FC2ブログ
Because It's There
主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
03« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»05
スポンサーサイト 
--/--/-- [--] --:--:-- » E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 
2007/03/13 [Tue] 02:20:40 » E d i t
東京新聞平成19年3月6日付朝刊26・27面「こちら特報部」において、「SOS臓器移植 病気腎移植容認できぬ理由」という表題の記事が出ていました。
大島伸一・日本移植学会副理事長へのインタビュー記事で、この記事自体では、発言内容ついて検証していませんでした。そこで、公平な報道という観点から、大島伸一・日本移植学会副理事長が述べている“病気腎移植を容認できぬ理由”について検証してみることにします。(3月13日追記:誤植など修正しました)



1.東京新聞平成19年3月6日付朝刊26・27面「こちら特報部」の引用を先にして、その後に検証する形で書いていきます。

その前に、記事の最初には、

「宇和島徳洲会病院(愛媛県)の万波誠医師らによって行われた病気腎移植について、日本移植学会など関連五学会の共通見解が今月末にも発表される。否定的な見解となる公算が大きい」

とありますが、関連五学会で合意したわけではなく、決定事項ではないようです。


(1) 

「――病気腎移植について、どう考えるか。

 今の医療ではとても認められない。人にあげてもいいものであれば、本人に残すのが基本だ。ドナー(臓器提供者)を検査して病気とわかったときに治して使うことはあるだろうが。

――問題はどこに。

 医学的な検証や適当な手続きがされていない。またがんやネフローゼの臓器の移植は本来考えられないが、例えば「再発の可能性が低い小さながんで残すのが通常だ」と説明しても、本人が「どうしても」と摘出を希望する場合もあるかもしれない。その場合、通常の医療基準と違うのだから、どうしてそう希望したのかを記録として残すべきだ。さらにリスクを含めて受ける患者がいた場合、初めて次の段階に行く。ただし、これは通常医療ではないので、倫理委員会を通して、医師個人の勝手な判断で行われたことではないことを明らかにして手続きや妥当性を問うべきだ。また手がけた移植手術の七十八件中十一件が病気腎というのは割合が高すぎる。」


他人に移植できる腎臓であれば「本人に残すのが基本」(=修復して戻す)で、本人に残さないという場合は極めて例外的であるはずなのに、「移植手術の七十八件中十一件が病気腎というのは割合が高すぎ」ておかしいというわけです。

これに対する反論は。

 「<え、僕らそんなに悪いことしてますか。最初、万波先生から聞いたとき、『そんなことできるのか』と思ったけどな。正常な腎臓と言うけれど、パーフェクトな腎臓なんてない。脳死や心停止後の摘出となると、もっと条件が悪いんだ。めちゃくちゃなものもある。一種の病気腎や>(中略)

 腎移植に対する西医師の考えだ。二〇〇〇年から〇五年までに手掛けた腎がん手術は計百三十三件。うち、二十四件は部分切除で、「どんなケースでも全摘出を行っている訳ではない」と強調。体力がある六十歳以下の人には部分切除を勧めるが、ややこしい手術は嫌だと、全摘出を選ぶ患者が多いという。
<元に戻せるのなら戻せと言うが、そんなに簡単じゃない。(自分の腎臓を戻す)自家腎移植は、外に出して治療して別の所に移植する。二カ所(腹を)切るから七、八時間に及ぶ大手術になるんだ。七十代の女性は体力的に持たないし、五十代男性は脳梗塞(こうそく)でそちらの処置を優先した。家族が望まれた>」(「病気腎移植―渦中の西医師に聞く」(2006年11月12日四国新聞掲載)


「本人に残すのが基本」(又は修復して戻す)は、どの医師も同じです。問題は、「本人に残さないという場合は極めて例外的」なのかどうかなのです。

「正常な腎臓と言うけれど、パーフェクトな腎臓なんてない。脳死や心停止後の摘出となると、もっと条件が悪いんだ。めちゃくちゃなものもある」

というように、実際上は、病気腎っぽいものが多いのです。
何度も書いていることですが、病腎移植は、万波医師以外の医師も実施してきたのですし、大島氏自身も病腎移植に許可を出したことがあります。大島氏はずっと忘れていたようですが。このように、日本でも以前から病腎移植は決して珍しいものではなかったのです。


「「どんなケースでも全摘出を行っている訳ではない」と強調。体力がある六十歳以下の人には部分切除を勧めるが、ややこしい手術は嫌だと、全摘出を選ぶ患者が多い」

このように、実際上は、全部摘出を望む患者が多いのです。大島氏が言うのと異なり、実際上は、本人が摘出を希望する場合が多いのであって、それが「通常の医療」なのです。

「ステージ1aの腎臓癌に対して、学会側は部分切除が標準的な医療だとしていますが、アメリカでそのような症例に対する、部分切除術は7.5%, イギリスで4%にすぎず、標準医療とは言えないでしょう。日本でも少なくとも半分以上は単純腎臓摘出術となっていると思います。学会が標準的な医療とする根拠を示していただきたいです。」「地獄への道は善意で舗装されている」さんの「藤田士郎フロリダ大学助教授の病気腎移植潰しに対しての見解」

「病気腎移植、万波医師が米学会で発表へ~さあ、日本移植学会幹部はどうする!!!」においても触れましたが、腎癌の標準的手術では腎全摘術が主流なのですから、「部分切除が標準的な医療だ」という日本移植学会の側の方が、「標準的な医療」ではないのです。 


「<元に戻せるのなら戻せと言うが、そんなに簡単じゃない。(自分の腎臓を戻す)自家腎移植は、外に出して治療して別の所に移植する。二カ所(腹を)切るから七、八時間に及ぶ大手術になるんだ。七十代の女性は体力的に持たないし、五十代男性は脳梗塞(こうそく)でそちらの処置を優先した。」

このように、実際上は、戻すのは難しいのです。原則どおりに戻すことを優先させると、かえって患者を死亡させてしまうわけです。大島氏は、戻すことを優先させ、患者が死亡することを少しも気にかけないと理解できそうです。

病腎移植は珍しくない、全摘を望む患者が多い、本人に戻すのは難しい、といった反論からすると、大島氏がいかに実際の腎臓摘出手術、腎臓移植手術とかけ離れたことを言っているのかということが分かります。移植手術の七十八件中十一件が病気腎というのは割合が高すぎ」と非難していますが、これも、いかに楽な手術ばかり実施していたかを自白しているようなものです。ご自分の未熟さを誇ってみせているのであって、ある意味情けなさを感じます。

「県内の泌尿器科医は『自分の患者の手術を確実に成功させたいときは、万波先生の力が必要。』」(「病気腎移植―渦中の西医師に聞く」(2006年11月12日四国新聞掲載)

ここまで評価されるのが万波医師です。腎移植だけでなく泌尿器科の手術すべてについて卓越した経験と技術を有する万波医師と、過去において必ずしも移植が必要なかった患者に対して人体実験まがいの手術を行い、縫合不全で死亡させ、ご自分の未熟さを誇ってみせている大島氏。あまりに違いすぎます。



(2) 

「――病気腎移植推進を望む署名は六万人以上も集まった。手術を受けるか否か、選ぶのは患者の権利だともいう声もあるが。

 移植医療は、第三者を巻き込むという意味で他の医療と大きく違う。移植を受けたい患者は必死。医師としても目の前の患者を救いたい。だけど、いくら目の前の患者が生きる死ぬという状態でも、提供するドナーがいて初めて成り立つ。あくまでもドナーの人権や利益、意思や考えが第一優先で、それが侵されてはいけない。提供される腎臓があって初めて、受ける側の患者の権利が出てくる。そういう構造が移植にあることを押さえておかないと、受ける側の患者の選択の権利ばかりがクローズアップされてしまう。提供側の権利や意思が前提となる大原則が崩れると、ある種の誘導が起きてしまう。」


提供する側の意思が優先であって、受ける側の患者の利益を重視しているような態度はおかしい、というものです。


これに対する反論は。

「<がんに対し、僕らはファイトがわく。でも、生体腎移植に僕は消極的だし、勧めない。健康な人から腎臓を摘出するのは大きなプレッシャーだ。いい結果が得られなければ、せっかくの厚意も無駄になる。一方、病気の腎臓を摘出すること自体は治療行為。(結果的にドナーとなる)患者さんに不利益を与えることはない。同意書もちゃんととっている。僕のメリット? それは一切ない。目の前の患者さんを助けるのが、僕の仕事。技術がないから、病気腎移植はできない>

 <万波先生はピュアな人。地位や名誉なんて、とんでもない。目の前の患者さんがすべてだ。手術の腕も圧倒的だな。自分でニワトリを飼ったり、畑で野菜を作って食っている。昼飯はとらない主義。芋を生でかじっているような人や>
  万波医師と知り合ったのは二十五年ほど前。西医師が県立中央病院に勤務していたとき、腎移植の研修で宇和島へ行ったのがきっかけだ。
  県内の開業医の一人も「まるで修行者。最高の手術で一人でも多くの患者を救うことだけを考えている人」と証言する。」


万波医師や西医師らは、提供側と移植を受ける側、どちらが優先と言う問題ではなく、今見ている患者が優先なのであって、移植を受ける側を優先させてきているわけではないというわけです。

「病気の腎臓を摘出すること自体は治療行為。(結果的にドナーとなる)患者さんに不利益を与えることはない。」

このように、病気腎臓の摘出は治療行為として行っているのであって、移植のために摘出しているわけではないのです。

「県内の開業医の一人も「まるで修行者。最高の手術で一人でも多くの患者を救うことだけを考えている人」と証言する」

このように、いわゆる「瀬戸内グループ」に属してない医師も、万波医師のことを、「病気腎を患っている患者の腎臓を移植のためだけに摘出するような医師」とは評価していないのです。宇和島徳洲会病院の調査委員会でも、患者の状況を考慮すると、病院の6件の摘出については、3件は適切、3件は容認できるとの判断を示しているのです。


大島氏の言葉を読むと、いかにも提供する側の保護を優先しているかのように読み取れます。しかし、日本移植学会元理事長で、現在も委員である太田和夫・東京女子医科大学名誉教授は次のように述べています。

「腎臓は心停止後30分以内に冷やせば移植可能で、提供の意思を生かすことができる。症例数を増やすにはまず、ここがポイントである。医療側はすべての患者について入院時に臓器提供カードの有無をチェックし、本人の意思を確認するなど、事前の情報収集を怠ってはならない。」(産経新聞平成19年3月6日付朝刊19面 【正論】太田和夫 腎移植の環境変化にどう対応するか(03/06 05:25))


要するに、日本移植学会としては、

「すべての入院患者を入院時からすべてドナーとして管理し、把握しておくべきで、入院患者が死亡したらすぐに摘出できるよう準備しておく」

と考えているのです。この考えのどこが、患者保護、ドナー保護なのでしょうか? よく海外投資ファンドのことを「ハゲタカ」と呼ぶことがありますが、日本移植学会の考えも「ハゲタカ」といわずしてなんというのでしょうか? 

もし日本移植学会の考えどおり、入院したら医院全体で患者全てをドナーとして管理されるとなったら(もしかしたら、東京女子医科大学では実施中かもしれませんが)、多くの患者はこう疑心暗鬼になってしまうはずです。

「骨折で入院してもドナー扱い!? マジか!」「本当に適切な医療をしてくれるのだろうか? 万波医師だって最初からドナー扱いなんてしてなかったのに、なんて世の中になったのだ」「もしかしたら、臓器摘出のために、手抜きをして脳死にされやしないか、不安いっぱいだ」

こういった、日本移植学会の考えは、身が震えるほど恐ろしいと感じます。

日本移植学会の考えは、病気腎移植を認めず、患者の命に関係なく病腎を修復したら本人に臓器を戻すことを優先し、入院患者すべてをドナーとして管理するのです。これでは、臓器提供者側を優先するどころか、臓器提供者側と移植を受ける側、どちらも優先しない態度を取っていると感じてしまうのです。



(3) 

「――学会が作る指針は絶対なのか。

 医者は患者より圧倒的に知識が多く、説明の仕方によっては誘導しようとすればいくらでもできてしまう。従って患者は医者の言うことを信用するしかない。だが、医学的な基準があれば、それに照らして自分の場合はどの治療が最適かの説明を求めることができる。それが学会や国が示すガイドラインや基準。学会としては、今行われている標準的な医療を示し、それに照らし合わせて(病気腎移植で)行われたことを判断する。医者と患者がいいと言えばいい、というやり方を認めてしまえば、病気腎移植だけではなく、あらゆる医療が肯定されてしまうことになる。」



これにはかなり反発を感じます。

「説明の仕方によっては誘導しようとすればいくらでもできてしまう。従って患者は医者の言うことを信用するしかない。」

もしかしたら、大島氏は、ご自分が移植したいがために虚偽の内容を説明して誘導をしてきたのではないですか? 自己がしたい医療を実施するために誤った情報を伝えること自体、医療契約上、債務不履行であって許されません。医師の説明次第で、患者の意思は自由に左右できると考えていること自体、患者の自己決定権を軽視していることが窺えます。

「患者は医者の言うことを信用するしかない。だが、医学的な基準があれば、それに照らして自分の場合はどの治療が最適かの説明を求めることができる。」

これも妙な話です。
今、治療を求めている医師の説明に納得できず、最適・最善の治療方法を求めるならば、「医学的な基準」を探して決めるのではなく、セカンドオピニオンを求めるのが普通です。


「学会としては、今行われている標準的な医療を示し、それに照らし合わせて(病気腎移植で)行われたことを判断する。医者と患者がいいと言えばいい、というやり方を認めてしまえば、病気腎移植だけではなく、あらゆる医療が肯定されてしまうことになる。」


大島氏は、「今行われている標準的な医療」を実施することを求めます。しかし、裁判所の立場は違います。医療水準として未確立な療法(術式)、すなわち、標準的な医療を超えた先端的医療について、患者がその療法の適応可能性があり、かつ、患者がその療法の実施可能性等に強い関心を示していることを医師が知るなどの一定の場合には、医師が知っている範囲において説明義務があるのです(最高裁平成13年11月27日判決(民集第55巻6号1154頁))。
この判決は、「有効性・安全性」が是認されていない療法についての説明義務を認めたことを意味するのであって(医事法判例百選119頁〔寺沢知子〕)、「有効性・安全性」の判断につき、医学的な判断に委ねるのでなく、患者の期待や信頼を考慮して判断することになるのです(医事法判例百選125頁〔山口斉昭〕)。

要するに、「今行われている標準的な医療」を説明・実施するだけでは、説明義務違反となる可能性があり、「有効性・安全性」が是認されていない療法であっても、患者へのインフォームドコンセントがあれば、医療行為として許されるのです。これは患者の自己決定権がより尊重されてきている帰結です。ですから、大島氏が言うような「今行われている標準的な医療」を実施すべきと要求することは、最高裁判例に照らして妥当でないのです。

患者が実際上、「あらゆる医療」を肯定するかは疑問ですから、大島氏の「あらゆる医療が肯定されてしまう」というのは杞憂に過ぎません。しかし、病腎移植を認めることは最高裁判例(及びそれ以降の下級審判例判例・仙台高裁秋田支部平成15年8月27日判決)にも合致した考えであるといえます。



(4) 

「――病気腎移植は「原則禁止になる」と報道されているが。

 原則禁止とは誰も言っていない。マスコミが踊っているだけ。学会は学術団体として専門家集団として、今回の病気腎移植がいいか悪いか判定するだけ。行われたことの医学的な意味を判定し、それを受けて、いったい社会はどうするのか。医学専門家としてどうかかわるのか、どういう枠組みで考えるのか分からないが、それは社会の問題。そこからは、われわれには主導権はない。」


原則禁止なんて、誰も言っていないとのことです。


これに対する反論は。

「愛媛県の宇和島徳洲会病院の万波誠医師ら瀬戸内グループによる“病腎移植”は、多くの議論を呼んだ。日本移植学会は関係学会と合同で調査委員会を組織し、実態を調査し論議を重ね、原則禁止とする方針を出した。

 一方、マスコミはこれを臓器移植のトピックの一つとしてとらえ、広範な取材を続け、移植の問題点を議論する機会としている。」(産経新聞平成19年3月6日付朝刊19面 【正論】太田和夫 腎移植の環境変化にどう対応するか(03/06 05:25)



……。日本移植学会の委員である太田氏は、「日本移植学会は……原則禁止とする方針を出した」と言ってますが? 大島氏のインタビュー記事が掲載された同じ日の記事で。 それも、宇和島徳洲会病院の調査委員会は、結論を出していないのに、勝手に「原則禁止とする方針を出した」と虚偽の情報を流しています。

今や、誰もが日本移植学会の幹部が、裏で「原則禁止」と吹聴していると感じているはずです。いまさら、「原則禁止とは誰も言っていない。マスコミが踊っているだけ」なんて、大嘘を付いても誰も信じません。虚偽情報によって、マスコミを踊らせているのは、日本移植学会の幹部ではないのでしょうか? こういう虚偽情報を流すことは、国民の知る権利(憲法21条)を害するのですし、医療不信を増大させるのですから、直ちに止めるべきです。

 「先日の日本臨床腎臓移植学会において、名古屋の先生の病気腎移植の症例報告を採用しなかったのは誰の差し金でしょうか。学会会長の承諾は得ていたのに、日米の医者による病気腎移植のシンポジウムを横やりをいれてつぶしたのは誰でしょうか。また、今度の全米移植議会における万波氏の演題発表をさせないように、今工作しているのは誰でしょうか。これらのことは、そのうち明るみにでます。」(「地獄への道は善意で舗装されている」さんの「藤田士郎フロリダ大学助教授の病気腎移植潰しに対しての見解」


大島氏は、病腎移植につき「学会で発表すべき」とか「オープンに議論すべき」と言っておきながら、実際上は、病腎移植に関する論文を発表させないように画策しているようです。

病腎移植の論文の発表は、学問研究結果の発表です。学問研究結果の発表の自由は、表現の自由(憲法21条)で保障されていると同時に、学問の自由(憲法23条)で保障されています(野中・中村他著「憲法1」(第4版)327頁)。ですから、大島氏が病腎移植の発表を阻止する行動をすることは、表現の自由(憲法21条)や学問の自由(憲法23条)を侵害するものであって違法な行為です(正確には、私人間の問題なので、憲法の人権規定が間接的に適用される)。憲法21条・23条に反するような行動は、止めるべきです。




2.どうやら、臓器不足解消の道は2つに1つになってきたようです。

万波医師らが主張するような「世界的な医療水準に歩調を合わせて病気腎移植を認める道を選ぶ」か、それとも、日本移植学会が示すような「すべての入院患者を入院時からすべてドナーとして管理し、把握しておくべきで、入院患者が死亡したらすぐに摘出できるよう準備しておく」のか、です。

日本の市民はどちらを選ぶべきでしょうか? 後者を選ぶ場合は、自らの身体だけでなく、夫や妻、子供、祖父・祖母など親戚、友人、すべて入院したら、医師や看護師からドナーとして把握されていることを想像してみて下さい。それでも後者を選びますか?

テーマ:法律全般 - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
エントリーとは別のことで、すみません。
 被害者参加制度、あっという間に成立しそうな気配です。
------------

>「被害者参加」法案を閣議決定=刑事裁判、求刑も可能に
(時事通信社 - 03月13日 11:10)
 政府は13日午前の閣議で、犯罪被害者の権利拡大や保護、支援を目的とする刑事訴訟法など3法の改正案を決定した。犯罪被害者や遺族が刑事裁判に参加できる「被害者参加」制度や、刑事裁判の手続きの中で被告人に損害賠償を請求できる「付帯私訴」制度の導入が柱。今国会に提出し、成立を目指す。
------------- 

 被害者側からも弁護士側からも、反対の意見が聞かれます。裁判員制度についても、考えさせられます。
 春霞さん、エントリーで、解説、論じて戴けませんでしょうか。お願いします。
2007/03/13 Tue 13:58:56
URL | ゆうこ #mQop/nM.[ 編集 ]
ドナーの気持ち
春霞様
別の視点より新しく気づかせて頂きました。感謝です。確かに入院した時点で、自動的にドナーにさせられるのは、いい気持ちでありません。あくまでも善意での提供でありたい。これが基本にないとコワイですね。移植コーディネーターの役割もそこにあるのでは。
その点、病気腎移植は、「廃棄される腎臓の再利用」としてドナー了承済みなので、こんなすっきりとした関係はないのにと思います。選択肢を広げることに反対や禁止があるなんて、変な日本の移植学会と思えて仕方がありません。
2007/03/13 Tue 15:46:49
URL | rikachan #-[ 編集 ]
春霞様
半強制的にドナーにされるのは、ちょっとまずいですよね。
それ以外にも、古い資料で信憑性にかけるのですが、下記のような告発文が出回ったこともある組織が、病気腎移植を移植を後退させると言うのは、いかがなものかと思います。今は、改善されているとは、思いますけど。
http://www.rondan.co.jp/html/news/0104/010423.html
2007/03/13 Tue 18:48:22
URL | ほっちゃれ #17ClnxRY[ 編集 ]
>ゆうこさん
コメントありがとうございます。


>被害者参加制度、あっという間に成立しそうな気配
>エントリーで、解説、論じて戴けませんでしょうか

情報ありがとうございます。
政府は、この制度、本当に成立させるつもりなんですね。解説してみることにします。
2007/03/13 Tue 23:41:46
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/03/14 Wed 02:51:51
| #[ 編集 ]
>rikachanさん
コメントありがとうございます。


>あくまでも善意での提供でありたい

>病気腎移植は、「廃棄される腎臓の再利用」としてドナー了承済み

そうなんですよね。
生体腎移植だと、必要な臓器を摘出するのに対して、病気腎移植では、廃棄される腎臓を使おうというわけです。しかも生体腎移植で、うまく機能しないこともあって、その場合は提供者側、移植を受けた側ともに精神的な負担を感じてしまうことともあって……。


>選択肢を広げることに反対や禁止があるなんて、変な日本の移植学会
>と思えて仕方がありません

仰るとおりです。
移植に熱心なはずの移植学会が反対するのは、どうにも妙な感じです。やはり、「学会のルール」に従わないヤツは気に食わないのでしょうね。
2007/03/14 Wed 23:27:59
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
>ほっちゃれ さん
コメントとTBありがとうございます。
エントリーの中で引用させて頂きました。大変参考になりました。ありがとうございます。


>半強制的にドナーにされるのは、ちょっとまずいですよね

ゲームのレアカードを探して、楽しく遊ぶのならともかく、「入院時に臓器提供カードの有無をチェック」というのは、とても楽しい状況ではありません(^^ゞ
2007/03/14 Wed 23:30:37
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
>非公開コメントの方へ:2007/03/14(水) 02:51:51へのお返事
コメントありがとうございます。

情報ありがとうございます。その情報の行方、大変楽しみにしています。
2007/03/14 Wed 23:33:20
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/tb.php/325-52535711
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
(時事通信社 - 03月13日 11:10)  政府は13日午前の閣議で、犯罪被害者の権利拡大や保護、支援を目的とする刑事訴訟法など3法の改正案を決定した。犯罪被害者や遺族が刑事裁判に参加できる「被害者参加」制度や、刑事裁判の手続きの中で被告人に損害賠償を請求できる「付
2007/03/13(火) 14:01:39 | 来栖宥子★午後のアダージオ
★〓加藤紘一ホームページ「特別対談-谷垣禎一財務大臣と語る」(識者と語る、この国のかたち):( 文 章 )(平成18年9月14日収録/平成18年9月14日掲載)◆ 非寛容な今の世に求められる新しい「絆」( 映 像 )・山形の自宅放火事件について・....
2007/03/13(火) 21:16:41 | 晴天とら日和
★〓加藤紘一ホームページ「特別対談-谷垣禎一財務大臣と語る」(識者と語る、この国のかたち):( 文 章 )(平成18年9月14日収録/平成18年9月14日掲載)◆ 非寛容な今の世に求められる新しい「絆」( 映 像 )・山形の自宅放火事件について・....
2007/03/13(火) 21:16:47 | 晴天とら日和
( B 層 )平日一日あたりのテレビ視聴率が長い層ほど、おおむね自民党や小泉首相を支持する割合が高い って言ってたことがありました。今も変わらずでしょうか?平均年収 フジテレビ・・・・・1567万円 日本テレビ・・・・・1462万円 T...
2007/03/15(木) 19:38:56 | 晴天とら日和
29日に委員会強行採決、30日に本会議強行採決となる可能性もあるのでは? 国民の意思を汲み取らず、十分な議論がされないまま、数の力に於いて「改憲推進法案」を強行採決させてはならない!22日に中央公聴会 国民投票法案で与党が単独議決衆院憲法調査特別委員会(中
2007/03/15(木) 20:27:39 | 競艇場から見た風景
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。