1.この「民放ニュース」とは、TBSNEWSi(8月10日22:50)のことです。
「「駆けつけ警護」認めるべきで一致
集団的自衛権に関する政府の有識者会合はPKO=国連平和維持活動を行う自衛隊に対して、憲法上できないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、という意見で一致しました。
PKO活動の際の武器使用は、正当防衛や緊急避難などの場合に限られていますが、10日の会議では国連の集団安全保障の問題としてとらえるべきだとする意見で一致しました。
その上で、正当防衛を超えるとして憲法違反とされるいわゆる「駆けつけ警護」は認めるべきだとする意見が相次ぎました。これは、味方である他国の軍隊が攻撃された場合、駆けつけて応戦するものです。
こうした事例について、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった佐藤正久氏は、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことをJNNの取材に対して明かしました。
「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)
佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)
懇談会は11月までに集団的自衛権の行使を容認する提言をとりまとめると見られます。しかし、公明党が反対している上、参院選の惨敗で安倍総理の求心力が低下しており、報告書は棚上げせざるを得ないという見方が強まっています。(10日22:50)」
佐藤正久参院議員の問題発言については、すでに多くのブログが触れています。
最も最初に言及したと思われるのが、うさちゃん騎士団SCさんのブログですが、そのブログでは、「イラク派兵で暴走しだした「軍の論理」と、「滅びの美学」を追求する「美しい国」内閣?」、「信憑性高まる? 小池防衛相「疫病神」説 ♪日本共産党に、うさエール♪」で触れています。
「情報流通促進計画」さんでは「国民を騙すつもりだった〜佐藤正久は議員として不適切、直ちに辞任せよ!」、「柳条湖事件を反省しつつも佐藤正久「巻き込まれてでも戦争に参加する」発言を批判しない朝日は歴史評論家?」、「佐藤正久ヒゲ隊長の巻き込まれ発言に公開質問状送付会見報告(杉浦弁護士ブログより)」、「文民統制を無視!〜ヒゲ隊長巻き込まれ企図に栗栖更迭事件より危険なものと警告(東京)」、「シビリアンコントロール無視のヒゲ隊長発言を容認した小池防衛相の責任が問われている(赤旗)」、「佐藤正久発言、you tubeにアップ〜「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」」などで触れています。
「杉浦 ひとみの瞳」さんでは、「・佐藤正久発言〜国民に受け入れられやすい発言の危険性」、「・ヒゲの佐藤正久元イラク先遣隊長の発言に質問状を」、「・佐藤発言への質問状提出の記者会見報告」、「・佐藤発言をマスコミはどうとりあげるか〜逐次追加します」、「・佐藤発言への質問状の次の一手 〜 つづきものです」で触れています。
「アッテンボローの雑記帳」さんでは、「元自衛官・佐藤正久参議院議員は即刻辞職せよ!!」、「佐藤正久発言に現れる日本帝国主義の政治目的 戦争と革命の基本問題 番外編」、「佐藤発言を報道するようマスコミに圧力をかけよう!!」で触れています。
「S氏の時事問題」さんでは、「佐藤正久氏がイラクで「駆けつけ警護」を企図」、「佐藤正久氏に公開質問状を送付」で触れています。
「日本がアブナイ!」さんでは、「Jライス小池が防衛省TOPを更迭?+ヒゲの隊長が海外活動に関してトンデモ発言」、「ヒゲの隊長の違法覚悟発言と安倍首相の「反対があっても、正しいことを」発言のアブナさ+馬インフル等」で触れています。
「村野瀬玲奈の秘書課広報室」さんでは、「遵法意識のとぼしい自衛隊員が大手を振って歩く日本がアブナイ!」、「自衛隊参議院議員、佐藤正久氏の発言は軍部独裁政治の前触れか?」、「不十分で誤った過去の総括の上に感情論で軍事的展開をすすめることの愚かさ」で触れています。
この他にもこれらのブログのエントリーには多くのTBがなされていますので、そちらもぜひご覧下さい。
2.この公開質問状については、幾つかの新聞社では記事にしています。
(1) 中日新聞2007年8月16日 19時08分
「「駆け付け警護は違憲」 ひげの隊長に公開質問状
2007年8月16日 19時08分
元陸上自衛隊1等陸佐の佐藤正久参院議員が、イラク復興支援の現場でオランダ軍が攻撃を受けた際、駆け付けてあえて巻き込まれて警護を行う考えだったことを民放ニュースで明らかにしたのは、意図的に緊急状態をつくりだした上での攻撃で自衛隊法や憲法に違反するとして、弁護士ら有志が16日、佐藤議員に公開質問状を送付した。
「ひげの隊長」として知られた佐藤議員は復興支援現場で指揮官を務め、7月の参院選で自民党比例代表で初当選した。
集団的自衛権に関する政府の有識者懇談会の内容を伝える10日の民放ニュースで、佐藤議員は「オランダ軍が攻撃を受ければ、情報収集名目で駆け付け、あえて巻き込まれ(警護に)行ったと思う」との発言をした。
公開質問状では「実質的に正当防衛・緊急避難の要件を満たさず、自衛隊法に違反するばかりか、憲法9条をないがしろにし、自衛隊派遣の国会決定を超えた行動」と批判、真意を問い掛けた。 (共同)」
(2) 毎日新聞平成19年8月17日朝刊22面
「イラク派遣:元陸自のヒゲ隊長、佐藤参院議員に質問状
元陸上自衛隊イラク先遣隊長の佐藤正久参院議員が、派遣先のイラクで他国軍隊が攻撃を受けた場合、駆け付けて援護する「駆け付け警護」を行う考えだったことを表明したことに対し、弁護士ら約150人(呼びかけ人代表・中山武敏弁護士)が16日、「違憲」と公開質問状を送った。
佐藤氏は10日に放映されたTBSのニュース番組で、当時イラクで指揮官として「駆け付け警護」を行うつもりだったことを明言し、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と発言した。「駆け付け警護」は、正当防衛を超えるとして憲法解釈で認められていない。
質問状は「違憲、違法なもので、シビリアンコントロールに反する」として、7項目について今月中の回答を求め、安倍晋三首相にも佐藤氏に辞職勧告するよう要望書を送った。佐藤氏の事務所は「現場に行って法的不備があると感じての発言。質問状は届いていないが精査する」と話した。【長野宏美】
毎日新聞 2007年8月16日 20時32分」
(3) 東京新聞平成19年8月17日付朝刊22面「こちら特報部」
「“友軍”攻撃されたら「駆けつけ警備」 「文民統制を無視」 「ヒゲの隊長」に公開質問状
「ヒゲの隊長」こと、先の選挙で初当選した佐藤正久参院議員。この佐藤氏がテレビ番組で「駆けつけ警備」を肯定したとして、弁護士たちが16日、「発言内容は憲法に反し、シビリアンコントロール(文民統制)を無視している」と公開質問状を送りつけた。
◆弁護士ら「柳条湖事件を想起させる」
質問状を送付したのは、杉浦ひとみ弁護士らNHK従軍慰安婦問題改変問題にかかわってきた「報道・表現の危機を考える弁護士の会」の有志。44人の弁護士らが賛同し、今月末までの回答を求めている。
発言は今月10日のTBS系(JNN)ニュースで流された。柱は集団的自衛権を検討する首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(柳井俊二座長)が「駆けつけ警備」を認める方向で一致したという内容。この「警備」は自衛隊とともに活動している他国軍が攻撃された際に駆けつけ応戦する行動で、現在は違憲だとして認められていない。
この報道の中で、佐藤氏はイラク復興業務支援隊の初代隊長当時、「(自衛隊を警護していたオランダ軍が攻撃を受ければ)情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意思があったと述べた。
さらに「巻き込まれない限りは(武器使用が可能な)正当防衛、緊急避難の状況はつくれない」「普通に考えて手を差し伸べるべきだという時は(警護に)行ったと思う」と説明。「(その結果)日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと(思った)」と話した。
質問状の中で、弁護士らはこの発言を「実質的に正当防衛、緊急避難の要件を満たせず、自衛隊法、憲法9条をないがしろにし、国会での派遣決定を超えた行動であり、文民統制をも無視する」内容だと批判。発言の真意と、国会議員として法を順守する意思の有無を問いただしている。
同時に安倍首相にも佐藤氏に議員辞職を勧告するよう要望書を、小泉前首相には「巻き込まれる」行動を命じたか否か、をただす公開質問状を送付した。
16日の会見で、弁護士らは「この文民統制無視の姿勢は日中戦争の発端となった旧日本軍の謀略、柳条湖(南満州鉄道爆破)事件を想起させる」と危機感を訴えた。ちなみに事件を立案した石原莞爾(かんじ)関東軍参謀(当時)は「謀略により機会を作製し、軍部主導となり国家を強引する」という文言で知られている。
◆「現場の実相を伝えたかった」
一方、佐藤氏は今回の発言について「現場の実相を伝えたかった。議員になったのも現場と法とのギャップがあるなら、議論し、直すべき点は直すべきだと考えたから」と説明する。
「オランダ軍には自衛隊の連絡官もいた。オランダ軍だけで攻撃に対応できないとき、人道的な観点から放置できないこともあり得た」と振り返る。「発言はあくまで過去の現場での思い。選挙中も話した。法を無視する意図はない」
今回の発言は“非戦闘地域”というイラク特措法の前提が成り立たないことを暴露したともいえるが、軍事評論家の前田哲男氏は有事法制研究の契機となった1978年の「来栖発言」を思い出したと語る。
「来栖弘臣氏(当時は統幕議長)はソ連の奇襲攻撃があって、首相の防衛出動が間に合わないときは自衛隊は超法規的措置をとらざるを得ないと発言。直後に文民統制に反すると更迭された。これは未来の仮定を想定したが、現在形の佐藤発言はさらにきわどい」
現在の「懇談会」の議論が国連の平和維持活動(PKO)と米軍との集団的自衛権を混同している問題を指摘しつつ、「そもそも個別的自衛権を前提にした自衛隊を海外派遣すること自体、無理だ」と語る。
「現地情勢と国内法とのギャップに現場の指揮官が苦悩せざるを得ない。個別的かつ具体的に限界を定めておかなければ、現地の隊長が拡大解釈する恐れは常につきまとう」
*見出しの文言は紙面どおりですが、見出しの位置は適切と思われる位置においています。」
3.TBSニュースで述べた、佐藤正久参院議員の発言は、深刻な問題点を含んでいます。
「この報道の中で、佐藤氏はイラク復興業務支援隊の初代隊長当時、「(自衛隊を警護していたオランダ軍が攻撃を受ければ)情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意思があったと述べた。
さらに「巻き込まれない限りは(武器使用が可能な)正当防衛、緊急避難の状況はつくれない」「普通に考えて手を差し伸べるべきだという時は(警護に)行ったと思う」と説明。「(その結果)日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと(思った)」と話した。」(東京新聞)
(1) 政府の憲法解釈では、海外での武器使用は「自分や自分の管理下に入った者を守る」時だけに認められているのです。そのため、自衛隊の管理下にあるとは言えない他国軍隊が攻撃された場合、自衛隊が駆け付けて救援すること(「駆けつけ警護」)は認められていません。
この「駆けつけ警護」の問題点は、憲法解釈にとどまりません。 「救援、援護」が「本格的な戦闘」となり、さらには「敵の拠点へ総攻撃」などへエスカレートしていったとき、どこまで作戦行動を共にするのか、使用する武器はどこまで許されるのかなどの現実的な問題が残っているのです。
ところが、佐藤正久参院議員は、陸上自衛隊イラク先遣隊長だった当時、
と述べているのですから、独断でしかも、別の名目で偽装して「駆けつけ警護」を行う意図があったことを明らかにしたのです。「駆けつけ警護」がエスカレートしていった場合、どこまで作戦行動を共にするのかなど、どこまで考えていたのでしょうか? 独断で決定するつもりだったのでしょうか? もし「駆けつけ警備」ではないかと問題視された場合、陸上自衛隊イラク先遣隊は、正当防衛(緊急避難)の状況にないのにあったと虚偽情報を国会・内閣に報告することも意図していたわけです。「(自衛隊を警護していたオランダ軍が攻撃を受ければ)情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意思があった」
これでは公開質問状にあるように、「自衛隊法、憲法9条をないがしろにし、国会での派遣決定を超えた行動であり、文民統制をも無視する」内容だと批判を受けるのは当然のことです。
(2) 佐藤氏が
と述べている点は、憲法違反・法令違反であると知りつつ、機会があればあえて違憲・違法行為に出ようとする態度であって、極めて悪質です。「(その結果)日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと(思った)」
もっとも、佐藤氏は「法を無視する意図はない」と述べているようですが、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」と言っている以上、「法を無視する意図」は明白です。全く弁解になっていません。
法というのはそれを明示することで、行動指針となっており、法令違反行為に出ないことを法は期待しているのです。法令違反かどうか微妙な場合であるならともかく、政府が憲法解釈上、「駆けつけ警護」ができないと明言しているのにもかかわらず、あえて政府見解に明確に違反する態度にでることは、法秩序をないがしろにするものであって極めて悪質です。
イラク派遣に対しては多くの批判があるなかで、自衛隊は派遣されたのであり、しかも、佐藤氏はイラク復興業務支援隊の初代隊長であったのですから、佐藤氏の行動は今後の自衛隊の海外派遣の行方を左右するものでした。そのことが分かっていたのにもかかわらず、佐藤氏はあえて違憲行為にでる意図でいたのです。
このように、「今後の自衛隊の海外派遣の行方を左右する」と知りつつも、文民統制を無視して違憲行為に出る者が初代隊長であることからすると、自衛隊は、いまだに旧日本軍における関東軍のような暴走を引き起こす下地を秘めている、自己抑制のできない組織であると判断せざるを得ません。
4.もっとも、佐藤氏の問題発言は、佐藤氏だけが突出して発言したのではなく、自衛隊全体にそのような意識があるからではないでしょうか?
(1) 佐藤氏は、「今回の発言について「現場の実相を伝えたかった。議員になったのも現場と法とのギャップがあるなら、議論し、直すべき点は直すべきだと考えたから」と説明しています。このような「現場の論理」を優先させ、法を無視する態度は、今回だけではないのです。
佐藤氏は、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意図があったのですが、このような虚偽の名目で勝手な活動をすることも、カンボジアPKOで経験済みなのです。「『テロ対処後方支援=アフガニスタン報復攻撃支援』についていたはずの海自補給艦が、法の目的と範囲からはずれた任務を行った。その後はじまった『イラク戦争』(2003年―)に出撃中の米空母と艦艇に、インド洋で洋上給油を実施したのである。これについて石破防衛庁長官は、「(米艦がアフガニスタン攻撃とイラク戦争という)複数の任務を同時に受けていることはある」ので、給油しても違法でない(参議院外交防衛委員会、2003年5月15日)と、『テロ特措法』では認められていないイラク戦争支援活動まで、インド洋派遣部隊の任務に含まれているかのように答弁した。現場の必要が法の規定より優先されたのである。カンボジアPKOのさいにも、土木工事に派遣された部隊が、『道路偵察』名目でパトロールを行ったことがあった。『現場の論理』は、いつしか『法の無視』に変わる。それは一歩の距離でしかない。石破答弁は文民統制の危うさを、みずから打ちあけている。」(前田哲男著『自衛隊 変貌のゆくえ』92頁)
2006年2月、海上自衛隊佐世保地方総監部の業務用秘密情報データが、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてネットに情報漏れしました(「海自秘文書漏洩事件」)。ここで漏れた「秘密指定」された演習計画によると、周辺事態における「後方地域支援」や「船舶検査活動」が国会で論議された立法意図や政府説明とは異なる日米共同訓練が行われていたのです(前田哲男著『自衛隊 変貌のゆくえ』132頁)。
このように、海上自衛隊でも、「法の無視」が常態化しているのですから、陸上自衛隊の一員であった佐藤氏が「法の無視」を計画しても少しも不自然ではないのです。
自衛隊では「法の無視」が常態化している以上、「救援、援護」が「本格的な戦闘」となり、さらには「敵の拠点へ総攻撃」などへエスカレートしていったとき、どこまで作戦行動を共にするのか、使用する武器はどこまで許されるのかなども、おそらくは、陸上自衛隊内部では極秘に決定していると推測できます。佐藤氏が、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろう」と述べているのは、「現場の論理」を優先しても十分に抑制できることを披露する趣旨であったのでしょう。
(2) 自衛隊には、「現場の論理」を優先させ、法を無視する態度が常態化している以上、佐藤氏の議員辞職を求めたとしても、(辞職要求自体意義あることとは思いますが)根本的な解決には結びつかないように感じます。(妙な言い訳をして辞職しないでしょう、おそらく)
むしろ、国政調査権を行使して、佐藤氏を証人喚問し、自衛隊が法を逸脱する行動を決定していると推測される計画を明らかにさせるなど、情報公開と国会による統制が必要かと思います。
もちろん、国政調査権を行使しても素直に情報を出すとは思えませんから、自衛隊の縮小(自衛隊の任務・編成・装備全面にわたる洗い直し、解体的縮小の実施)が効果的かと思います(前田哲男著『自衛隊 変貌のゆくえ』215頁)。
これまでの流れをまとめていただいた上に、4で分析をさらに深められているので、とても参考になります。
今回の発言及びこれを黙認している政府の持つ危うさと、これが国民の生活に与える影響(可能性)との関係がわかりにくいために、社会問題になるにはむずかしいのかと思っています。
どうしたら、多くの人が「私たちの問題だ」と思えるようになるのでしょうね。
URL | 杉浦ひとみの瞳 #-[ 編集 ]
現場と上層部の意識の違いはよくあることです。現場が「人としてどうなのか」という「心情」を一切抱くなとは言いませんが、法律を無視して実行に移そうという人間が現場の責任者として存在し、それを防ぐ手立てを講じていないというところが、本当に恐ろしいところだと思います。この国は戦争の教訓を全く生かしていない。近代国家として未成熟というか…そのくせ度々顔をのぞかせる「先進国として…」みたいなプライドだけは「いっちょまえ」なところが笑えるわけですが(いや笑えないですね)
そもそも「テロリストにオランダ軍が攻撃されたら助けるのが当然」という論理には様々な前提が欠けています。例えば「オランダ軍の正当性」、つまりオランダ軍の正当な行動の結果戦闘が起こったのか、それとも違法な行動をきっかけに戦闘になったのか、です。「オランダ軍を攻撃するもの=無条件に悪」という論理は成り立たないわけです。特にイラク情勢ではイラク国民の意識を含めて、どちらが善でどちらが悪か、旗色鮮明とはされていない。テロリストの内実も不透明です。そういう状況で「喧嘩の助太刀」のアナロジーでものを考える幼稚さが分からないんですかね。
こういう幼稚な論理でしかものを考えられない視野狭窄の人間が、軍事行動を統括する立場にいられるとは本当に驚きですね。仰る通りこの状況が改善されない限り自衛隊にはより強力な縛りが必要ですよ。
URL | しまうま #-[ 編集 ]
>4で分析をさらに深められているので、とても参考になります。
ありがとうございます。
>社会問題になるにはむずかしいのかと思っています。
確かに、ネット上ではかなり問題化してはいるものの、社会一般に広がっているとは言い難いようです。
駆けつけ警護は、「本格的な戦闘」となり、さらには「敵の拠点へ総攻撃」などへエスカレートしていったとき、どこまで作戦行動を共にするのか、使用する武器はどこまで許されるのかなど、明確にしておかないと、ずるずると(一時的にとどまるにせよ)戦争を始めることになりかねません。
まず、こういった「駆けつけ警護」の現実的な問題点などがあることを説明し、理解してもらえないと、一般的に「社会問題化」するのは、難しい感じがします。
>どうしたら、多くの人が「私たちの問題だ」と思えるようになるのでしょうね。
まずは、見過ごすことができない問題であると、ずっと声を上げ続けることが必要かと思います。
>現場が「人としてどうなのか」という「心情」を一切抱くなとは言いませんが、法律を無視して実行に移そうという人間が現場の責任者として存在し、それを防ぐ手立てを講じていないというところが、本当に恐ろしい
現場で不都合が生じているなら、防衛省(当時は防衛庁)が公式に国会や内閣に求めるしかないのです。不都合が解消できないなら、撤退するか法改正するかのどちらかであって、「法を無視」するなんて道はダメなのです。しかし、佐藤議員は「法を無視」する道を選択する気でいたわけです。
>オランダ軍の正当な行動の結果戦闘が起こったのか、それとも違法な行動をきっかけに戦闘になったのか
>「オランダ軍を攻撃するもの=無条件に悪」という論理は成り立たないわけです
仰るとおりです。必ずしもオランダ軍側に正当性があるとは限らないわけです。まさか、駆けつけてオランダ軍に尋ねて、正当性があるか判断して、その後、正当性がないから引き返す……なんてできないでしょうし。
>こういう幼稚な論理でしかものを考えられない視野狭窄の人間が、軍事行動を統括する立場にいられるとは本当に驚きですね
佐藤氏は、実に危なっかしいです。
>仰る通りこの状況が改善されない限り自衛隊にはより強力な縛りが必要
ご賛同、ありがとうございます。
TBありがとうございました。
このところずっと「FC2」利用の方にTBが送れません。
残念です・・・。
メールを読んでください。
URL | 来栖様へ #Lhow0clE[ 編集 ]
勘違いしているのは、私だけじゃないのですよ?
こんな状況になって、私は本当に苦しいです。体調も悪くなってきました。
これだけ頼んでも、ダメなんですか?
追記記事復活or再度の明言、おねがいします(追記記事は3日間だけの公開でいいですから)。
メール&ブログもお読みください。
このまま放置していると、大変なことになってしまいますよ。それでもいいんですか?残酷ですね。
もし、週刊誌にデマ記事が出たりしたら、すべて来栖様の責任ですよ?それでいいんですか?それでいいんですか?いいんですか?(頭が堅くなっていませんか?)
貴方はそれを望んでいるんですか?
団塊世代の人には理解が難しいかもしれませんが、大変なデマがもう出かかけているのですよ?
週刊誌にデマが出ることを貴方は望んでいるとしか思えませんね。
それで社会に混乱が巻き起こっても、いいんですか??
2ちゃんねるの例のスレッドでは、(来栖様の誤解を招くような表現一つのために)週刊誌に言っていくということにもなりかねないような状況なのですが。
URL | 来栖様へ #Lhow0clE[ 編集 ]
追記記事復活or再度の明言(3日間で可)をしていただけないのなら、貴方の家に直接赴いて、交渉という形を取らざるを得ませんが、それでもよろしいでしょうか?
ふざけたデマ記事が出ることを防ぐためには、それ(直接交渉)しかありません。
近日中に貴方宅を訪問することになると思います。
(追)
近日中に帰宅を訪問して、追記記事復活or再度の明言を求める交渉を行いたいと考えております。
ブログにも書いたとおり、私は週刊誌にふざけたデマ記事が出て社会が混乱することを防ぐためには、(合法的範囲内で)手段を選びません。
(追2)
このままじゃ、週刊誌にデマ記事が出てしまう可能性が高いですね。
2chでどうなっているか、知らないのでしょうか?
メールをきちんとご覧ください。私は変なデマが流れてほしくない一心でここまでやっているのであって、それ以上でもそれ以下でもありません。
もし、デマ記事が出て、それでk君が喜ぶのですか?
貴方の、k君を応援する気持ちというのは、所詮自己満足なのではないですか?
これ以上無視するなら、嫌なことをもっと言わなければならなくなりますよ。
URL | 来栖様へ #Lhow0clE[ 編集 ]
週刊誌にデマ記事が出てほしいのですか?
そうとしか思えませんね。
貴方は、ネットのことなんか、ネットの恐ろしさなんて何もわかってないんですよね。
(追)
言い過ぎました。
再度、一言でいいので、明言してください(3日で削除してもらっても構いません)。
そうすれば、ブログは元通り平和になると思いますが。
私もこんな必死にならなくて済むし、もう来栖様に迷惑かけませんから。お願いします。私はただ変なデマが週刊誌の記事になることが嫌なだけなんです。理解ください。
URL | 来栖様へ #Lhow0clE[ 編集 ]
経緯が全く分からないので、どうして連絡を取りたいのかもよく分かりません。ただ、このブログは、来栖さんへの伝言板ではありませんので、伝言板代わりはお止め下さい。
来栖さんがこのブログを毎日見ているとは限らないのですから、ここのブログでコメントを残しても、効果はありません。
>追記記事復活or再度の明言、おねがいします
自己のブログにどんな追記記事を掲載するか否かは、ブログ管理者の自由裁量です。そういったお願いをしてみても、あまり意味がないと思います。
>追記記事復活or再度の明言(3日間で可)をしていただけないのなら、貴方の家に直接赴いて、交渉
>近日中に貴方宅を訪問することになると思います
さすがにこれだと脅迫まがいの行為です。絶対に止めなさい。追加記事の掲載を求めるために訪問するようだと、強要罪(刑法223条)に当たる可能性もあります。
>私もこんな必死にならなくて済むし、もう来栖様に迷惑かけませんから
迷惑をかけている自覚があるならば、その自覚にしたがって止めた方がよいと思いますが。
過度に要求すると、それだけで拒絶されてしまうのでは? 「近日中に貴方宅を訪問」とまで書いてしまうと……もはや無理のような。
とりあえず名前をつけました。
経緯については、後日(たぶん明日)、(おそらく非公開コメントで)詳しく説明したいと思います。
これまでのコメントはそのまま残しておいてください。
URL | M07 #Lhow0clE[ 編集 ]
| #[ 編集 ]
| #[ 編集 ]
| #[ 編集 ]
佐藤氏の発言からすると、文民統制を無視して、勝手な軍事行動を行うことになる可能性が十分にあったわけです。恐ろしいことです。
>このところずっと「FC2」利用の方にTBが送れません。
>残念です・・・。
そうなのですか……。残念です。FC2は、リニューアルを行っていて、多少不具合が生じているようです。TBがうまくいかないのは、そういった不具合が影響しているのかもしれません。
>とりあえず名前をつけました。
ありがとうございます。
>経緯については、後日(たぶん明日)、(おそらく非公開コメントで)詳しく説明したいと思います。
了解しました。
>これまでのコメントはそのまま残しておいてください。
了解しました。原則として、こちらからコメントを削除することはありませんけどね。
事情を聞かぬままでのコメントで申し訳ないのですが、もう1度書いておきます。
どういう事情があろうと、例え冗談であっても、要求を聞いてもらうために「近日中に貴方宅を訪問」するのは、マズイです。自己の言動について冷静に判断された方がよいと思います。
ですから、ここのブログでも構いませんから、もう関わりを持ちませんと表明して、引いてみせた方が潔い態度かと思います。どうでしょうか?
事情はよく分かりました。色々な迷惑を受けているようで、まったく困りますね。
私は特に迷惑とは思っていませんのでご安心下さい。もちろん、「被害」を広げるようなことも致しませんので、ご安心下さい。
こういうやり方は卑怯じゃないですか?
私の言いたいことも分かろうとしない(聞く耳を持ってくれない)、向き合って話そうとしない、私はそういう姿勢は嫌いです。
URL | M07 #Lhow0clE[ 編集 ]
| #[ 編集 ]
| #[ 編集 ]
>こういうやり方は卑怯じゃないですか?
>私の言いたいことも分かろうとしない
おそらく、今までのやり取りの経緯から、「言いたいこと」を聞いてもらうことでさえ無理だと思います。もう諦めるしかありません。
「卑怯」だなんて書いたら、余計に拒絶されてしまうのでは? 文章による会話は誤解されないよう、慎重さが必要です。
それにこれ以上、「近日中に貴方宅を訪問」するなどと、ほのめかしたら、危険性を感じて警察へ通報といったことになりかねません。M07さんは、警察沙汰になって人生が変わってしまってもいいというほどの覚悟でいるのですか? もう止めておきましょう。
(そもそも私は来栖様の家が名古屋のどこか知りませんし、調べようもありませんから、ご安心ください)
発言に度が過ぎたと反省しています。謝罪申し上げます。来栖様、申し訳ありませんでした。
ただ、(今回の経緯について説明した非公開コメントでも書いたとおり)私は、このまま来栖様に完全に誤解されたままでいるのは、困るんです。。
管理人様は、来栖様とメールされているのですよね?
どうしても、来栖様に伝えたいことがありますし、よろしければ、管理人様のほうから、来栖様に伝言していただけないでしょうか?
今までの行為については深く反省しております。
URL | M07 #Lhow0clE[ 編集 ]
>近日中に貴宅を訪問するという発言については、撤回します。その他の不適切な発言もすべて撤回します
>発言に度が過ぎたと反省しています。謝罪申し上げます
賢明なご判断だと思います。
>管理人様は、来栖様とメールされているのですよね?
正直な話、メールを出したことがありません。う〜ん、マズイのかな? メールフォームを設置していませんし、ほとんどの方とメールのやり取りをしていないのです……(汗)。
>どうしても、来栖様に伝えたいことがありますし、よろしければ、管理人様のほうから、来栖様に伝言していただけないでしょうか?
う〜ん、どうなんでしょう? 伝言したいことがあれば、非公開コメントの形でも書いて頂ければ、伝言自体は受け取ります。
ただ、色々な経緯があるようですから、来栖さんの要望があれば、伝えるという形にさせて下さい。M07さんのメールを受け付けないという状態なのに、私が代理して伝えるのは妙なことですから。
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