FC2ブログ
Because It's There
主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
05« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»07
スポンサーサイト 
--/--/-- [--] --:--:-- » E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 
2006/11/08 [Wed] 21:08:21 » E d i t
文部科学省は、いじめを原因とする自殺予告文書をHPに掲載しました。ここで引用しておきます。手紙そのままをPDF版で掲載したので、手紙の内容だけでなく筆跡も分かります。


1.文部科学省の「いじめを原因とする自殺予告文書の公表及びお願いについて」

いじめを原因とする自殺予告文書の公表及びお願いについて


 今月6日に受け取りました、文部科学大臣宛のいじめを原因とする自殺予告文書(PDF:607KB)を公表致します。

 当該文書には、名前や地域、学校名等、差出人を特定できる情報が記載されておらず、現在具体的な対応を取ることが難しい状況となっております。

 もし、文書の内容や筆跡等から差出人について分かることがございましたら、至急、学校・教育委員会・文部科学省の方までご連絡を頂ければと考えております。

 文部科学省の連絡先は、以下の通りとなっております。


(お問い合わせ先)
文部科学省初等中等教育局児童生徒課
電話: 03-6734-3298(直通)


もし心当たりがあるようでしたら、ぜひその子どもに声をかけてあげてほしいと思います。



2.「東京新聞(平成18年11月8日付夕刊10面」

『相談する勇気を』  いじめ自殺予告 都教委が呼び掛け

 いじめが原因で自殺すると予告した手紙が文部科学省に届いた問題で、東京都教育委員会は八日、緊急アピールを行い、中村正彦教育長が差出人に向けて「どんなことがあっても自らの命を絶ってはいけません。相談する勇気を持ってください。必ず誰かが受け止めてくれることを信じてください」と呼びかけた。

 手紙は東京都豊島区から投函(とうかん)された可能性があり、都教委は都立学校や全区市町村に確認をしているが、手紙の内容に該当する情報はないという。

 アピールは児童生徒や保護者、学校側に向けても発信。都教委は都教育庁に設置している「いじめ等問題対策室」の相談電話を八日から二十四時間受け付ける態勢に切り替え、差出人に電話をかけるよう訴えている。相談電話は03(5320)6888。」


中村正彦教育長は、

「どんなことがあっても自らの命を絶ってはいけません。相談する勇気を持ってください。必ず誰かが受け止めてくれることを信じてください」

と言っています。それを信じるのもいいでしょう。ただ、この事件の場合、おそらく、担任や校長、教育委員会は、相談してもいじめ対策を講じてくれないはずです。「深刻ないじめ」であるのに今まで何もしなかったのですから、文科省から指示を受けても、アピールと電話相談のみなのですから。

この事件について、教師はどういう対応するかというと、

 「昨日、帰宅した息子に、学校から自殺予告の件でお話はなかったか尋ねた。
 息子は「自分の命を使ってあんなことをするのは卑怯だ。」と先生が言っていた、と。」(「くりりんのひとりごと」さんの「自殺予告・・・学校からのお話。」(11月8日)より引用)

というように、相談しても「受け止めて」くれないのです。切羽詰って出したと思われる自殺予告手紙であるのに、この教師はあからさまに非難するのですから、誰もこの教師に相談するわけがありません。もし手紙を出した生徒がいたり、そうでなくても同じような心境にいる生徒がいたらどうするのでしょうか? この教師は、相談を受けるのを避けるため、わざと非難しているとしか思えません。

教育委員会がどんなに指示やアピールをしても、愚かで自分勝手な教師であれば、教育委員会の指示を無視して、いじめ対策をする気がないのです。相談するなら、親や親身な親戚しかいないと思います。



3.子どもがここのブログを見ているとは思えないので、親、親戚、知人として、いじめられた子どもと接した場合の対処方法を書いておきます。

一番肝心なことは、「共感」することです。共感することこそ、傷ついた心を癒すのです。共感とは、具体的にどのような作業かは明確ではないのですが、簡単に言えば、「ただただ、子どもの話に耳を傾けよう」ということです。がまんしろとか、頑張れなんて言ったりせず、いじめなどの状況を問い詰めたりしてはいけません。子どもが語ったことに対して批判やアドバイスをせずに聞き続けるのです。この方法は、来談者中心療法という方法であり、カウンセリングの基本といえるものです。


親としてはどうすべきでしょうか?

 「無条件にわが子の苦痛を少しでも和らげたいという一心からでる『無理しないで、少し休もうか』という親の一言が子どもを救う。その一言を聴いた瞬間、『おとうさん、おかあさんはわかってくれていたんだ。ここ(家族の前)では、ありのままでいいんだ』と、その実感が子どもの心の苦痛を軽減し緊張を和らげる。

 ……どんなことがあっても生き抜いてみせる、という生きる意欲は家族にしか支えられない。」(家族心理学研究所主幹 太田仁「わが子がいじめられていると知ったとき」児童心理2006年6月号臨時増刊843号112頁)


まずは、「無理しないで、少し休もうか」と言うだけでいいのです。決して「いじめを我慢しろ、いじめに負けるな、頑張れ」なんて言ってはいけません。一緒に遊ぶとか旅行に行くなど共にすごすこともいい方法です。そして、共感です。
家庭以外でも、安心して逃げ込める安全基地があればいいのですが、今の子どもにとってそれは難しいことです。どんなことがあっても子どもを助けるという親の頑張りが必要なのです。

テーマ:社会ニュース - ジャンル:ニュース

事件 *  TB: 4  *  CM: 0  * top △ 
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/tb.php/190-fdc70775
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
昨日、久しぶりに大型ショッピングセンターに買い物に出かけた。平日のせいか店内はガラ~ンとしていて、買い物をするには楽で都合がいいケド、手持ちぶさたそうにしている店員さんばかりが目立ち・・・余りの活気のなさに、このショッピングセンター大丈夫?なんて思っちゃ
2006/11/08(水) 21:29:05 | 競艇場から見た風景
私の娘は公立小学校に通っているので、ステークホルダーであり、地域の教育委員会やその上部組織を批判することは、自らの利益を損ねるので、一定の配慮がなされていることをご承知おきの上、このエントリーに接して欲しい。☆一昨日、松井秀喜氏のいじめに関するコメント..
2006/11/10(金) 17:14:46 | スポンタ通信2.0
11-2のblogだが文部科学大臣宛にいじめ自殺予告手紙が相次ぐので、加筆再掲しました。
2006/11/11(土) 00:15:19 | ファミリー メンタル クリニック
管理人の承認後に表示されます
2007/10/27(土) 05:50:04 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。