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2009/07/25 [Sat] 14:18:48 » E d i t
今回の衆議院選挙は、自民党・公明党による政権を維持するか(=麻生太郎氏を依然として首相として認め続けるのか)、それとも民主党を中心とした現在の野党による政権を認めるのか(=民主党の鳩山代表を首相として認めるのか)という「政権選択選挙」となりました。

このいわば「決戦」について、投票と言う形で参加する有権者にとっては、多様な視点で判断をする方が適切です。そこで、朝日新聞は「09政権選択 決戦への視点」と題して、朝日新聞社の3記者が捉えた視点での論説を掲載していましたので、その論説を紹介したいと思います。



1.朝日新聞平成21年7月23日~25日付朝刊

(1) 朝日新聞平成21年7月23日付朝刊1面「09年政権選択 決戦への視点(上)」

「繕う政治」の末路

編集委員  星 浩

 「勝負時だ。解散に踏み切るべきだ。あなたも九州男児だろう」。自民党の古賀誠氏は今春、党選挙対策委員長として麻生首相に早期解散を迫った。同じ福岡県選出の仲間として決断を求めたのだ。

 「マコトちゃん、おれはずっと東京育ちだからなあ」

 気まずい沈黙が続き、解散は先送りになった。麻生氏の失言や閣僚の失態も重なって自民党への逆風は強まるばかり。現職閣僚さえ「最悪の状況」(金子国土交通相)と嘆く総選挙となった。

 逆風は、いまに限ったことではない。93年には政治改革をめぐって党が分裂。総選挙の後、10ヶ月とはいえ、結党以来初めての野党暮らしを味わった。01年の森首相の時にも自民党政治は大きく揺らいだが、小泉純一郎氏の登場で息を吹き返した。

 13年前、橋本内閣の官房長官だった梶山静六氏が、すでに自民党の「揺らぎ」を感じ取っていたことを思い出す。

 「赤より腐敗の方がまし、というのが自民党の存在理由だった。右肩上がりで増えた富を、うまく配分したことも長期政権の秘訣(ひけつ)だ。その二つとも怪しくなって、自民党の足元がぐらついている。創造的破壊が必要なのだが……」

 東西冷戦下、カネをめぐる腐敗があっても、共産主義になるよりは良い。経済成長で財布の中身が増えるなら文句は言うまい――。国民は、そんな思いで自民党政治を支持してきたという。

 冷戦は終わり、昔のような成長も見込めない。これまでとは違う「旗」が必要だ。だが、実際に続いたのは、その場しのぎの「繕い」だった。

 例えば、核兵器を積んだ米艦船の寄港などを認めた密約問題。外務省の北米局長経験者は「冷戦下では、国会にウソをついてもいいから核の脅威に備えた」と語る一方で、「冷戦が終わり、核の持ち込みもなくなった以上、せめて情報を公開して説明責任を果たすのが政権党の役目ではなかったか」と言う。

 自民党の河野太郎衆院外務委員長が真相究明を訴えるが、同調者は広がらない。麻生首相も「密約はなかった」。冷戦時代のウソをさらに繕う姿勢だ。

 小泉氏の「構造改革」は低成長時代の「国のかたち」を問いかけたが、小泉政権が終わると、党内では「継続だ」 「見直しだ」と応酬が続いただけ。麻生氏も、成果や弊害を総括することはなかった。

 「繕い」に代わる新しい政治を作り出せない――政権党の混乱の底流にある構図だ。

 かつてのライバル・社会党は自民党政治に注文をつけ続けたけれど、単独で政権を担う用意はなかった。小選挙区制が導入されて5度目の総選挙。民主党がようやく政権を狙うところまで育ってきた。

 いま瀬戸際に追いつめられた自民党から聞かれるのは、にわかづくりの「一致結束」と民主党の政策への中傷だ。新しい旗は見えてこない。半世紀も政権にいる与党でも、自己革新を怠れば国民の判断次第で野党に転落する。そこまでたどり着いたことに、政権選択選挙の「歴史的」な意味がある。」



(2) 朝日新聞平成21年7月24日付朝刊1面「09年政権選択 決戦への視点(中)」

「個」つなぐ政治 扉開くか

 衆院が解散された21日の夜、東京都内の日本料理店。民主党の鳩山代表や、小沢一郎、菅直人、興石東の3代代表代行が集まった。

 政権交代をかけた決戦が40日後に迫る。党内が熱気に包まれたその日に、党首脳陣がひそかに会食した相手は、小沢氏と付き合いが長く、党の叱咤激励(しったげきれい)役とされる稲盛和夫・京セラ名誉会長(77)だった。

 稲盛氏は、政府・与党にたてつくことを嫌う経済界では、まれな政権交代論者だ。

 「今の民主党がいい悪いではない。官僚組織べったりの政治家集団だけで政治をやるのは、もういい加減にしてくれ、と」。昨年7月のインタビューでも、そう語り出すと止まらなかった。

 明治以来の官僚機構は限界に来た。2大政党が切磋琢磨(せっさたくま)し、有権者が選挙で政権を代えられるようにする。今こそ政権交代のときだ――。鹿児島県出身で、小沢氏と同じく西郷隆盛を敬愛する稲盛氏の主張である。

 そのチャンスがめぐってきた。解散の日、鳩山氏は「歴史的な使命」「革命的な総選挙」と、高い調子で語った。

 「逆の明治維新を」

 96年に鳩山氏とともに旧民主党を旗揚げした菅氏は今、そう訴えて回る。

 明治国家は官僚が牛耳るように設計された。政治を操り、国民を支配した。この力の流れを、逆転させなければならない。国民が政治家を選び、その政治が官僚を使いこなす――。

 「脱官僚」は、鳩山、菅両氏が一貫して掲げてきた理念だ。

 07年参院選での与野党逆転で、霞が関の常識を覆す試みは始まった。

 08年春、民主党は与党、霞が関の抵抗を抑え込み、多数を握る参院でガソリン税などの暫定税率延長を阻止。高騰したガソリン価格を下げ、政治が生活を変えうるという実感を国民に与えた。

 寄り合い所帯だけに、政策論議でも分野によっては詰めの甘さが残る。他党からの視線も厳しい。赤い円を二つ連ねた党のロゴマークが象徴する「融合」への手探りが、なお続く。

 23日に発表した分厚い党政策集。自民党や官僚が張った網からこぼれ落ちるような項目が並ぶ。

 取り調べの可視化、NPOバンク、選択的夫婦別姓の早期実現、生同一性障害者の人権尊重、ホームレス自立支援……。

 これまでの日本が、国民の「同質性」を前提にした集権的な政治社会だったとすれば、民主党のめざす政策はここでも逆方向に向かう。

 「国家」から「個人」に。 「中央」から「地域」に。

 一人ひとりに「居場所」(鳩山氏)を与え、社会的少数派や「異質」な存在も包み込んでいく「個」をつなぐ政治。そんな理想の扉は開くのか。

 100年以上続いた官僚機構の強さはあなどれない。「大改革」への意気込みが、どれほど有権者の共感を得られるか。そこが問われている。 (前田直人)」



(3) 朝日新聞平成21年7月25日付朝刊1面「09年政権選択 決戦への視点(下)」

もたつく政治 歯車回そう

編集委員  西井 泰之
 
 衆院解散が迫っていた16日、長野県軽井沢町での経済同友会の夏季セミナー。「『この国のかたち』を考える」と題した、一線の経営者らの議論は危機感があふれた。

 「来年には中国にGDP(国民総生産)で抜かれる。新産業育成の国家戦略が必要だ」「人口減少が始まった。国は移民受け入れを決断する時じゃないのか」「財政赤字は太平洋戦争末期の水準。政治は財政健全化の道筋を示し『未来責任』を果たせ」

 多くの発言から強くにじんだのは、「国の将来を示さぬ政治」(桜井正光・同友会代表幹事)へのいら立ちだ。

 その2日前、都議選圧勝の余韻が残る民主党本部で開かれた「市民パワーと民主党の懇談会」。 「我々はみなさんと連携したい」。岡田克也幹事長のあいさつで始まった民間非営利組織(HPO)との会合も、政治への注文の場に一変した。

 「派遣切りのように、投機マネーが動いただけで企業経営や雇用を直撃し、貧困に陥る人が生まれる。経済の仕組みを代える議論を」 「大事なのは政権をとった先の日本をどう作るかではないのか」

 不満の矛先は、二大政党がいずれも日本の新たな経済社会像を示せていないところに向かう。

 自民党は「新成長戦略」を掲げる。民主党は「無駄な道路は造らない」などと、違いを見せようとはしている。

 では社会保障など所得再分配のありようや、増税など「負担の配分」をどうするのか。避けて通れない難題に、政治は「安心社会」(麻生首相)、「ハコものから人中心へ」(鳩山民主党代表)と抽象論を並べるだけだ。

 かつて老人医療費無料化や国民皆年金を可能にしたのは、「右肩上がり」の経済だった。巨額の公共投資や地方交付税も日本型の再分配政策だった。

 しかし、国民各層へのパイの配分と利害の調整を旨とした政治は、成長の頭打ちとともに行き詰まる。

 「小泉改革」は市場の力にゆだねる方向の一気にかじを切ったが、格差拡大と「分裂」を残し、その後の歴代の政権は改革の方向感すら失った。

 決戦を前に政策担当者に聞いても、選択の構図は像を結ばない。

 「もともと自民も民主も、弱者に配慮する底上げ型の政策思想はかわらない。欧米型の対立軸に基づく二大政党制が、日本に定着するのか疑問だ」(園田博之・自民党政調会長代理)

 「自民党は融通無碍(ゆうずうむげ)な、ヌエのような政党。結局は、彼らが長年やってきたこととの違いという前提で作るしかない」(直嶋正行・民主党政調会長)

 世界が直面する歴史的な転換点に、米国では環境と成長の両立を目指す「グリーンニューディール」が、欧州では政府や自治体、NPOが協働する「参加型」のモデルが模索される。

 「自由」と「競争」に挑むのか。「平等」と「連帯」の道を探るのか。あるいは「成長」から環境や生活へと、価値観を切り替えるのか。

 政治が新たな社会の設計にもたついているなら、国民自身が「よりまし」と判断する政党を後押しして、少しでも歯車を回すしかない。」



どの視点に対して最も共感したでしょうか? 1点だけ触れておきます。

 「23日に発表した分厚い党政策集。自民党や官僚が張った網からこぼれ落ちるような項目が並ぶ。
 取り調べの可視化、NPOバンク、選択的夫婦別姓の早期実現、生同一性障害者の人権尊重、ホームレス自立支援……。
 これまでの日本が、国民の「同質性」を前提にした集権的な政治社会だったとすれば、民主党のめざす政策はここでも逆方向に向かう。
 「国家」から「個人」に。 「中央」から「地域」に。
 一人ひとりに「居場所」(鳩山氏)を与え、社会的少数派や「異質」な存在も包み込んでいく「個」をつなぐ政治。そんな理想の扉は開くのか。」(朝日新聞平成21年7月24日付朝刊1面「09年政権選択 決戦への視点(中)」)


「取り調べの可視化、NPOバンク、選択的夫婦別姓の早期実現、生同一性障害者の人権尊重、ホームレス自立支援」といった政策・法案は、自公政権下では、決して実現することのないものばかりです。

自民党の新憲法草案に明確に出ているように、自民党は「国家や公共」を重視した考えを推し進めてきたのに対して、民主党が7月23日に発表した党政策集にでているように、民主党は、社会的少数派や異質な存在を尊重するなど「個」を尊重した考えを採っています。要するに、自民党と民主党は、対照的な考え方を採っているわけです。

「個の尊重」は、「すべて国民は、個人として尊重される」と規定した憲法13条そのものです。憲法13条は日本国憲法でもっとも大切な条文であって(「憲法施行60年~日本国憲法でもっとも大切な条文は?」(2007/05/08 [Tue] 01:58:09))、「個の尊重」は、日本国憲法下ではあまりにも当然の考えなのです。

しかしながら、「個人の尊重」、「『個」をつなぐ政治」は、自公政権下では、「理想の扉」のままであるのが悲しい現実です。「国民の『同質性』」を半ば強制する政治・社会から、政権交代によって、「理想の扉」が開き、「個」をつなぐ政治・社会を認めるのかどうか――。有権者は、重大な決断をもって投票する必要があるといえそうです。




2.このように様々な視点が提示されたとしても、自民党がどんなに優れた政策を示したとしても、すべてぶち壊してしまうような発言を、自民党の細田博之幹事長が行っています。

(1) 東京新聞平成21年7月25日付朝刊2面(12版)

『それが国民の程度かも』 細田幹事長すぐ撤回 首相批判にいらだち
2009年7月25日 朝刊

 「(麻生首相は)字が読めないらしいなんて言って楽しんでいる。役員人事だろうが、閣僚人事だろうが(首相がぶれたとか)そんなことはどうでもいい。しかし、そのことの方がみんな面白い。それが国民の程度かもしれない」

 自民党の細田博之幹事長は二十四日、本紙などのインタビューで、麻生政権が力を入れている景気対策の実績が「国民に伝わらない」と不満を述べる一方で、首相批判報道にいらだちをぶつけた。

 細田氏はインタビュー後、この発言を「真意でない。誤解を招く」として謝罪、撤回した。」



(2) 朝日新聞平成21年7月25日付朝刊4面

細田氏「字読めぬ首相、と楽しんでる…それが国の程度」
2009年7月24日22時13分

 自民党の細田博之幹事長は24日、党本部で朝日新聞などのインタビューに応じ、党役員人事をめぐる麻生首相の姿勢を問題視したマスコミの報道について、「大したことない。役員人事だろうが閣僚人事だろうが、そんなことどうでもよい」と批判した。そのうえで「それが国民の程度かもしれない」と矛先を国民にも向けた。その後、細田氏は「誤解を招く表現だった」と記者団に発言を撤回した。

 細田氏はインタビューで、麻生政権に関する報道について、「何が正しくて、どういう方向に行くべきかの座標を失ってウロウロ、(マスコミの)皆さんが磁石を失ってウロウロしているというのが私の分析だ」といらだちをあらわにし、「(首相が)字が読めないらしい、ブレたらしいと言って楽しんでいる。それは日本国の程度を表している」とも語った。」



(3) 毎日新聞平成21年7月25日付東京朝刊2面

細田・自民幹事長:「首相ぶれた」と皆、楽しんでいる 「国民程度表す」

 自民党の細田博之幹事長は24日、毎日新聞などとのインタビューで、「(報道機関は麻生太郎首相が)『字が読めない』『ぶれた』と言って楽しんでいるが、たいしたことはない」との認識を示した。さらに「そのことの方が皆、面白いんだ。日本国の程度を表している。国民の程度かもしれない」と語った。

 細田氏はインタビューで、首相の失言などを取り上げたマスコミ報道についても「そういうことしか、主として取り上げない。電話で調査して支持率は何%と、いいかげんにしてくれという感じだ。聞いて意味がありますか」と批判。細田氏は終了後、「真意ではない」として、一連の発言を撤回した。【塙和也】

毎日新聞 2009年7月25日 東京朝刊」




 イ:「(報道機関は麻生太郎首相が)『字が読めない』『ぶれた』と言って楽しんでいるが、たいしたことはない」「大したことない。役員人事だろうが閣僚人事だろうが、そんなことどうでもよい」と言っていますが、理解し難い発言です。政権与党の「役員人事」は、(いくら官僚が事実上政策を左右しているとはいえ)国の政策へ影響を与える人物であり、日本の政治を直接左右する立場にある閣僚の「閣僚人事」なのですから、「大したことない」「どうでもいい」ことではないはずです。


 ロ:その発言にもまして理解し難いのは、自民党の細田幹事長の「そのことの方が皆、面白いんだ。日本国の程度を表している。国民の程度かもしれない」と言う発言です。

麻生首相は平成21年11月19日、「亡くなられた方のご冥福、カイガをされておられる奥さんの方の回復を心からお祈りを申し上げる。これが単なる傷害殺人事件なのか、そうじゃないのか、ちょっとそれ以上のことがわからない段階でコメントはできません」と述べています(FNNニュースより)。

麻生氏の誤読は、未曾有を「みぞゆう」、頻繁(ひんぱん)を「煩雑(はんざつ)」、踏襲(とうしゅう)を「ふしゅう」、参画(さんかく)を「さんが」、措置(そち)を「しょち」、偽装請負(ぎそううけおい)を「ぎそううけあい」、有無(うむ)を「ゆうむ」、「前場(ぜんば)」を「まえば」など多数あります。怪我まで「かいが」と誤読したなんて、漢字の能力のなさは底無しのようです。

こうした漢字は、政治・経済の分野においては頻繁に出てくるものですから、単に漢字の能力がないだけというよりも、いままでしてきた政治活動に対して理解できていなかったのではないかと、推測させます。市民の側としては、「麻生首相は、首相という立場はもちろん、政治家として底なしに無能だ」と唖然とするのです。


 ハ:その後も、麻生首相は、7月のサミットにおいても「首相」と「大統領」を言い間違えるなど、能力のなさを発揮しています。もはやこうした発言をし続ける麻生首相をテレビで見るだけでも不快になってきます。

今度は肩書き言い間違え=カナダ「ハーパー大統領」…-麻生首相

 【ラクイラ10日時事】麻生太郎首相は10日にイタリアのラクイラで行った内外記者会見で、カナダのハーパー首相を「ハーパー大統領」と、インドのシン首相を「シン大統領」と、それぞれ肩書きを言い間違えた。主要国首脳会議(サミット)に合わせ個別会談した首脳らを紹介した中での一幕。
 首相は今年1月、スイス・ダボス会議に出席した際、トニー・ブレア英前首相を「トニー・ブラウン」と間違えて記者団に説明。5月に訪問したチェコでの記者会見では、クラウス大統領の目の前で同国を「チェコスロバキア」と発言した。 (2009/07/10-23:02)」(時事通信:2009/07/10-23:02


もちろん、麻生首相の失言を嘲笑して楽しんでいる市民もいるでしょう。しかし、「政治家として無能なものが首相の地位にいることが不快である」という意識でいる市民も大勢いるのです。

それにもかかわらず、事実上の選挙戦が始まっているのに、自民党の細田幹事長は、「それが国民の程度かも」と、マスコミのインタビューという慎重さが求められる場で、国民を愚弄する発言を公言してみせるのです。

もっとも、細田幹事長は「誤解を招く表現だった」と記者団に発言を撤回しています(謝罪もしているようです)。しかし、「誤解を招いた」ということだけで、納得できる国民がどれほどいるというのでしょうか。いくら「誤解を招く」といったところで、愚弄した言葉は過去の遡って消えたりはしないのです。


 ニ:国民を愚弄する政権を維持するのか、それとも捨て去るのか――。国民を愚弄する発言をしてしまうのが自民党の幹事長であるということ自体だけでも、「政権選択選挙」において、有権者がどのように判断すべきか示しているようです。消滅していく政党とは、こうして自ら壊れていくといえるのかもしれません。


テーマ:衆議院選挙 - ジャンル:政治・経済

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