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主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
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2007/02/25 [Sun] 16:48:30 » E d i t
病気腎移植問題について、日本移植学会の田中紘一理事長と大島伸一副理事長は、2月24日の臨時理事会終了後、記者会見をしました。その記者会見において、腎臓摘出の医学的な妥当性や倫理面に問題があるとして、病気腎移植は原則、禁止する見通しであることを示しました。この報道について、それぞれコメントしたいと思います。


1.愛媛新聞(愛媛のニュース2007年02月24日(土))

病気腎移植、原則禁止の方針へ 学会

 宇和島徳洲会病院(宇和島市)の万波誠医師(66)らによる病気腎移植問題などで、日本移植学会(田中紘一理事長)は24日、東京都内で臨時理事会を開催。同学会の独自見解は出さず、3月下旬にも腎臓病関連5学会の合同会議で統一的な声明を出すことを決定した。複数の日本移植学会幹部から「病気腎移植は認められない」との意見が相次いでおり、病気腎移植を原則禁止する方針が打ち出される見通しが濃厚となってきた。

 田中理事長と大島伸一副理事長が臨時理事会後に記者会見。田中理事長は、関係病院を調査している学会派遣の委員から「病院の体制、ドナー(臓器提供者)選択のプロセスに多くの不備がある」との指摘が出ていることを明らかにし、万波医師らによる病気腎移植に対し「個人的には問題があると思う」との認識を示した。」



(1) 「日本移植学会、『病気腎移植』禁止へ」というような報道(TBSニュース)もあることから、日本移植学会が病腎移植を原則禁止に決定したのかと思ったら、そうではなかったようです。

「同学会の独自見解は出さず、3月下旬にも腎臓病関連5学会の合同会議で統一的な声明を出すことを決定した」

というのですから。
元々、関係病院を調査する前から、大島副理事長は、病腎移植は許されないと述べていたのですから、最初から禁止することに決めていたはずです。なのに、なぜ日本移植学会が独自見解を出さなかったのでしょうか? 先送りにする必要はないはずです。ちょっと意味が分かりません。


(2) もっとも、

「病気腎移植を原則禁止する方針が打ち出される見通し」

ということからすると、やっと大島副理事長も、病腎移植は全面禁止できないという知識を得たようです

愛知県の藤田保健衛生大学病院で91年に病気腎移植が行われていたばかりか、当時愛知腎臓団体理事として手術にゴーサインを出していたのが、大島・移植学会副理事長だったのに(「病気腎移植問題~大島伸一・移植学会副理事長は万波医師を非難する資格があるのか?」参照)、以前は、病気腎移植を全面禁止かのように非難していました。

大島副理事長は、このような“優れた記憶力”を有していたので、91年の藤田保健衛生大学病院での病腎移植に許可を出したという報道も忘れてしまうかと思いましたが、忘れずにいたようです。




2.朝日新聞平成19年2月25日付朝刊37面

 「移植学会幹部らが「万波移植」を批判 臨時理事会を開催
2007年02月24日20時47分

 日本移植学会(田中紘一理事長)は24日、東京都内で臨時理事会を開き、宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(66)らによる「病気腎」移植について、3月末に予定されている関係5学会の合同会議で統一見解をまとめることを確認した。5学会はすでに病気腎移植を原則禁止する方針を固めており、同学会副理事長の大島伸一・国立長寿医療センター総長は「医療水準から大きく逸脱している」と厳しく批判した。

 臨時理事会後の会見で、田中理事長は「倫理委員会が設置されていないなど、(移植を実施した)病院の態勢などに多くの不備があった」と指摘。「移植学会単独ではなく、5学会で一緒に結論を出し、今後の方針を明確に打ち出す」とも述べ、どういうケースが例外として許されるかなどを「指針」の形でまとめることを示唆した。

 腎移植が専門の大島副理事長は「がんの腎臓を移植するような万波医師らの行為は、科学に基づいた現在の医療水準から著しく外れている」と断言。「なぜそのような医療行為を行ったのか、カルテに記載したり、インフォームド・コンセント(説明と同意)を文書の形で残したりといった倫理面でも水準を満たしていない」と述べた。

 万波医師を擁護する動きに対しては、「医療水準から外れたことを容認するようなら、医学会の存在価値などない。感情的な同情論と医学的な評価は、全く別次元の問題だ」との見解を示した。」

*紙面上の記事では、最後の段落の後にもう一段落、次のような文章が追加されていました。
「一方、宇和島徳洲会病院の貞島博通院長はこの日、都内で会見し、「学会の見解が出れば従っていきたいが、何とか(病気腎移植の)道を残せないかという模索はしていきたい」と話した。」



(1) この記事は、田中紘一理事長と大島伸一副理事長の見解をそのまま吐き出したような内容になっています。朝日新聞は、大島伸一副理事長の代弁者のようです。大島伸一副理事長は、この記事を読んで大喜びでしょう。

ここまで、大島伸一副理事長に擦り寄った記事を書くのですから、ある意味清々しい思いさえしてきます。「公平な報道なんて、どうでもいい」という、報道機関の姿勢放棄の記事なのですから。

ただ、この記事は、大島副理事長の発言を多く引用しているので、大島副理事長の医療知識がよく分かります。記事を検証する側としては、日本移植学会のレベルを判断できるため、貴重なものだと思います。


(2) 

 「腎移植が専門の大島副理事長は「がんの腎臓を移植するような万波医師らの行為は、科学に基づいた現在の医療水準から著しく外れている」と断言。」


まさかとは思いましたが、大島伸一副理事長は腎移植が専門だったようです。

何度も触れていることですが、藤田保健衛生大学、浜松医大、京都府立医大、広島大学、北海道大学などから動脈瘤を持ったドナー腎の移植の成功が、30症例以上寄せられ、腎動脈瘤以外にも血管系に問題のある症例を体外で修復後、移植することはまったく珍しいことではないのです(徳洲新聞 2006年(平成18年)12月4日 月曜日 No.547 1,3面より)。このように、生体腎移植と病気腎移植の境は殆どないのですから、病気腎移植を避けることは難しいのです。

このように、生体腎移植では病腎移植が珍しくないという事実を知らなくても、腎移植が専門だったと名乗れるのですから、移植医はすべて腎移植専門になってしまいそうです。


(3) 大島伸一副理事長は、

「がんの腎臓を移植するような万波医師らの行為は、科学に基づいた現在の医療水準から著しく外れている」

と非難しています。

では、その「現在の医療水準」というと、このブログのコメント欄でも触れて紹介して下さっていますが、世界的な学術雑誌 『トランスプランテーション』誌には、イタリアの国家プロジェクトとして行われた移植医療の大規模な追跡調査をもとに画期的な論文が掲載されています(徳洲会グループ――腎臓移植医療について: A Population-Based Study of Cancer Incidence in Solid Organ Transplants From Donors at Various Risk of Neoplasia (新生物の様々なリスクを有するドナー由来の固形臓器移植における癌発症率についての集団ベースの研究))。
その論文の内容は、

ドナーにがんがあっても、臓器を移植された側にがんが移植されるリスクは低いと言える。移植用の臓器を切実に欲している患者のことを考えると、がんを持つ屍体をドナーとして用いることのリスクとそれによって得られる利益の両方をよく考慮することが必要だ」と控えめな表現ながら、「がんを持つ患者からの臓器提供」が、ドナー不足を解消する一つの方法であると主張している。」(難波名誉教授による解説)

というものなのです。「米国ではドナーの選択基準を拡大する動きがあり、C型肝炎、B型肝炎、さらにはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染腎でも移植を可能にする方向にある」(徳洲新聞 2007年(平成19年)2月19日 月曜日 No.557 4面より)そうですから、世界的な臓器不足の現在、がんを含め、病気の臓器移植に注目しているのが、最先端医療であるということです。

そうなると、万波医師らが行っていたのは、最先端医療ということであって、大島副理事長の言うように、日本の「現在の医療水準」でないことは確かです。万波医師らの方が、現在の日本の中では最も進んだ医療水準の医療を行っていたのですから。

大島副理事長の言い分には、ある意味、一利あると言っても(苦笑)、日本の「現在の医療水準」を行っていなかったからといって、非難するという論理的思考には付いていけません。なぜなら、病気腎移植に注目している世界の状況があり、移植の結果も良好という事実があるのに、最先端医療を放棄し、遅れつつある日本の「現在の医療水準」を守れといっているのと同じなのですから。

大島伸一副理事長は、「がんの腎臓を移植するような万波医師らの行為は、科学に基づいた現在の医療水準から著しく外れている」と非難していますが、そのような批判は的外れの批判であるのです。


(4) 大島福理事長は、

「なぜそのような医療行為を行ったのか、カルテに記載したり、インフォームド・コンセント(説明と同意)を文書の形で残したりといった倫理面でも水準を満たしていない」

とも述べています。

テレビ報道で引用されている「倫理上問題がある」とは何かよく分からなかったのです。ですが、どうやら大島副理事長は、医療経過をカルテという診療記録に詳細に残していないことと、インフォームドコンセントの文書がないこと、要するに、記録や文書がないことが「倫理上問題がある」と言っているわけです。

倫理、おそらく「医の倫理」(医療倫理:medical ethics)の意味だと思いますが、これは、「医師はどのような方針で治療にあたるか、どのように患者に接するかといった問題」(今井道夫著「生命倫理入門」(第2版)1頁)を意味します。この、どのように患者に接するかという点が、現在では、能力ある患者に十分な情報を与えた上で、承諾することを要する(インフォームドコンセント)として、確立しているわけです。

説明書(書面)があった方が通常理解を助けることになるでしょうから、書面があった方がいいことは確かですが、説明書があっても、分かりにくいのであれば意味がありません。あくまでも、患者に十分な情報を与えたか、説明義務を尽くしたかどうかが問題なのです。説明書を交付する医師も多くなりましたが、いまだ説明書を交付しない医師も結構いるのです(朝日新聞の記者の経験談が記事に)。ようするに、説明書があれば、「倫理」を尽くしたことになるわけではないのです。

また、 同意書の主たる目的は、何か患者に不利益が生じたときに争いを封じておくための証拠であって、存在すれば医師側に有利な書面であって、患者の利益のための書面・患者の治療に役立つ書面ではありません。今は、輸血のみの同意書など、手術する際には多数の同意書を交付していて、患者の側が混乱気味であるとの指摘もあるようです。同意書があれば、「倫理」を尽くしたことになるわけではないのです。

ただ、カルテは、患者から事後開示を求められたら原則として応じなければならないのですから、十分な記載が必要です。しかし、医療過誤などで問題となった際に問題となることなのですから、治療する際の「倫理」の問題とはズレています。

このように検討すると、大島福理事長は、万波医師に対して、医師の倫理上問題があると批判していますが、「医の倫理」を誤解しているものであって、的外れの批判なのです。



(5) 大島副理事長は、

「万波医師を擁護する動きに対しては、「医療水準から外れたことを容認するようなら、医学会の存在価値などない。感情的な同情論と医学的な評価は、全く別次元の問題だ」

とも述べています。

遅れた医療水準を基準にして万波医師を批判しても的外れですから、大島副理事長が、遅れた医療水準を墨守するように求めるなら、それこそ「医学会の存在価値」はないでしょう。


大島副理事長は、万波医師を擁護する動きに対して、「感情的な同情論」と吐きすてています。確かに、万波医師への同情論もあるでしょうが、万波医師への同情論の後ろには、移植を待って死亡していく患者がいるのです。要するに、「万波医師への同情論=臓器不足の現状への打開策が必要」ということなのです。大島副理事長は、臓器不足の現実から目を逸らす愚か者なのです。

万波医師を擁護するのは、別に、同情論だけではないのです。病腎移植の結果につき良好な結果という客観的事実があるのですから、 これまでの報告によると「医学的な評価」も問題ないのです(
「病気腎移植の医学的妥当性(3)~生存率5年で70%(産経新聞1月20日付)」参照)。

このように、病腎移植を肯定するのは、臓器不足の現状、病腎移植も良好な結果が出ているという客観的事実の存在、という極めて現実を見つめた上で判断しているのであって、感情論ではないのです。大島副理事長の方こそ、感情論で病腎移植を忌避しているように感じられます。




3.万波医師だけでなく、他の医師もずっと前から病気腎移植は行われてきましたが、過剰に反応した報道によって、病腎移植は着目されるようになりました。病腎移植も児童虐待や少子化問題と同様に、見いだされ、名付けられることによって問題になっただけで、今さら問題視することもなかったのです。

病腎移植もまた、“愚民”相手に「作られた」問題であって、「リンリ、リンリ」と鈴虫のように騒ぐことなく、世界の潮流に合わせて病腎移植の医学的妥当性を検証すればよいと思うのです(「“愚民”相手に「作られた」問題~東京新聞平成19年1月3日付「本音のコラム」より」参照)。日本の市民の側、マスコミの側も、能力の劣った大島副理事長の意見を信じてしまうのではなく、冷静な判断を行うべきです。


まずは、大島副理事長自体、信頼できるような医師なのかどうかも疑ってかかるべきでしょう。

 「都築 一夫、美濃和 茂、伊東 重光、小野 佳成、絹川 常郎、松浦 治、大島 伸一(社会保険中京病院):無脳児をドナーとした小児腎移植の1例、小児科臨床、37(6)、1233-1236、1984によると、1981年12月11日、名古屋大学医学部附属病院で在胎36週、生下時体重2,000gの無脳児(性別は記載無し)が出生、家族から腎提供の承諾を得て、同夜、温阻血時間0分で腎臓が摘出され、冷阻血時間309分で左右2腎とも8歳女児に移植された。温阻血時間0分は心臓拍動時の摘出を示す。

 立花 隆、NHK取材班:NHKスペシャル 脳死、日本放送出版協会、1991のp163-167によると、この「無脳児」ドナーから臓器を摘出したのは、社会保険中京病院泌尿器科の大島 伸一医師(当時)。手動の人工呼吸により、かろうじて呼吸し心臓も脈打っていたが、腎臓を取り出した時、赤ちゃんの心臓はすでに停止していた。大島氏はNHKの取材に「無脳児を正常な子供と同じように扱うのはどうしても私にはできない。脳の無い状態を『生きている』と本当にいえるのでしょうか。臓器移植の慎重論者の意見は聞いた感じは良いが、一つの欠落した部分がある。それは移植によって助かる人のいることを忘れているということです。・・・」など答えている。

 この時のレシピエントは拒絶反応で61病日に再透析となり、77病日に移植した腎臓を摘出した。腎臓が生着しなかった主因を「組織適合性が不良だったためと思われ」と大島氏ら自らが書いている。無脳児ドナーの臓器は発育が悪く手術手技も難しいために、困難が多いことは事前に認識していたであろう。また、組織適合性の不良は事前に検討しなければならない事項だ。「慎重論者は移植によって助かる人のいることを忘れている」と言うものの、本当は大島氏らはレシピエントの健康、手術による侵襲、負担を考慮していなかったのではないか、人体実験に終始したのではないかと疑わざるをえない。」(「脳波がある無脳児ドナー」より引用



要するに、大島福理事長は、“移植優先で人体実験”を行った経験があるのです。これに対して、万波医師は、米国の留学における知識経験、豊富な手術経験、優れた技量に基づいて、病腎移植を行ったのであって、“移植優先で人体実験”を行ったのではないのです。

“移植優先で人体実験”を行ったことのある医師と、“移植優先で人体実験”をしたことのない医師とどちらを信用できるのでしょうか? 考えるまでもなく、すぐに分かることだと思います。

テーマ:時事ニュース - ジャンル:ニュース

コメント
この記事へのコメント
何とも、まぁ・・・
春霞さん。こんにちは。

いち早い情報分析とご見解、ありがとうございます。同感です。

大島伸一副理事の「医療水準から大きく逸脱」との発言、全くお話しになりません。「遅れた」医療水準でいいのでしょうね~。

事実、患者さまの命を救っている「病気腎移植」なのに、「逸脱しているのはどっち?」と、私みたいなレベルの者でも分かる話です。

あきれてしまいます。

また、このように万波医師を支援しているのは、おっしゃってくださったように、単なる同情でも感情でもありません。
今の怠慢な日本の移植医療の現状に目をつぶりたくないからです。助かるはずの一人の命が、失われていっているのです。
「助かってもらいたい!」ひたすらそう願うからなのです。

まさに、大島氏ご自身の人柄を疑わざるえない発言です。トホホ。

2007/02/25 Sun 20:06:07
URL | rikachan #-[ 編集 ]
>rikachanさん
コメントありがとうございます。


>事実、患者さまの命を救っている「病気腎移植」なのに、「逸脱して
>いるのはどっち?」と、私みたいなレベルの者でも分かる話です。

患者さんの命を救っているという事実が存在するのです。これはどうしても否定できないはずなのに、病腎移植は(原則)禁止するというのだから、訳が分かりません。


>まさに、大島氏ご自身の人柄を疑わざるえない発言です。トホホ。

大島氏の発言は、最初からかなりおかしいのです。このブログでは、ずっと触れていますが、患者の命なんてどうでもいいのでしょう。大島氏にとっては。
病腎移植問題について、大島氏は、一貫して「患者の利益のため」と言ったことはないのです。

昔の大島氏は「ドナーの命なんてどうでもいい」で、今の大島氏は「移植学会に従わないヤツは許さない」。どちらにしても、自分の利益のためなのでしょう。
2007/02/26 Mon 01:07:38
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
見落としてました
このサイトへの最新のトラックバックがつけられている「地獄への道は善意で舗装されている」中のページ

http://blogs.yahoo.co.jp/sxed2004/archive/2007/2/20

に、以前林弁護士のサイトから引用した藤田医師のコメントの全文と思われるものが掲載されていますね。私が見落としているのか、ソースの明示はないようですが。これはどこかのメディアに出たものなんでしょうか?どなたかご教示下さい。
2007/02/26 Mon 13:05:33
URL | 語学教師 #va74bd7o[ 編集 ]
藤田氏コメント続報
さらに「地獄への道は善意で舗装されている」掲載のものと同趣旨の文章が、今日の午後になって瀬戸内グループ支援ネットに掲載されました。

http://www.setouchi-ishoku.info/article.php/20070226144520553

非常に痛烈な調子で今回の一連の騒動を切って捨てています。大島伸一氏には、この文章を読んで「現在の医療水準」を勉強して欲しいものです(^^)。

蛇足ですが、上記の藤田氏コメントで、やはり別エントリにコメントした「標準治療」の指針についても触れてありました。
2007/02/26 Mon 17:14:39
URL | 語学教師 #va74bd7o[ 編集 ]
語学教師様

藤田先生のコメントは、あるML(武田氏ー宇和島漬物)の中に掲載されていたものです。 
2007/02/26 Mon 22:24:31
URL | 宇和島市民 #1Nt04ABk[ 編集 ]
ありがとうございます
宇和島市民さま。はじめまして。さっそくの応答、ありがとうございます。

Yahooグループの「移植への理解を求める会」ML

http://groups.yahoo.co.jp/group/ishokurikai/

のようですね。拝見いたしました。情報提供をありがとうございます。

ネット上では、さまざまなところで運動が盛り上がっているのですね。病気腎移植はもちろん、腎臓病に悩む方々の問題でありますけれど、同時に、患者さんを救うことが第一義の正しい医療のあり方、医療の現場を政治問題にしないための、本当の意味での「医の倫理」が問われている問題だと思います。MLの更なるご活躍と拡大を祈っております。
2007/02/26 Mon 22:45:58
URL | 語学教師 #va74bd7o[ 編集 ]
>語学教師さん:2007/02/26(月) 13:05:33 ・ 17:14:39(+22:45:58)へのお返事
コメントありがとうございます。


>大島伸一氏には、この文章を読んで「現在の医療水準」を勉強して
>欲しいものです(^^)。

ほんと、そう思います。
不思議に思うのは、大島氏の言い分に対して、藤田氏のコメントなどの具体的な反論があるのに、なぜ大島氏の言い分を新聞報道は垂れ流すだけなのでしょうね。それこそ、「聞くのは禁忌」なのでしょうか(^^ゞ
もっとも、今回の記者会見の扱いは、各紙かなり小さいのですが。
2007/02/27 Tue 23:04:34
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
>宇和島市民さん
はじめまして。

情報提供ありがとうございます。

2007/02/27 Tue 23:08:53
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
2月28日共同通信報
今夜のTBS系列ニュース23でも報道されていましたが、共同通信報で引用します。(gooニュースで検索をかけましたが、今のところ各社ともに独自記事はないようです。ちなみに、大手新聞も出足が鈍いようです(^^;)。)

*病気腎移植、米で発表へ

 5月に万波医師
 宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(66)が5月に米サンフランシスコで開かれる米国移植外科学会に参加、病気腎移植の成果などを発表することが28日、分かった。

 病気腎移植を行った万波医師ら「瀬戸内グループ」を含む6人が、同学会に応募していた病気腎移植の論文が、発表テーマとして採用された。

 共著者の一人、広島大の難波紘二名誉教授(65)によると、万波医師の発表は5月9日午前(現地時間)。論文は、万波医師らが実施した42件の病気腎移植の結果を分析したもので、移植後の生着率が死体腎移植と変わらないことなどを証明し、病気腎移植の有効性を強調する内容になっている。

 万波医師は日本移植学会に所属せず、万波医師らの病気腎移植が国内の学会で発表された例はほとんどない。
(共同)

もちろんこの手の学会では、発表したい人が発表できる訳ではなく、事前に申請した内容についてきちんと審査が行われます。日本で勤務する医師がこの学会で発表することはあまり多くないらしいです。

ついでに、こちらも本日夜の共同通信報です。(やはり現時点で各社共通記事。)

*病気腎移植に疑問相次ぐ/臨床腎移植学会で議論

 愛媛県の宇和島徳洲会病院の万波誠医師らによる病気腎移植など生体臓器移植の在り方について、石川県加賀市で開かれた日本臨床腎移植学会で28日、分科会があり、参加した医師からは病気腎移植への疑問の声が相次いだ。

 厚生労働省調査班のメンバーの高原史郎大阪大教授は講演で「移植に使われた腎臓は本当に摘出が必要だったかや、危険性が患者に知らされていたのかなどを中心に調査を進めており、3月いっぱいで大体の報告ができる」と見通しを述べた。

 最近は夫婦など非血縁者間の生体腎移植が増加しており、「夫婦間でも、ドナーの両親に説明をすることが大事だ」と強調。生体間移植では、提供が自発的な意思かどうかを確認することが重要と指摘した。

 高橋公太新潟大教授は「医療は透明性が大事だ」とし、病気腎移植は学会での報告がなく続いていたなどの問題点を指摘した。

(共同)
2007/02/28 Wed 23:52:53
URL | 語学教師 #va74bd7o[ 編集 ]
地獄への道は。を勝手にトラックバックしてすいません。
SNSのMIXIで展開している。
ほっちゃれといいます。
MIXIだけじゃなく、もっといろんな人に知ってもらいたいなと思いまして、MIXI外にもブログを作ってしまいました。
勝手に了解なくトラックバックしてすいません。
マスコミは、下記にあるように、記者クラブの弊害でどうしても偏った報道にならざる得ないんでしょうね。
http://www.rondan.co.jp/html/news/0104/010423.html
所詮ビジネスですから仕方ないですね。
2007/02/28 Wed 23:54:26
URL | ほっちゃれ #17ClnxRY[ 編集 ]
>語学教師さん:2月28日共同通信報
コメントありがとうございます。

>今夜のTBS系列ニュース23でも報道されていましたが、共同通信報で
>引用します

情報ありがとうございます!!!
こうして、共同通信の記事をそのまま引用してもらえると、記録として残りますし、大変ありがたいです。

米国移植外科学会に参加して、万波医師自ら、病気腎移植の成果などを発表するなんて、わくわくしますね!
この報道を聞いて、日本移植学会の幹部はどう感じるのでしょうね~(^^ゞ

この記事は、エントリーとしても紹介します。
2007/03/01 Thu 06:29:42
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
>ほっちゃれ さん
はじめまして、コメントとTBありがとうございます。


>勝手に了解なくトラックバックしてすいません

TB承認制も使っていませんし、遠慮なく、TBお願いします。


>マスコミは、下記にあるように、記者クラブの弊害でどうしても偏った
>報道にならざる得ないんでしょうね

病腎移植は、マスコミと、日本移植学会幹部を批判しまくってます。コメント欄に書き込む方々とともに。
偏った報道であればあるほど、厳しく批判する感じですね!(汗)
2007/03/01 Thu 06:31:40
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
春霞様 語学教師様 皆様 再度こんばんは
私も昨夜ニュース23(多分)偶然見ました。
すっとぼけた表情で万波先生が「話せいというから」のような事を仰っていたのが、何だか妙に微笑ましかったです。
学会、これですね。
http://www.asts.org/meetings/americantransplantcongress.aspx
投稿論文の要旨の提出が去年の12月1日と既に締め切りを過ぎていますので、急遽割り込まれたのですね。
すごいですね、招待講演ですね。
藤田先生が米国で紹介下さり、元米国移植学会会長、元全米臓器配分ネットワーク代表らが賛同下さったこと(http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-246.html)が大きいと思いますし、皆様の論説もすばらしいですが、何より万波先生が長年患者さんと真摯に向き合ってこられた成果と思います。
透析で苦しんでおられる多くの患者さん達も喜んでおられる事と思います。
何の関係もありませんが、本当に嬉しいです。心から万波先生にお祝いの言葉を述べたいと思います。
これからも微力ですが応援させて頂きます。正しいことは絶対に認められなければなりません。
2007/03/01 Thu 20:41:02
URL | Canon #yYfDAmAg[ 編集 ]
>Canonさん
コメントありがとうございます。

>学会、これですね。
>http://www.asts.org/meetings/americantransplantcongress.aspx
>投稿論文の要旨の提出が去年の12月1日と既に締め切りを過ぎてい
>ますので、急遽割り込まれたのですね。
>すごいですね、招待講演ですね。

情報ありがとうございます!
米国の移植学会の医師たちは、非常に関心が高いといえそうですね。


>正しいことは絶対に認められなければなりません。

仰るとおりです。正しいことを行っている人を断念させる社会は、どう考えてもおかしいです。
2007/03/02 Fri 23:42:26
URL | 春霞 #Gu2JBjds[ 編集 ]
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2007/02/25(日) 17:53:20 | 地獄への道は善意で舗装されている
ついに、アメリカの学会が、病気腎移植を認めることになりそうです。日本の規制が産んだ。画期的な技術が、世界で認められることになります。別に法律になったわけじゃないですから、日本の学会のこととアメリカの学会の意見をどちらを取るかは、厚生労働省が判断するでしょ
2007/02/28(水) 23:18:26 | 地獄への道は善意で舗装されている
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