを問題視し「感情的、一方的な断定があり、問題を情緒的に流している」と指摘。同会は放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会にこの問題を取り上げるよう求めるという。

毎日新聞 2007年9月13日 21時04分」(毎日新聞2007年9月13日21時04分



このように、ジャーナリストの江川詔子さんや「『光市事件』報道を検証する会」が指摘するように、橋下弁護士以外の出演者もすべて弁護団を叩いており、違う角度からコメントをする者は1人もおらず、一方的な「行け行けドンドン」の雰囲気で放映したのですから、橋下弁護士だけでなく、「たかじんのそこまで言って委員会」及び読売テレビ側にも、4000件もの懲戒請求を招いた責任があるのです。

「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会は、娯楽番組であっても、野放図で感情的な裁判報道の番組作りがよいのかどうか、十分に検証を行い、一般的な裁判報道を含めてどうあるべきかの方向性を示すべきだと思います。

テーマ:法律全般 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
こうも違う!
はぁ~、やっぱり、全国紙は、東京本社と大阪本社発行分は、それぞれ違うようで(一面の「朝日新聞」ってロゴのバックの模様が違うw)....

うち、朝日新聞なんですが、ご紹介の「Media Times(メディア タイムズ)」は、大阪本社版では掲載されていないと思います。

これまで、この件の記事は、大阪本社版では、たしか、橋下氏が提訴された日の夕刊に、事実関係が述べられているだけですね。参考になります。

あいかわらず(?)、橋下氏は大阪ローカルの番組では大活躍な模様ですよw<あんまり、テレビ見ないから、分かりませんけどね、テレビ欄等でよく目につきます。
2007/09/16 Sun 01:45:30
URL | Zizou #-[ 編集 ]
>Zizouさん
コメントありがとうございます。


>全国紙は、東京本社と大阪本社発行分は、それぞれ違うようで
>うち、朝日新聞なんですが、ご紹介の「Media Times(メディア タイムズ)」は、大阪本社版では掲載されていないと思います。

あれ? 大阪版では、この「Media Times(メディア タイムズ)」は掲載していないんですか? 残念ですね。安田好弘弁護士に「方向転換」の理由を聞いていたり、メディアの責任について言及しているなど、読む価値のある記事ですのに。

メディアの責任は、読売テレビの姿勢を問題視するものですから、朝日新聞以外は読売新聞に喧嘩は売らないわけで。そういえば、この問題に関して読売新聞は詳しい記事がなく、沈黙中ですね(^^ゞ


>あいかわらず(?)、橋下氏は大阪ローカルの番組では大活躍な模様ですよw

橋下氏は、東京の朝の番組では、橋下氏への提訴問題に関して手酷く非難されていたようです。橋下氏への評価は、東京と大阪ではかなりの差があるようですね。
2007/09/16 Sun 20:36:11
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
橋下氏の振る舞いは、詰まるところポピュリズムでしょう。
“被害者感情に便乗して怒りを楽しむ、俗情に駆られた”蒙昧の大衆の側に重心を掛けることが、自身のプロモーション(何を目指しているのかは分からぬが)に資する、と判断しているのでしょう。 所謂、空念仏左翼人権派を嫌悪するにおいては、人後に落ちぬと自負する私ですが、(少なくとも)安田氏は左右を超えた本物中の本物、橋下ごとき井戸端ポピュリストの適う相手ではない。
2007/09/17 Mon 02:06:08
URL | rice_shower #UXr/yv2Y[ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/09/17 Mon 10:11:13
| #[ 編集 ]
>非公開コメントの方へ:2007/09/17(月) 10:11:13
コメントありがとうございます。ちょっと公開し難いコメントでしたので、メールでお返事しました。
2007/09/17 Mon 23:12:42
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
TBが上手くいかないので
うまくTB出来なかったので(たぶん私の能力不足で)、コメント残させて頂きます。
昨日のエントリーで朝日の記事を孫引きさせて頂きました。ありがとうございました。

ご報告まで。
2007/09/17 Mon 23:34:16
URL | sasakichi #IO3e0EY.[ 編集 ]
>rice_showerさん
コメントありがとうございます。


>橋下氏の振る舞いは、詰まるところポピュリズムでしょう。
>“被害者感情に便乗して怒りを楽しむ、俗情に駆られた”蒙昧の大衆の側に重心を掛けることが、自身のプロモーション(何を目指しているのかは分からぬが)に資する、と判断しているのでしょう。

橋下氏は、弁護士というよりも、場を盛り上げるタレントなのですね。だからこそ、視聴者への呼びかけを「タレント気取りと思われるかもしれないが、自分なりのキャラクターを使った許される発言」(上記の朝日新聞)などと言って責任を免れようとしているのです。テレビ番組のための「キャラ」だからといって、不法行為の成立が免責されるはずがないのに。

橋下氏が煽ったために、4000人も「石を投げた」のですから、タレントとしては立派なのでしょうけど。

一般市民が、真に被害者のことを思うのなら、懲戒請求を出すことよりも、被害者対策・防犯対策の充実を図る運動を行った方がいいと思うのですけどね。今のままでは仰るとおり、「“被害者感情に便乗して怒りを楽しむ”大衆」ですね。
2007/09/17 Mon 23:41:13
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
「姦通した女を石で撃ち殺せ」
新約聖書の「ヨハネによる福音書」の8章に,たまたま不倫をした女性が民衆によって石打の刑に処せられようとしていた場面が出て来ます.

イスラエル人の律法では,旧約聖書
「申命記」22章22-24節ないし「レビ記」20章10節にあるように,姦通をした男女を共に石打の刑にしろと書いてあります.

ところが,卑怯者の間男は死刑を恐れて家から出て来ないのですね.イエスは「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が,まず,この女に石を投げなさい.」とたとえ話をし,間男を引きずり出せと暗に示し,不倫をした女性を無実としたのです.

橋下氏はまさに,この不倫した女性に石を投げろと言い出した目立ちたがり屋(律法学者)に他なりません.

責任逃れの理由は,どうせ民衆は申命記やレビ記に不倫した男女を一緒に死刑にしろなんて知らないだろうと,たかを括っていたためなんじゃないでしょうか.法を知ったかぶりして大衆を愚弄する,若い弁護士の末路は如何に.
2007/09/18 Tue 17:14:54
URL | kaetzchen #HfMzn2gY[ 編集 ]
聖書
「ヨハネによる福音書」8に間男の記述はないのですが。勘違いしていませんか。

 
2007/09/19 Wed 20:30:04
URL | 教会好き #oop9FInw[ 編集 ]
結局のところ
>検察側と弁護側が主張し合って真実に近づく刑事裁判の世界は、時に感情が噴出する実社会とは切り離されることで成り立ってきた面がある。

この部分に関して、何故こうなっているのか、という事が多数の人に理解されていないのが一番の問題な気が。少しでも法学かじってりゃ当たり前の事でも、知らない人には納得できない事になります。
そこに関して啓蒙が足りないっていえば足りないのかも知れませんが・・・
2007/09/19 Wed 21:38:35
URL | とおりずがり #-[ 編集 ]
>sasakichiさん:2007/09/17(月) 23:34:16
コメントとエントリーでの紹介・引用ありがとうございます。


>TBが上手くいかないので

TB制限はしていないのですが、どうもTBがうまく反映しないことが結構あります。


>昨日のエントリーで朝日の記事を孫引きさせて頂きました

朝日の記事は、よくできた内容でしたので、引用しました。朝日新聞は、良い記事ほどネット掲載しないような感じがします。「新聞を購入してほしい」ということなのでしょう。


>ご報告まで。

わざわざ、ご連絡ありがとうございます。
2007/09/19 Wed 22:50:07
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
著作権
ブログ主は法律の専門家とお見受けします。そこで伺いたいのですが、新聞記事の全文引用はいかなる法律的解釈をもって行われているのか教えていただけませんか。

こうした形での記事の流用を認めている新聞社は皆無だと思いますが。

あと、橋本氏の件。よっぽど腹に据えかねるのは重々わかりますが、一方的に勝ち誇ってもあなたが伝えたい人には心は伝わらないように思いますよ。老婆心ながら。
2007/09/20 Thu 02:10:30
URL | やなせ #Wq8jQFdY[ 編集 ]
>やなせさん:2007/09/20(木) 02:10:30
はじめまして、コメントありがとうございます。


>新聞記事の全文引用はいかなる法律的解釈をもって行われているのか

引用の限界は、難しい問題です。どういう目的か、引用する著作物の種類だけでなく、インターネット上での引用に止まる場合の限界、インターネットでの引用の仕方の限界など色々考慮する要素がありますから、一概に決することはできません。インターネットでの引用の限界はいまだ未知の問題のように思います。

インターネット上での問題で示した判例ではないのですが、著作権者の承諾なく引用が許される場合(著作権法32条1項)としては、最高裁によれば、引用される他人の著作物が従で自分が作成する部分が主であるような場合であり、必ずしも量の問題で決することはできないとされています。ここでは、学問研究目的で、基本的には最高裁の基準を尊重してエントリーを作成しています。


>橋本氏の件。よっぽど腹に据えかねるのは重々わかりますが、

このエントリーも学問研究目的で、専ら法律論を展開して主張の当否を検討していることから分かるように、「腹に据えかね」て、書いているわけではありません。

それに弁護士など法律関係者で、橋下氏を批判している人達は、橋下氏の言動に呆れたり、唖然としてしまっているので、「腹に据えかねる」人はほとんどいないでしょうね。

「よっぽど腹に据えかねる」と感じたのは、やなせさんが感情的に反発を感じたからであって、やなせさんの勘違いのように感じます。感情を沈めて、冷静にエントリーを読んでみて下さい。刑事弁護や弁護人制度を理解できていないようだと、ついつい感情的に反発してしまうかと思います。


>一方的に勝ち誇ってもあなたが伝えたい人には心は伝わらないように思いますよ

「心は伝わらない」とはどういう意味でしょうか? ここでは一貫して法律論を論じているのであって、論理を伝えているのです。「心を伝え合う」といった精神論(愛情論?)を説くブログではありません。もちろん、愛情を感じてくれても構いませんが。

もしかして、法律論であっても、「論理でなく心を伝えるべきだ」とか、「文章というのは、人の心に訴えかけるべきだ」という主張でしょうか? そういったお考えならば、「反社会学講座」を読むことをお勧めします。↓
http://mazzan.at.infoseek.co.jp/goiken.html

それはともかくとして、橋下氏の懲戒請求扇動訴訟に関しては、累計すると100以上のコメントをもらいましたが、「一方的に勝ち誇ってもあなたが伝えたい人には心は伝わらない」というコメントは初めてでした。
ですから、エントリー内容への賛否は分かれていても、客観的な事実として、今まではすべての方にエントリー内容は伝わっています。やなせさん以外は。
2007/09/20 Thu 05:33:20
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>とおりずがりさん:2007/09/19(水) 21:38:35(修正しました)
コメントありがとうございます。


>少しでも法学かじってりゃ当たり前の事でも、知らない人には納得できない事になります。

「少しでも法学かじってりゃ当たり前」のことなら、皆さんが知っていて当然ということになりますね。生きていくためには、法律と全く無関係ではいられないのですから。

多くの人が、とおりずがりさんのように、「少しでも法学かじってりゃ当たり前」という意識を持ってくれれば、妙な弁護団批判がなくなるのでしょうね。


>そこに関して啓蒙が足りないっていえば足りないのかも知れませんが・・・

啓蒙が足りないことは確かですね。でも、啓蒙は誰がするべきなんでしょう? 弁護士会?、裁判所?、それとも各人のブログ?(^^ゞ

私としては、義務教育過程(学校)において、法学教育を行うのが一番良いと思います。最近特にモラルに欠ける人が増えたと指摘されていますから、法を学ぶことで、法に基づくモラル意識も根付くでしょうし、良い面がかなりあると思います。
2007/09/20 Thu 06:05:34
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/09/20 Thu 22:33:55
| #[ 編集 ]
老婆心 その2
なるほど。ご主旨はよく分かりました。

あなたのエントリの少なくともいくつかは「他人の著作物が従で自分が作成する部分が主」とは私には思えません。また「学問研究目的」とおっしゃるなら,この「研究」がどのような形でアウトプットされる予定かを明確にすべきかと思います。

新聞社の著作権担当者の多くも同じ意見だと思いますよ。だからといって提訴に踏み切るかはもちろん別の問題です。許諾はしないが黙認しているだけかも。いちいちやってられない,というのが本音でしょうが(笑)。

ただ,だからこそ「著作権侵害の非親告罪化」といった動きが出て来ているというこことを頭の隅に置いていただきたいですね。「法曹関係者」と名乗ったうえで,こうした振る舞いにでることの影響力も含めてね。

光市事件に関連する件に関してはこれ以上述べません。もともと「老婆心」と申し上げている通りで,あなたと議論する考えや時間はないので。ただ,「思惟における徹底的な態度」は,権威やネット世論,マスコミ報道だけでなく,まず自身の議論に向けられるべき,とだけ希望しておきます。
2007/09/21 Fri 08:33:14
URL | やなせ #7ZWz/sCA[ 編集 ]
>kaetzchenさん:2007/09/18(火) 17:14:54
コメントありがとうございます。


>新約聖書の「ヨハネによる福音書」の8章に,たまたま不倫をした女性が民衆によって石打の刑に処せられようとしていた場面

この話は、「罪のない人間などいない」というイエスによる赦しを示したものですね。また、当時の圧倒的な男性優位社会において、蔑まされていた女性を平等に救った例でもありますね。後者は、フェミニスト神学からの見方なのでしょうけど。
いずれにしても、イエスは、当時の価値観とは異なる価値観を示したものといえそうです。


>橋下氏はまさに,この不倫した女性に石を投げろと言い出した目立ちたがり屋(律法学者)に他なりません

橋下氏は「石を投げろ」と煽動するのでなく、他のコメンテーターや世間の意識とは違う価値観(=刑事弁護のあり方)を示すべきだったのでしょう。

しかし、橋下氏はもちろんイエスでもなく、法律家らしき言動でもなかったので、「律法学者」にも当たらないのかもしれませんね(^^ゞ

「光市事件懲戒請求扇動問題 弁護団広報ページ」によると、橋下氏は第1回口頭弁論期日を欠席するそうです。橋下氏は、今後どうするのでしょうね?
2007/09/21 Fri 20:25:23
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>非公開コメントの方へ:2007/09/20(木) 22:33:55
コメントありがとうございます。

いつも日々更新するエントリーを楽しみにしています。こちらは、今週は遠方での葬儀などがあったため、エントリーを更新する時間がなく、事実上、止まってしまってますが。

コメント内容のことですが、橋下氏に対する、関西での忌憚のない評価をありがとうございます。
2007/09/21 Fri 21:29:41
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
>やなせさん:2007/09/21(金) 08:33:14(修正しました)
コメントありがとう。


>あなたのエントリの少なくともいくつかは「他人の著作物が従で自分が作成する部分が主」とは私には思えません。

インターネットでの引用の限界はいまだ未知の問題だと書いたはずですが……。


>「学問研究目的」とおっしゃるなら,この「研究」がどのような形でアウトプットされる予定かを明確にすべきかと思います。

なぜ、「『研究』がどのような形でアウトプットされる予定かを明確にすべき」なのか、よく分かりません。それに、今こうして「学問研究の目的」でブログの形で発表しているのですけど……(-_-;) 

もし法律雑誌などでの発表の予定を聞いているのでしたら、ブログでの内容のまま、論文にする予定はありません。学問の世界は、こんなにラフな表現で発表するわけにはいきません。


>ただ,だからこそ「著作権侵害の非親告罪化」といった動きが出て来ているというこことを頭の隅に置いていただきたいですね。

なぜ、「だからこそ『著作権侵害の非親告罪化』といった動きが出て来ている」となるのか、ちょっと分かりません。

著作権侵害の非親告罪化は、元々、海賊版の商業的販売の防止を目的としているのですから、個人のHPやブログという、インターネットにとどまる引用を規制する目的ではありません。やなせさんは明らかに誤解しています。

それに、警察には民事不介入の原則があるのですから、非親告罪化したところで、今と異なる状況になる可能性は著しく低いことは、よく知られていることです。警察がどんなことにでも捜査を開始していくわけではないのです。


>「法曹関係者」と名乗ったうえで,こうした振る舞いにでることの影響力も含めてね。

ネット上であろうとなかろうと、法曹関係者と名乗れば、正しい内容である保障はありません。
また、ネットの世界だけでは、どう名乗ったとしても書いた者の身分が真実かどうかも証明できません。なので、内容こそが影響力を与えるものであると思います。もちろん、芸能人のように身分関係を明らかにしたまま、ブログを書くのであれば別でしょうが。


>光市事件に関連する件に関してはこれ以上述べません。もともと「老婆心」と申し上げている通りで,あなたと議論する考えや時間はないので。

やなせさんは、元々、「光市事件に関連する件」についてほとんど触れていないのですから、「これ以上述べません」と表明されてもね~。それにやなせさんは、精神論(愛情論?)を開陳しただけで「議論」するほどの内容を書いていません……。

「時間はない」のなら、ここでコメントを書かなければいいのでは? わざわざ無理をして書くこともないと思いますが。

著作権のことと、このエントリー内容とは無関係です。著作権について語りたいのであれば、ご自分でブログを開設して述べた方が建設的だと思います。


>ただ,「思惟における徹底的な態度」は,権威やネット世論,マスコミ報道だけでなく,まず自身の議論に向けられるべき,とだけ希望しておきます。

「思惟における徹底的な態度」を引用したということは、一番最初のエントリーをご覧になったようですね。ありがとうございます。↓
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-1.html

しかし、この言葉は、佐伯千仭博士が若い学徒に向けたものであり、「ここでもこうした態度で法律論を展開して行きたい」と書いたように、佐伯千仭博士の教えに従って、自分の解釈姿勢を示したものです。
当然、「自身の議論に向け」たものであって、「権威やネット世論,マスコミ報道」に向けたものではありません。
2007/09/21 Fri 22:41:37
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
頭悪いんですね
ずいぶんとお怒りのご様子ですね。急所を突いてしまったようで申し訳ない(笑)

それにしても見る人が見れば「私はバカです」と告白しているようなコメントを書き散らして恥じないというのは哀しいですね。ご自分では頭が良い人間だと思っておられるようですが。

私が遠慮がちに書いた数行に対してその数倍の量のコメントを書かざるを得ない,しかもその内容ははぐらかしとごまかしと決めつけ,それに揚げ足取りですか…。佐伯先生もこの程度の人間に引用されてさぞかしお嘆きでしょうな。

「あなたは誤解している」「理解できていない」と決めつける程度では私がお伝えしたかったことをあなたが理解するのは当分,不可能でしょう。あと20年ほど人生経験を積まれたら…。まぁそれでもムリかも知れませんが。

君子危うきに近寄らずと言います。私は少し足りないタイプなのであえて蛮勇をふるってみましたがやはり無駄骨だったようです。楽しませてくれてありがとう。
2007/09/22 Sat 03:19:19
URL | やなせ #dW9uqt92[ 編集 ]
蛇足ですが
今枝弁護士が最近,こんなコメントを出されています。ご参考までに。

http://t-m-lawyer.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_4ddf.html

しかもその「情」の部分が意外に支持を受けたようで、情を欠いた論理が、これまで法曹関係者に軽視され国民から不満が募る要因となっていたのではないかという問題意識が生まれました。
 
あまりにも情を軽視した裁判は国民から信頼され期待される司法とは言えなくなりつつある、という社会情勢を感じました。

2007/09/22 Sat 05:06:02
URL | やなせ #KKFL3aNE[ 編集 ]
このような文章を書く人が決まってほぼ同じような構成なのはなぜなんでしょうかねえ・・・。

・とりあえず人格攻撃に出る
・具体的な再反論はしない
・捨て台詞を最後に書く

議論のキャッチボールができてないんですよね。
外野としては正直飽きます。
2007/09/22 Sat 06:41:18
URL | 論理的思考が苦手な人 #Zr2/WiYY[ 編集 ]
バカの仲間は黙っていれば?
まったくその通りですね。

・冷静な指摘に対して不遜な態度で挑発
・分からないのは相手の「勉強不足」と決めつけ
・異論を受け入れない
・自分を振り返れず間違いを認めない

議論のキャッチボールができてないのはどっちなんだかねー。

ブログ主氏が憂えるような社会情勢を招いた原因の一つには今日の「あまりにも情を軽視した裁判」と、それを正当化するブログ主の「学問研究」(苦笑)ような態度があるんじゃないですか? まさに渦中にいる今枝弁護士がそういってるのに,関係ない外野は

「義務教育過程(学校)において、法学教育を行うのが一番良いと思います。」

ですか? いくら勉強してもブログ主のようなバカが増えるだけじゃないの?

「議論しない」と申し上げたのはあなた方の正体が分かっていたからです。

あとは好きにやっていて下さいな。
2007/09/22 Sat 09:52:48
URL | やなせ #KKFL3aNE[ 編集 ]
とりあえずやなせさんは喧嘩腰すぎますよ。
「老婆心」と書きながら「一方的に勝ち誇った」という書き方もする。
そして冷静に反論されると急に「頭悪いんですね」とキレる。
「思えない」「感じる」と書いてもなぜそう思うのか、感じるのかという理由を示さない。

これじゃ議論にならないのは明白じゃないですか。
もう少し、「なぜそう思うのか」「なぜそう感じるのか」ということを自問し、「なぜ」の部分を明確化するほうがいいですよ。

私の場合はHNのようにこういう思考が苦手ですので非常に時間がかかります。
ただ幸いな事にネット上は時間の進みを遅くする事ができます(つまり返事を遅らせる事ができる)のでやなせさんもゆっくり自問自答を繰り返してから書き込みなさってもいいのではないかと思いますよ。
私はよく失敗しますが・・・

そういう意味でコメントが殺到するというのはあまり好ましい状況じゃないですよね。
2007/09/22 Sat 15:32:24
URL | 論理的思考が苦手な人 #Zr2/WiYY[ 編集 ]
けんか腰ねぇ…
論理的思考が苦手な人などという傲慢なHNのバカには言われたくないなぁ。自分がバカだって分かっているなら黙ってればいいのにさ。

私は「ブログ主」のような頭の悪い法律ヲタクこそが市民を「刑事弁護や弁護人制度の理解」から遠ざけていると感じています。はっきり言います。あなた方が諸悪の根源なのです。あなたがたのようなバカが「理解した」と触れ回り,「分からないのは学んでないから」と他人を貶め,机上の論理だけで「正しい・正しくない」などという話をするからややこしくなるんだよ。

法理論ですべてが決められるなら裁判に人間が係わる必要ないだろ。なんでそんな単純な事実が分からないかね。バカとしか思えない。

著作権の話を持ち出したのはその辺を測る良いリトマス試験紙だから。ブログ主は予想通りの答えを返してきました。

・最高裁の判断を尊重?
・分量で決まらない?
・インターネットでの引用の限界はいまだ未知?
・警察には民事不介入の原則?
・内容こそが影響力を与えるもの

寝言言ってるんじゃネーよ(笑)

新聞記事のインターネット上での引用に関しては一方の当事者である新聞社の統一見解ははっきり出ている。バカでも見つけられるはず。それに照らせばここのは明らかに違反。

ブログ主が言ってるのは現段階ならこの程度では訴追されないという話だけ。白か黒かを問えば真っ黒だって。少なくとも新聞協会はそう判断する。自分でもわかってるから誤魔化したんだろ?

法の正義を語るなら,いかに不便でも遵法でやれよ。少なくとも身分を明らかにして批判を甘んじて受けろよ。法の抜け穴探しの自慢するようなヤツに「法への理解」を語ってほしくないし,今枝弁護士のような法曹関係者と同じサイドに立っているように言われたくない。






2007/09/22 Sat 18:12:49
URL | やなせ #KKFL3aNE[ 編集 ]
>新聞記事のインターネット上での引用に関しては一方の当事者である新聞社の統一見解ははっきり出ている。バカでも見つけられるはず。それに照らせばここのは明らかに違反。

一方の当事者とやらの見解にすぎないものが何故正しいといえるのか全く意味不明です。新聞協会が司法まで乗っ取ったということなんでしょうか(笑)
2007/09/23 Sun 01:26:40
URL | しまうま #-[ 編集 ]
親告罪
>一方の当事者とやらの見解にすぎないものが何故正しいといえるのか全く意味不明です。新聞協会が司法まで乗っ取ったということなんでしょうか

バカのくせに書くのやめれば?

司法判断が司法のすべてじゃないってわからないのかな?

司法判断は最後の一線だろ?

著作権は親告罪。著作者がはっきりとガイドラインを示しているのだから,その一線を越えた場合,提訴されても仕方がない。それをあえて超えているのだから,何らかの法的根拠を持った主張が必要でしょ? 「司法判断が出ていない」というのは理由にならない。「著作権の精神に鑑みてこれは引用である」と書くなら分かるけどさ(笑)。

そんな方法で市民への「法への理解」なんて進まないって(笑)

2007/09/23 Sun 09:50:20
URL | やなせ #KKFL3aNE[ 編集 ]
はあ?
>法の正義を語るなら,いかに不便でも遵法でやれよ。
などと吹いたのはどちらさまですか?(爆笑)たかが一民間団体のガイドラインごときが何で遵法か否かを決定するんですか?
2007/09/23 Sun 11:22:12
URL | しまうま #-[ 編集 ]
爆笑
わかった。

君たちの希望通り,各新聞社に通報しておくから,どちらが正しいか法廷でもどこでも議論して下さいな。

しまうま名義のコメント消すなよ。ガイドラインの存在を知りつつ「故意に」一線を越えているという重要な証明だからね。
2007/09/23 Sun 13:46:16
URL | やなせ #KKFL3aNE[ 編集 ]
>やなせさん:2007/09/22(土) 03:19:19から2007/09/23(日) 13:46:16まで
コメントありがとうございました。


>ずいぶんとお怒りのご様子ですね。急所を突いてしまったようで申し訳ない(笑)
>私が遠慮がちに書いた数行に対してその数倍の量のコメントを書かざるを得ない

丁寧にコメントすると、怒っているとか、急所をつかれたと思い込むようだと、コメントに困りますね。一部につき、短くコメントすることにします(^^ゞ


>「私は少し足りないタイプなのであえて蛮勇をふるってみましたがやはり無駄骨だったようです。楽しませてくれてありがとう。

「足りないタイプ」の人だったんですね……。ご自分で自覚があり、それをあえて暴露されるとは。素直な人ですね。「蛮勇をふるって」コメントされたようで、ご苦労様でした。


>2007/09/22(土) 09:52:48
>あとは好きにやっていて下さいな

ならば、コメントすることもないのでは?


>2007/09/22(土) 18:12:49
>あなた方が諸悪の根源なのです

単純でいいなぁ。幸せそうですね。


>2007/09/22(土) 18:12:49
>「分からないのは学んでないから」と他人を貶め

学ばずに分かるのですか!? 刑事弁護や裁判制度を直感で理解できるとは、なにやら宗教っぽいですね。


>2007/09/23(日) 09:50:20
>著作権は親告罪。著作者がはっきりとガイドラインを示しているのだから,その一線を越えた場合,提訴されても仕方がない

「親告罪」でガイドラインを超えると「提訴」?……(-_-;)。まさかとは思いましたが、「親告罪」の意味を知らず、民事責任と刑事責任の区別も分かっていないようですね。

親告罪とは、告訴がなければ、検察官が公訴を提起することができない犯罪のことです。
著作権侵害に対しては民事責任と刑事責任がありえますが、(検察官でない)著作権者が民事裁判を「提訴」することと、親告罪とは無関係です。言い換えると、親告罪か否かは刑事責任にのみ関わるのであって、親告罪と民事責任は無関係です。


>君たちの希望通り,各新聞社に通報しておくから,どちらが正しいか法廷でもどこでも議論して下さいな

ネットでは誰でも見れるのですから、新聞社の方でも、私を含めた多くの個人HP・ブログの状況をよく分かっているはずですよ。やなせさんが通報したら、むしろ「荒らし」と疑われるだけです。

やなせさんの通報内容によっては、私に対する名誉毀損になりますので、法廷で会うのはやなせさんと私(の訴訟代理人)かもしれませんね。


>2007/09/22(土) 09:52:48
>バカの仲間は黙っていれば?
>いくら勉強してもブログ主のようなバカが増えるだけじゃないの?
>2007/09/22(土) 18:12:49
>自分がバカだって分かっているなら
>2007/09/23(日) 09:50:20
>バカのくせに書くのやめれば?

論理的思考が苦手な人さん(2007/09/22(土) 15:32:24)が「冷静に反論されると急に『頭悪いんですね』とキレる」とか、「『思えない』『感じる』と書いてもなぜそう思うのか、感じるのかという理由を示さない」と指摘されているように、「議論にならないのは明白」です。

議論ができず、誰彼構わず罵倒しているだけになっていますので、「荒らし行為」と判断して、アクセス禁止にしました。
2007/09/23 Sun 15:28:46
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
春霞様、お疲れ様です。
それにしても民事で告訴された人=遵法精神の無い人という等式が成り立つ世の中って怖いですよね(笑)

ちなみに「しまうま名義のコメント」とか「故意に」ってどういう意味ですかね?ワタクシのコメントはワタクシのコメント・考えであって、春霞さんのものではないのですが。自作自演って意味なんですかね?んー、ワタクシ結構以前からお邪魔させて頂いているんですけど(笑)

2007/09/23 Sun 17:03:59
URL | しまうま #-[ 編集 ]
訂正です。
民事で告訴された人(×)
民事で提訴された人(○)
2007/09/24 Mon 04:46:00
URL | しまうま #-[ 編集 ]
>2007/09/24(月) 04:46:00まで
コメントありがとうございます。論理的思考が苦手な人さんとしまうまさんへまとめた形でコメントします。


>論理的思考が苦手な人さん(2007/09/22(土) 15:32:24)
>そういう意味でコメントが殺到するというのはあまり好ましい状況じゃないですよね。

「依存症」さんのエントリーでリンクされてから、コメント殺到になり、一応はレスをしてきました(論理的思考が苦手な人さんにも、対応感謝です)。

ただ、嫌がらせ目的のコメントに対してレスをしても、議論として意義が乏しいですね。なので、嫌がらせ目的のコメントは、最初からコメント承認をしないことにして、コメント殺到を避けるようにしようと思っています。


>しまうまさん(2007/09/23(日) 17:03:59・2007/09/24(月) 04:46:00)
>春霞様、お疲れ様です。

ありがとうございます。
賛否どちらでもいいのですが、ただ単に罵倒するだけ、それも執拗になってきたので、やなせさんをアクセス禁止にしました。結局は、コメント承認制にしてしまいましたが、もっと早くからコメント承認制にしてもよかったのかもしれません。


>それにしても民事で提訴された人=遵法精神の無い人という等式が成り立つ世の中って怖いですよね(笑)

どうも削除したコメントからすると、嫌がらせ目的だったので、文句を付けられるなら何でもよかったような感じでした。


>ちなみに「しまうま名義のコメント」とか「故意に」ってどういう意味ですかね?ワタクシのコメントはワタクシのコメント・考えであって、春霞さんのものではないのですが。自作自演って意味なんですかね?

自作自演って意味なんでしょうね。きっと。しまうまさんと私とは、コメントの言い回しや文章の運び、発想などかなり異なるので、「春霞=しまうま」なんて思えないはずですけどね。

やなせさんにとっては、きっと自作自演に馴染みがあるのでしょうね、すぐに自作自演と思うのは。


>んー、ワタクシ結構以前からお邪魔させて頂いているんですけど(笑)

そうですね。それにブログ開設の最初の頃から、お手数をお掛けしています。「荒らし」や「訳の分からん」コメントへの対応には感謝しています。

「荒らし」や「訳の分からん」コメントへの対応ってどうも困るんですよね。特に「執拗な荒らし」なってくると、病んでるな~と感じますし。
2007/09/26 Wed 01:12:45
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
なんと言えばいいか・・・

どうも自分が直接の引き金を引いちゃったみたいですね。
春霞さんにお手数お掛けしたことをお詫びします。申し訳ありませんでした。
2007/09/26 Wed 12:05:14
URL | 論理的思考が苦手な人 #Zr2/WiYY[ 編集 ]
> 論理的思考が苦手な人さん:2007/09/26(水) 12:05:14
コメントありがとうございます。


>どうも自分が直接の引き金を引いちゃったみたいですね

そういうことではないです。実は、引き金は結構色々あります。未承認コメントには――ちょっと全部は見せられないけど――色々と書いてあって明白です。

例えば、「私は誰でしょう~~~~~~」なんてしょーもないコメントがきてます(未承認のまま)。アホか、勝手に言ってろって感じですけどね(^^ゞ 


>春霞さんにお手数お掛けしたことをお詫びします

お詫びなんてする必要はないです。気にしないで下さい。こちらとしても、コメントの選別を図ってもいい時期かと思ってましたので。

何人かの方から「悪意のあるコメント対策のために、コメント承認や削除が良い」と、勧められていたところに、「依存症」さんからのリンクに伴う多くのコメントに加え、IPを何度も変更してコメントするという執拗なコメント。

直接はこの3つ(最後が一番の理由)が理由ですから気にしないで下さい。それに、ちょっとの一押しをしてくれたので、踏ん切りをつけられて良かったと思っています。友好関係にあるブログ、例えば、「日本がアブナイ!」さんは、コメントさえも止めてしまったくらいですから。
2007/09/29 Sat 00:24:35
URL | 春霞 #ExKs7N9I[ 編集 ]
法律に関してズブの素人の戯言をお許しください。

コメントの中でこのような言葉がありましたが
>法を学ぶことで、法に基づくモラル意識も根付くでしょうし、良い面がかなりあると思います。

主観ながら、昨今のモラル低下は、むしろ社会が「訴訟社会化」していく中で、大切なのは「モラル」ではなく「法に基づくモラル」である、と考える人が増えてきたためであるように思えてならないのですが・・・
そして、そうした「法に基づくモラル」は、「真面目で正直な」人間が、安心して暮らせる社会を作るために役立つものではなく、むしろ狡猾でずるい人をはびこらせるものでしかないと、つくづく感じています。
2008/10/04 Sat 00:58:37
URL | 名無しの権兵衛 #-[ 編集 ]
>名無しの権兵衛さん:2008/10/04 Sat 00:58:37
コメントありがとうございます。

ただし、「名前(HN)を記入して下さるようお願いします」としているのに、記入しないのはなぜですか? 名前を名乗るのは、それこそ最低限の社会のルールではないのですか?


>コメントの中でこのような言葉がありましたが
>法を学ぶことで、法に基づくモラル意識も根付くでしょうし、良い面がかなりあると思います。

これは、「2007/09/20 Thu 06:05:34」の春霞のコメントの一部ですね。その部分を全部引用しておきます。

「私としては、義務教育過程(学校)において、法学教育を行うのが一番良いと思います。最近特にモラルに欠ける人が増えたと指摘されていますから、法を学ぶことで、法に基づくモラル意識も根付くでしょうし、良い面がかなりあると思います。」

要するに、法教育の必要性を説いたわけです。法教育というのは何かについては、「法教育ってなぁに?」(http://www.kanto-ba.org/houkyouiku/q-a/q-a.htm)というサイトが明快です。一部引用しておきます。

「Q. そもそも法教育ってなんですか?
A.「自分たちの身の回りで起こるさまざまな問題について,自ら主体的に考え,公正に判断し,行動してもらう力を身につける教育」のことです。自由で公正な社会にふさわしい自立した人を育てようということです。
 法教育は細かな法律について勉強してもらうおうというのではありません。法的な考え方や法の精神を身につけてもらうことに重点を置いています。


このエントリーで「法を学ぶこと」に触れたのは、橋下氏の主張は、専ら被告人の利益擁護のための弁護人制度を定めた弁護士法そのもの及び弁護人依頼権(憲法37条3項、憲34条)に違反するものであり、「刑事訴訟法の歴史は弁護権の拡大の歴史である」ことを失念したものだからです。

こうした裁判の当事者の利益を破壊し、それゆえ裁判制度を破壊するような主張に賛同し、弁護士の使命を理解しない煽動(広島地裁平成20年10月2日判決)に乗せられてしまう市民が多数いること自体が問題です。だからこそ、法教育が必要だとしたのです。


>主観ながら、昨今のモラル低下は、むしろ社会が「訴訟社会化」していく中で、大切なのは「モラル」ではなく「法に基づくモラル」である、と考える人が増えてきたためであるように思えてならない
>そして、そうした「法に基づくモラル」は、「真面目で正直な」人間が、安心して暮らせる社会を作るために役立つものではなく、むしろ狡猾でずるい人をはびこらせるものでしかない

「法教育ってなぁに?」(http://www.kanto-ba.org/houkyouiku/q-a/q-a.htm)というサイトから引用しておきます。


「Q.法教育の目指すものは?
A.自分で人生を選択して生きていける自立した市民になるということを目指します。具体的に言えば,合理的な考え方が身につき,情報や意見を鵜呑みにするのではなく批判的に吟味する力を付け,そして,公正に考えることができるような人を育てるために法教育を行ないます。
 他にも,自分だけよければという視点から,相手や周りの人へどのような影響があるのかというところまで視野を広げ,異なる意見の人と対話,議論する力をつけ,問題に対してチャレンジする意欲を持つようになることを目指します。
 ふだん,あまり意識することはないかもしれませんが,現代の社会は法なくしては生活できません。このような社会において,法の考え方を知ることは,生きるために必要なライフスキルであるといえますし,法教育を行なうメリットでもあります。

Q.法を教えると権利ばかりを主張する人がでてくるギスギスした社会になるのではないでしょうか?
A.私たちの社会は,一人ひとりがかけがえのない存在であり,かけがえのない一人ひとりを大切にしていこうという社会です。一人ひとりが異なる考えや感じ方を持つことを認める自由な社会です。そのような社会では,意見や利害が対立することは当たり前のことです。法は,異なる人々が上手に共存していくためのものです。異なる者がお互いに共存していくのだという法の精神をきちんと理解してもらうことが大切です。そうすれば権利には義務が伴うことをきちんと理解してもらえると思います。
 もっとも,法教育においてもすべてを権利義務だけで考えるというわけではありません。合理性や公正さだけではなく配慮も大切だと考えています。 」


これを読めば、「狡猾でずるい人をはびこらせるもの」ではないと分かるはずですが、気になる点を幾つか、触れていきます。

●「社会が『訴訟社会化』していく」という点。

最高裁の統計資料によれば、全裁判所の全新受事件数は、民事・行政事件では、平成15年:352万500件、平成16年:317万3083件、平成17年:271万2896件、平成18年:262万1139件、平成19年:225万5537件となっています。このように近年では特に訴訟が増加しているという傾向はありません。


●「法に基づくモラル」は、むしろ狡猾でずるい人をはびこらせるという点。

「モラル」とは、「道徳。倫理。人生・社会に対する精神的態度」のことです。 「法を学ぶことで、道徳、倫理的な精神を養うとよいのでは?」と説いているのですから、違法行為に簡単に煽動されてしまって安易に違法行為にでたりしない市民になることを意図しており、結果として、「狡猾でずるい人をはびこらせ」ないようにすることをも意図したものです。

「法を学ぶ」ことは法の抜け穴を身につけることになり、だから、「狡猾でずるい人をはびこらせる」と考えているのではないですか? しかし、「法を学ぶ」=「法の抜け穴を身につけること」ではありませんし、法の抜け穴なんてそう簡単に見つかるわけではありません。


●「法に基づくモラル」は、「真面目で正直な」人間が、安心して暮らせる社会を作るために役立つものではないという点。

「法に基づくモラル」を身につけることで、なるべく権利の濫用を防止できるのですから、権利行使の側への制約を意図しています。ですから、権利の濫用などで被害を受ける側への制約を意図していません。

では、権利の濫用などで被害を受ける側は、法に対してどう考えるべきでしょうか?

現代の社会では、法なくして生活できません。そうした中では、振り込め詐欺など法を悪用したような犯罪に遭う危険があるのですから、法を知らないままでは、裸のまま・無防備なまま社会に放り出されているようなものです。「真面目で正直な」人間が、安心して暮らせるためには、それこそ、そうした方達こそ、法を身につけ身を守るべきです。

「法に基づくモラル」は、「むしろ狡猾でずるい人をはびこらせる」と非難し、社会一般を非難してみても、法を知らなければ無防備であることには変わりません。まずは、少しでも自ら身を守る努力をするべきではないでしょうか? もちろん、無防備でいいと選択することも自己責任ですが。
2008/10/04 Sat 18:56:01
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
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