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2008/10/03 [Fri] 03:14:59 » E d i t
光市事件の被告弁護団に対する懲戒請求をテレビで呼び掛け、大量の懲戒請求がなされた結果、業務を妨害され、名誉を毀損されたとして、広島弁護士会所属の弁護士4人が、タレント弁護士の橋下徹氏(現大阪府知事)に1人300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10月2日、広島地裁であり、1人につき200万円、計800万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

広島地裁は、メディアを通じた懲戒請求の呼び掛けについて「不必要な心理的、物理的負担をさせて損害を与えるもので、懲戒制度の趣旨に照らして相当性を欠き、不法行為に当たる」と判断しました。また、発言の一部について「意見、論評の粋を逸脱している」と指摘し、弁護団が被告人の弁解として虚偽の事実を作り出した事実はないとして、名誉棄損に当たるとしています。

なお、「懲戒請求は一般市民もでき、弁護士会が懲戒に当たるかどうか判断する。日本弁護士連合会によると、今年9月末までに8千件以上の懲戒請求があったが、懲戒を決定した弁護士会はないという。」(朝日新聞平成20年10月2日付夕刊13面)とのことです。

10月5日付追記:1.の部分につき、記述内容を明確にするような修正を加え、<追記>としてこの問題に関する朝日新聞の社説に言及した。)



1.光市事件の弁護団懲戒請求の判決要旨 【共同通信:2008/10/02 12:49】

弁護団懲戒請求の判決要旨 光市の母子殺害事件

 山口県光市の母子殺害事件の弁護団懲戒請求をめぐる訴訟で、橋下徹大阪府知事に賠償を命じた広島地裁の2日の判決の要旨は次の通り。

 【名誉棄損】

 被害者を生き返らせるためだったなどと弁護団が許されない主張をしているという被告の発言は、正確性を欠いているものの弁護団の主張と著しく乖離しない。弁護士が主張を組み立てたという発言は、刑事事件では被告人が主張を変更することはしばしばあり、本件でも原告らが選任される前の弁護人の方針により主張しなかったことも十分考えられる。創作したかどうか弁護士なら少なくとも速断を避けるべきだ。弁護士である被告が真実と信じた相当な理由があるとは認められず、発言は名誉を棄損し、不法行為に当たる。原告らの弁護活動は懲戒に相当するものではなく、そのように信じた相当な理由もない。

 【それ以外の不法行為】

 弁護士懲戒制度は弁護士会の弁護士に対する指導監督作用の一環として設けられた。だが根拠のない懲戒請求で名誉を侵害される恐れがあり、請求する者は請求を受ける者の利益が不当に侵害されないよう、根拠を調査、検討すべき義務を負う。根拠を欠くことを知りながら請求した場合、不法行為になる。

 マスメディアを通じて特定の弁護士への懲戒請求を呼び掛け、弁護士に不必要な負担を負わせることは、懲戒制度の趣旨に照らして相当性を欠き、不法行為に該当する。原告らは極めて多くの懲戒請求を申し立てられ、精神的、経済的な損害を受けたと認められ、被告の発言は不法行為に当たる。

 被告は、多数の懲戒請求がされた事実により、原告らの行為は非行に当たると世間が考えていることが証明されたと主張するが、弁護士の使命は少数派の基本的人権の保護にあり、弁護士の活動が多数派の意向に沿わない場合もあり得る。

 また刑事弁護人の役割は刑事被告人の基本的人権の擁護であり、多数の人から批判されたことをもって懲戒されることはあり得ない。被告の主張は弁護士の使命を理解しない失当なものである。

 被告の発言は懲戒事由として根拠を欠き、そのことを被告は知っていたと判断される。被告が示した懲戒事由は「弁護団が被告人の主張として虚偽内容を創作している」「その内容は荒唐無稽(むけい)であり、許されない」ということであるが、創作と認める根拠はなく、被告の憶測にすぎない。また荒唐無稽だったとしても刑事被告人の意向に沿った主張をする以上、弁護士の品位を損なう非行とは到底言えない。

 被告は、原告らが差し戻し前に主張しなかったことを主張するようになった経緯や理由を、一般市民や被害者遺族に説明すべきだったと非難するが、訴訟手続きの場以外で事件について発言した結果を予測することは困難であり、説明しなかったことも最善の弁護活動の使命を果たすため必要だったといえ、懲戒に当たらない。

 【発言と損害の因果関係】

 発言は多数の懲戒請求を呼び掛けて全国放送され、前日までなかった請求の件数は、放送後から2008年1月21日ごろまでに原告1人当たり600件以上になった。

 またインターネットで紹介され、氏名や請求方法を教えるよう求める書き込みがあり、ネット上に請求書式が掲載され、請求の多くはこれを利用していた。掲載したホームページには発言を引用したり番組動画を閲覧できるサイトへのリンクを付けて発言を紹介、請求を勧めるものがあった。

 多数の請求がされたのは、発言で被告が視聴者に請求を勧めたことによると認定できる。被告は請求は一般市民の自由意思で発言と請求に因果関係はないと主張するが、因果関係は明らかだ。

 【損害の程度】

 原告らは請求に対応するため答弁書作成など事務負担を必要とし、相当な精神的損害を受けた。

 もっとも呼び掛けに応じたとみられる請求の多くは内容が大同小異で、広島弁護士会綱紀委員会である程度併合処理され、弁護士会は懲戒しないと決定した。経済的負担について原告の主張そのままは採用しがたい。

 弁護士として知識、経験を有すべき被告の行為でもたらされたことに照らすと、精神的、経済的損害を慰謝するには原告らそれぞれに対し200万円の支払いが相当だ。

2008/10/02 12:49 【共同通信】」



◇判決骨子◇

◆名誉棄損にあたるか

 懲戒請求を呼びかける発言は、原告の弁護士としての客観的評価を低下させる

◆懲戒制度の趣旨

 弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命も有する。多数から批判されたことをもって、懲戒されてはならない

◆発言と損害の因果関係

 発言と懲戒請求の因果関係は明らか

◆損害の有無と程度

 懲戒請求で原告は相応の事務負担を必要とし、精神的被害を受けた。いずれも弁護士として相応の知識・経験を有すべき被告の行為でもたらされた」(毎日新聞平成20年10月2日付夕刊1面より)




(1) 広島地裁判決の論理・結論は、「光市母子殺害事件弁護団が、タレントの橋下弁護士を提訴へ~テレビ番組での“懲戒請求呼び掛け”発言で」(2007/08/30 [Thu] 22:58:01)で言及した点とほぼ重なっています。ですから、論理展開も十分に納得できたものであり、十分に予想できた結論であったと思います。

この事件は、「弁護士に対する不当な懲戒請求としての不法行為責任」(最高裁平成19年4月24日判決参照)の一種です(「弁護士に対する懲戒請求と不法行為の成否~“母子殺害で懲戒請求数百件”との報道を聞いて」(2007/06/22 [Fri] 07:30:56)参照)から、不法行為責任を認めたとしても、さほど珍しい判断ではありません。

「被告の発言は懲戒事由として根拠を欠き、そのことを被告は知っていたと判断される」としているように、橋下氏が述べる点は懲戒事由に当たらないとしていますので、この部分に不法行為責任を肯定した点は従来どおりの判断です。

なお、「原告らが差し戻し前に主張しなかったことを主張するようになった経緯や理由を、一般市民や被害者遺族に説明すべき」だったか否かという説明義務の有無は、おそらく初めての判断です。広島地裁は、当然ながら説明義務はないとしており、妥当な判断です。なぜなら、弁護人が訴訟手続外で説明した場合、被告人の利益になるか不確定であり、特にBPOの意見書が指摘するように、テレビ報道の仕方が当事者主義や弁護士の役割などの刑事裁判に対する前提的知識を欠いており、公正性・正確性・公平性の原則を満たしていなかったのですから、訴訟手続外で説明しなかったことは、むしろ、弁護士の使命として必要だったともいえるのですから(広島地裁)。



(2) ただし、この訴訟は、自ら懲戒請求をせずに、メディアで多数人に懲戒請求を煽った者に対しても不法行為責任が認められるかが問題となった事案であり、その点については以前に裁判例は見当たりませんでした。

この点、広島地裁判決は、名誉毀損に当たるとして不法行為を認めただけでなく、自ら懲戒請求をせずに懲戒請求を煽った者に対しても、不当な懲戒請求であるとして不法行為責任(最高裁平成19年4月24日判決)を認めており、この点が新しい判断であって、意義のあるものとなったいえます。すなわち、「懲戒行為を呼びかける行為自体の違法性」を問題とし、多数の懲戒請求が押し寄せたことにつき、不法行為を肯定した点で、注目すべき裁判例といえるのです。



(3) こうした意義も重要なのですが、この広島地裁判決の指摘のうち、特に重要な指摘は、「刑事弁護人の役割は刑事被告人の基本的人権の擁護であり、多数の人から批判されたことをもって懲戒されることはあり得ない。被告の主張は弁護士の使命を理解しない失当なものである。」とした点です。

「橋下弁護士の懲戒請求扇動訴訟~弁護士は誰のためにいるのか?」(2007/09/15 [Sat] 22:42:16)において、橋下氏の主張は、専ら被告人の利益擁護のための弁護人制度を定めた弁護士法そのもの及び弁護人依頼権(憲法37条3項、憲34条)に違反するものであり、「刑事訴訟法の歴史は弁護権の拡大の歴史である」ことを失念したものだと、厳しく批判していました。

ですから、広島地裁判決が、「橋下氏は弁護士でありながら、被告人の基本的人権の擁護という弁護士の使命を理解していない」として厳しく非難した点は極めて妥当であり、多くの者が予想できるような指摘であったといえるのです。

このように、今回の広島地裁判決は、橋下氏は、弁護士でありながら弁護士資格を有するに値しないといわんばかり判示を行ったのです。弁護士でありながら、弁護士の使命を理解していないことは、自己否定に等しいのですから。



2.報道記事を幾つか。

(1) 東京新聞平成20年10月2日付夕刊11面(D版)

橋下知事に800万賠償命令 懲戒請求呼び掛け 弁護団へ『不法行為』
2008年10月2日 夕刊

 山口県光市の母子殺害事件被告の元少年(27)=死刑判決で上告中=の弁護団だった四人が、テレビ番組で懲戒請求を呼び掛けられ業務に支障を来したとして、橋下徹大阪府知事に計千二百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二日、広島地裁(橋本良成裁判長)であった。

 橋本裁判長は「呼び掛けに合理性はなく不法行為に当たる」と指摘。発言が名誉棄損に当たると認定し、計八百万円の支払いを命じた。

 弁護士である橋下知事のテレビでの発言の影響を強く指弾した形。

 橋下知事は大阪府庁で取材に応じ「皆さんにご迷惑をおかけした」と謝罪する一方、「三審制もあるので高裁の意見をうかがいたい」と、控訴する方針を明らかにした。

 橋本裁判長は「弁護団の主張内容は荒唐無稽(むけい)で許されない」といった当時弁護士だった橋下知事のテレビ発言について、弁護士として法的根拠がないことを知っていながら、あえて請求を呼び掛けており「違法性の程度が大きい」とした。

 「死体をよみがえらす」といった元少年の主張について「(弁護団が)組み立てたとしか考えられない」とした発言についても「弁護団が主張を創作したと想起させる」と判断。名誉を棄損するとした。

 さらに「弁護士の品位を失う非行に当たるかは世間の評価に従うべきだ」とする知事の主張を、弁護士の使命を理解しないものだと批判した。

 その上で、多数の懲戒請求により「弁護団は答弁書作成など事務負担を要し、精神的被害を受けた」とした。

 判決によると、橋下知事は昨年五月、出演した民放番組で、差し戻し控訴審の弁護団を批判し「見ている人が一斉に懲戒請求をかけたら、弁護士会としても処分を出さないわけにはいかない」と発言。放送後、「意図的な裁判遅延だ」などと四人が所属する広島弁護士会に、大量の懲戒請求が出された。

 今年一月時点で二千五百一件に上ったが、弁護士会はいずれも「懲戒不相当」と処分しないことを決定。橋下知事は法廷に一度も姿を見せなかった。」



弁護団の活動 法廷外論争に

 光市母子殺害事件の弁護団活動をめぐっては、被害者遺族が厳しく非難、世間や一部メディアも激しいバッシングを浴びせるなど、法廷外で「論争の的」になり続けた。

 2006年3月、直前に選任された弁護士2人が上告審弁論を欠席。遺族の本村洋さん(32)は「正当な理由なく裁判を遅らせた」と懲戒を求めたが、所属弁護士会は「被告の権利を守るため、やむを得なかった」と判断して処分しなかった。

 その後の差し戻し控訴審で、2人を含む新弁護団は、被告の元少年(27)が2審まで認めていた殺意を否認する戦術に転換。自殺した母親に甘えたいとの願望から、偶発的に起きたと主張した。

 これに対し、弁護団の懲戒請求用書面がインターネット上に出回り、大阪府知事になる前の橋下徹弁護士のテレビ発言などをきっかけに各弁護士会に懲戒請求が殺到。

 弁護士事務所などへの嫌がらせ電話や脅迫状も相次いだ。」



(2) 毎日新聞平成20年10月2日付夕刊1面(4版)

橋下知事に賠償命令

 ◇「懲戒」扇動は違法 テレビ発言「弁護団に支障」--広島地裁

 山口県光市の母子殺害事件(99年)を巡り、橋下徹弁護士(現・大阪府知事)のテレビ番組での発言で懲戒請求が殺到し業務に支障が出たなどとして、被告の元少年の弁護士4人(広島弁護士会)が計1200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2日、広島地裁であった。橋本良成裁判長は「発言と懲戒請求との間に因果関係があることは明らか」として橋下氏に原告1人当たり200万円、計800万円の支払いを命じた。橋下氏は控訴する方針。

 視聴者の行為を促した発言が違法と認定されたことで、今後の番組制作や出演者のコメントに影響を与える可能性もある。

 判決によると、橋下氏は昨年5月放送の情報バラエティー番組「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)で光市事件の弁護団を批判。事件の動機が「失った母への恋しさからくる母胎回帰によるもの」などとした弁護活動に対して、「許せないって思うんだったら一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」などと発言し、4人に計2500件以上の懲戒請求が届いた。

 原告側は「発言は名誉棄損に当たり、裏付けのない理由で不特定多数の視聴者に対して懲戒請求を扇動する行為は違法」などと主張。橋下氏側は「懲戒請求は(請求者の)自発的意志に基づくもの」として発言との因果関係を否定していた。

 判決は、発言と損害の因果関係について「番組放送前に0件だった原告への懲戒請求が放送後に急増したのは、発言が視聴者に懲戒請求を勧めたためと認定できる」と指摘。「弁護団が元少年の主張を創作したとする証拠はなく、橋下氏の憶測に過ぎない」などと発言は違法と断じた。

 日弁連によると、弁護団メンバーに対し07年末までに計8095件の懲戒請求があったが、各弁護士会は「適正な刑事弁護」として懲戒しないことを議決している。【矢追健介】

 ◇法解釈誤っていた--橋下徹弁護士(大阪府知事)の話

 大変申し訳ございません。私の法解釈が誤っていた。裁判の当事者のみなさん、被告人、ご遺族に多大な迷惑をおかけした。

 ◇刑事弁護に理解--原告弁護団の児玉浩生弁護士の話

 我々の主張が全面的に認められた。裁判所に刑事弁護での弁護士の役割を理解してもらえた。

==============

 ■解説:「根拠ない請求」戒める

 テレビを通じて懲戒請求を促した発言の違法性が問われた裁判で、広島地裁は橋下氏が単なるコメンテーターではなく、懲戒請求の意味を熟知した弁護士だったことで極めて厳しい判断を示した。光母子殺害事件報道についても、弁護団が「一方的な誹謗(ひぼう)中傷の的にされた」と苦言を呈した。

 根拠がないことを知りながら懲戒請求するのは違法とした最高裁判決(07年4月)がある。原告側によると、今回の請求の中には署名活動感覚で出されたものが多くあった。橋下氏は自らは請求しなかったが、判決は橋下氏が弁護士である以上「根拠を欠くことを知らなかったはずはなく、違法性がある」と断じた。

 懲戒請求は弁護士の品位を保つためにあり、数を頼んで圧力をかけることは想定していない。判決は「懲戒請求を呼びかけ、弁護士に心理的、物理的負担を負わせたことは不法行為」と批判。「弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命もある」と強調し、(橋下氏の主張は)「職責を正解せず失当」とまで述べた。

 報道に関しては、問題の番組は録画にもかかわらず、発言をそのまま放送した。専門家は「弁護団の主張に違和感があっても、『気に入らないから懲らしめろ』では魔女狩りと変わらない。冷静な議論を」と警鐘を鳴らす。【矢追健介】

毎日新聞 2008年10月2日 東京夕刊」



(3) 毎日新聞平成20年10月2日付夕刊11面(4版)

口は災い、橋下知事 光母子殺害テレビ発言

 ◇「くそ教委」放言次々 謝罪傍ら控訴の意向

 「一斉に弁護士会に対して懲戒請求をかけてもらいたいんですよ」--。2日の広島地裁判決は、思い切った言動が身上の橋下徹弁護士(現・大阪府知事)がテレビ番組内で行った発言を「弁護士の使命・職責を正解しない失当なもの」と断じた。府知事に就任後も、さまざまな発言が物議を醸してきた橋下氏だが、厳しい判決に「重く受け止める」と神妙な表情をみせた。

 判決を受け、府庁で報道陣の取材に応じた橋下氏は冒頭、「地裁の判断は重く受け止める。表現の自由の範囲を逸脱していた」と頭を下げ、謝罪した。一方で、控訴の意向も表明。「3審制なので高裁の判断も伺いたい。1審の判断が不当だとかではない」と理由を説明した。

 「今後の表現手法に影響するか」と問われ、「今回の訴訟ではある意味、個人を攻撃した。政治家として扱っているのは大きな組織や社会制度。知事としての職務には影響しない」と話した。

 刺激的な表現は知事になってからも物議を醸しているが、最近は政治的メッセージを伝える手法と認識されている。9月には、全国学力テストの公表に消極的な教育委員会に対し、ラジオの生放送で「くそ教育委員会」と言い放った。府議会で批判され、「二度と言わない」と答弁したが謝罪はしていない。

 一方、判決後、広島弁護士会館(広島市)で開かれた会見で原告側弁護団は、「品性にもとる行動だった。あれが許されればなんでも許される」などと橋下氏への憤りを口にした。弁護団団長の島方時夫弁護士は「橋下弁護士は、光市母子殺害事件弁護団に対して謝罪すべきだ」と話した。【石川隆宣】

 ◇表現の自由逸脱

 広島地裁判決について、作家の高村薫さんは「痛快な判決だ。『ともかく懲戒請求すればよい』という橋下氏の論法はむちゃくちゃで、その不当性を裁判所は明快に示してくれた」と評価。一方、情報の受け手側に対しては「私たちが少しでも法律の感覚を持っていれば、このような懲戒請求がおかしいことは分かる。来年5月から裁判員制度が始まるが、参加する市民の側に弁護士活動への最低限の理解がなければ、信頼できる制度にならない」と指摘した。

 田島泰彦・上智大文学部教授(メディア法)は「マスメディアは橋下弁護士に乗せられたことに、深刻な自己批判をしなければいけない。物事を冷静に伝え、正当な批判・検証をするのがメディアの役割。一方の意見に利用されることは絶対にあってはならない」と指摘。橋下氏の発言については「表現の自由の範囲を超えている。数にものをいわせ、魔女狩りのような状況を作り出した。弁護士を萎縮(いしゅく)させ、自由な議論を妨げることにつながる」と批判した。

==============

 ◇知事の主な発言

 「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ、07年5月27日放送)で

 「ぜひね、全国の人ね、あの弁護団に対してもし許せないって思うんだったら、一斉に弁護士会に対して懲戒請求かけてもらいたいんですよ」

 「懲戒請求ってのは誰でも彼でも簡単に弁護士会に行って懲戒請求を立てれますんで、何万何十万っていう形であの21人の弁護士の懲戒請求を立ててもらいたい」

 「懲戒請求を1万、2万とか10万人とか、この番組見てる人が、一斉に弁護士会に行って懲戒請求かけてくださったらですね、弁護士会のほうとしても処分出さないわけにはいかないですよ」

毎日新聞 2008年10月2日 東京夕刊」




3.橋下氏は、テレビ番組において刑事弁護の誤った理解を流布し、刑事弁護活動を妨害した点こそが、最も不当でありました。そうした理解が広まり、被告・弁護団を非難攻撃することが常態化したら、裁判の公正は脅かされてしまうからです。また、被疑者・被告人の弁護人依頼権が実質的に没却され、弁護人による十分かつ効果的な弁護がなされることを前提とした裁判制度が事実上破壊されてしまうからです。


(1) こうした裁判制度の根幹を揺るがすような問題発言は別として、橋下氏がこの訴訟において、「因果関係を否定した」点は極めて悪辣であると感じます。

 「原告側は「発言は名誉棄損に当たり、裏付けのない理由で不特定多数の視聴者に対して懲戒請求を扇動する行為は違法」などと主張。橋下氏側は「懲戒請求は(請求者の)自発的意志に基づくもの」として発言との因果関係を否定していた。

 判決は、発言と損害の因果関係について「番組放送前に0件だった原告への懲戒請求が放送後に急増したのは、発言が視聴者に懲戒請求を勧めたためと認定できる」と指摘。「弁護団が元少年の主張を創作したとする証拠はなく、橋下氏の憶測に過ぎない」などと発言は違法と断じた。」(毎日新聞)


要するに、「光市弁護団に懲戒請求した人は、自己責任で懲戒請求したのであって、そういう奴らが損害賠償責任を負ったとしてもオレのテレビ番組での発言はまったく関係ない。オレ自身懲戒請求してないし。」という主張です。しかし、橋下氏が明らかに煽った発言をし、大量の懲戒請求につながっている事実があるのに、「ソイツらの自発的意思、オレは無関係」と言い放つのは、無責任きわまる主張です。


「原告側代理人の児玉浩生弁護士は「懲戒請求をした人たちから、『理解が足りませんでした。請求を取り下げます』との手紙が、今枝弁護士に4、5通届いた。(橋下知事が)屋根に上げて、はしごを外した形だ。(請求したのは)視聴者の自由意思とするのは責任転嫁の発言」と批判した。」(2008年10月02日 読売新聞:関西発)


「橋下氏が屋根に上げておいて、はしごを外した形」であったのですから、橋下氏の煽動にのせられてしまったのにはしごを外された側は、橋下氏を厳しく非難すべきです。

もっとも、こうした事態になっても橋下氏を支持する方もいるのでしょう。いわば、公明党と同様に「どこまでもついていきます 下駄の雪」の態度です。しかし、そうした態度は、思考停止の状態ですから、いい加減に目を覚ますべきです。



(2)  作家の高村薫さんは、広島地裁を高く評価しつつも、「情報の受け手側に対しては『私たちが少しでも法律の感覚を持っていれば、このような懲戒請求がおかしいことは分かる。来年5月から裁判員制度が始まるが、参加する市民の側に弁護士活動への最低限の理解がなければ、信頼できる制度にならない』」と指摘しています(毎日新聞)。

光市母子殺害事件の弁護団に対して懲戒請求が殺到したという事実は、橋下氏のように煽った者が最も悪質だといえます。ですが、「少しでも法律の感覚」を持っていれば、橋下氏が煽ったような反憲法的な煽動に乗せられてしまうことはなかったのです。「根拠なく他人を誹謗中傷するようなことは許されない」という「ごくわずかな法律の感覚」さえもっていれば、良かったのです。

橋下氏は、山口県岩国市の住民投票問題(「山口県岩国市の住民投票問題:橋下節に疑問の声~あんたこそ憲法学べ!」(2008/02/04 [Mon] 06:23:50)「岩国市の住民投票問題~「岩国の主張は決して間違っていない」(大阪日日新聞「一刀両断」より)」(2008/02/06 [Wed] 06:22:20))、大阪府立文学館の「隠し撮り」問題(「橋下大阪知事、廃止方針の府立文学館を「隠し撮り」~「図書館の自由」に違反する行為である!」(2008/09/08 [Mon] 19:32:08))といったように、憲法の基本的知識を欠いた言動、反憲法的な言動が目に付きます。多くの市民は、こうした橋下氏の言動が不当であると理解できているのでしょうか。

反憲法的なデマは、光市事件での橋下氏の言動だけでなく、それ以外にも、また今後は橋下氏以外にも十分に想定できるのです。「少しでも法律の感覚」を持つべきだという、作家の高村薫さんの発言は、橋下氏の懲戒煽動訴訟だけでなく、他の問題にも妥当することなのです。



(3) 橋下氏のような反憲法的な煽動に乗せられてしまった要因の1つは、元々、光市事件において、刑事弁護の知識に欠けた、単に復讐感情を煽り立てるだけのマスコミ報道が延々となされたことにあります(「光市事件報道問題:BPOは各局に裁判報道の改善要求(下)~「極めて感情的に制作、他局より輪をかけて大袈裟にやるという『集団的過剰同調番組』、刑事裁判の知識なし、「素材負け」していた、巨大なる凡庸」など徹底して酷評!」(2008/04/20 [Sun] 07:46:06)「光市事件報道問題:民放連会長は、BPO検証委の報告書を「極めて見識の高い意見」と高く評価~BPOの意見書は、新聞を含めて今のジャーナリズムへの批判である!」(2008/05/25 [Sun] 22:24:32)参照)。

こうした「集団的過剰同調番組」といった下地があったからこそ、マスコミは橋下氏の煽動に乗せられてしまったのです。田島泰彦・上智大文学部教授(メディア法)は、「マスメディアは橋下弁護士に乗せられたことに、深刻な自己批判をしなければいけない。物事を冷静に伝え、正当な批判・検証をするのがメディアの役割。一方の意見に利用されることは絶対にあってはならない」と指摘しています。確かに、マスコミが「橋下弁護士に乗せられたこと」自体は反省すべきでしょう。

しかし、光市事件裁判において異常に感じたのは、テレビ番組はもちろん、その他のメディアにおいても(東京新聞やBPOの意見書を除く。この2つだけは気概があった。)、ほとんどの報道機関が当事者主義や弁護士の役割など刑事裁判に関する基本的な知識について、まったく報道していなかったことです。それは今でも同じことです。少しでも光市事件の弁護側を擁護するような記事を書くと非難を受けたことは事実であるとはいえ、報道機関が市民に対して謝った知識をもたらしたのですから、報道機関こそが責任を取るべきだったのです。刑事弁護の正しい内容を伝えることは、憲法・刑事訴訟法を踏まえた裁判制度の正しい内容を伝えるものであって、弁護側の「一方の意見に利用される」ことにはならないのです。

今回の判決は、マスコミ報道のうち、特に煽り立てたテレビ番組(日本テレビとテレビ朝日が多く、司会会:やしきたかじん氏、辛坊治郎氏の「たかじんのそこまで言って委員会」 や、司会:太田光(爆笑問題)氏、田中裕二(爆笑問題)氏の「サンデー・ジャポン」 (TBS 9月23日) )は、猛省するべきなのです。

しかし、いまだに、辛坊治郎氏や「たかじんのそこまで言って委員会」などは、反省する気もないのですから、また性懲りもなく同じことを引き起こしかねません。これらの無反省な者たちの反憲法的な煽動に乗らされないよう、市民はよく警戒をしておくべきだと考えます。



<追記>

この訴訟の経緯や広島地裁判決文全文については、「光市事件懲戒請求扇動問題 弁護団広報ページ」をご覧下さい。



<10月5日付追記>

「橋下氏は判決後、弁護団に謝罪する一方で、控訴する意向を示した。判決を真剣に受け止めるならば、控訴をしないだけでなく、弁護士の資格を返上してはどうか。謝罪が形ばかりのものとみられれば、知事としての資質にも疑問が投げかけられるだろう。 」(朝日新聞平成20年10月3日付「社説」)


橋下氏は、弁護士でありながら、「少数派の基本的人権を保護する弁護士の使命や職責を正しく理解していない」のですから、弁護士でいる資格がありません。ですから、本来ならば、「橋下氏は深く恥じなければならない」(朝日新聞平成20年10月3日付「社説」)のでしょうが、橋下氏には恥じ入るような精神はなく、「弁護士の資格を返上」するような反省を求めるのも無理な話です。

橋下氏は、控訴する予定のようですが、控訴審においても不法行為を肯定する結論は変わらないばかりか、「少数派の基本的人権を保護する弁護士の使命や職責を正しく理解していない」といった指摘がなされる可能性が高いのです。橋下氏の主張は刑事弁護の最も基本的な義務(少数派の人権保護、誠実義務)を否定するものなのですから。(むしろ、もっと厳しい表現での判示がありえます。例えば、「被告の主張は刑事弁護ひいては裁判制度の否定に等しく、弁護士を名乗る資格がない」とか。)。

橋下氏は、「多数の懲戒請求がされた事実により、原告らの行為は非行に当たると世間が考えていることが証明されたと主張」していますが、それこそ荒唐無稽な主張です。懲戒事由は法定されており(「この法律又は所属弁護士会若しくは日本弁護士連合会の会則に違反し、所属弁護士会の秩序又は信用を害し、その他職務の内外を問わずその品位を失うべき非行があつたときは、懲戒を受ける」(弁護士法56条)、根拠のない懲戒請求がいくら多数集まっても懲戒事由が発生するわけがないのですから。

それゆえ、裁判所は、「少数派の基本的人権を保護する弁護士の使命や職責を正しく理解していない」という、弁護士として自己否定の指摘まで行っています。また、市民の間に刑事弁護に対する誤った知識を植え付け、多数の者を扇動して懲戒請求を行わせ、死刑相当事件という深刻な事件で弁護中の多数の弁護人の弁護活動を妨害したという被告人の防御・裁判制度に重大な害悪をもたらしたのです。ここまでの状況であるのに、大阪弁護士会で継続している懲戒請求手続において、穏便な処分で済ませてしまい弁護活動を認めるのであれば、弁護士会の存在意義はないに等しいといえます。

このように考えれば、橋下徹氏には、大阪弁護士会で継続している懲戒請求手続により、二度と弁護士活動ができないような厳しい判断(弁護士法57条により、2年以内の業務の停止は当然として、退会命令や除名も。)を下す方が好ましいように思います。


テーマ:裁判 - ジャンル:政治・経済

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コメント
この記事へのコメント
ありがとう。
TBありがとうございました。昨日、春霞さんから戴いたお原稿( http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/choukaiseikyu2.htm )読み返してみました。これまでの貴重なお原稿に、あらためて感謝です。ありがとう。
 橋下氏は謝罪のあと、控訴の意向を表明しました。「弁護団に若干の迷惑をかけることになるが」と。もう「これ以上の」迷惑・仕事の邪魔は御免です。何も分かってません。控訴はせず、弁護士バッジを返納すべきです。
2008/10/03 Fri 10:46:44
URL | ゆうこ #mQop/nM.[ 編集 ]
 裁判所が橋下氏の弁護士としての適性についてまで踏み込んだ(弁護士の使命を理解しない失当なもの)のは意外でしたが、妥当な判決ですね。

 控訴したのは判決確定を少しでも遅らせて、弁護士会の懲戒処分を遅らせるためと見るのが妥当でしょう。 いかに弁護士自治が認められているとはいえ、裁判所に「使命を理解していない」と認定された放言を(これまでの度重なる注意を無視して)公共の電波で行った以上戒告で済ますのは難しいでしょうから。

 それにしても呆れる他無いのは請求した連中です。 自分の請求の是非を問われることになったら「署名のつもりだった」とか「弁護士会のほうで門前払いすればよかった」と責任逃れに終始しておいて、完全否定されると今度は「多くの人が手間隙をかけて請求に踏み出したことを重く見るべき」とか「請求が形骸化している」というのが散見されました。 
 まったくどこまで他人に厳しく自分に甘くすれば気が済むのでしょうか。
2008/10/03 Fri 18:32:00
URL | 黒的九月 #-[ 編集 ]
判決文読みましたが…
橋下氏の答弁は…こんな言い分は初めて見ました(苦笑)

…正直、(非常識ながら)判決文でトンデモ認定されているのと同義なのかと思ってしまいましたし…

こういう人が府知事だと、そこにお住まいの方は非常に悲惨な状態にされそうで怖いですね(苦笑)

他の方のブログなどでも指摘されていましたが、是非とも控訴趣意書を読んでみたいものです。
どんな文章なのか、是非ともご本人のブログ等で公開して欲しいものだと思いましたね(苦笑)
2008/10/03 Fri 19:26:13
URL | ありえす224 #ztCZFfzI[ 編集 ]
はじめまして
裁判員制度を前に、刑事弁護について啓蒙すべき弁護士という立場にありながら、暴言をくりかえす橋下氏には心底怒りを感じていました。
発言の内容もさることながら、煽動などしていないと言い逃れをしたり、弁護団を汚い言葉で誹謗中傷し続けたりするその態度、彼こそ弁護士の品位を激しく傷つけていると思います。正直、もうバッジをはずしてほしいです。

この判決文にある橋下氏の主張を読んで、呆れるのを通り越して笑えてきました。
判決は橋下氏のトンデモな主張を気持ちいいほど斬り捨てています。
是非この判決を広く知ってもらいたいのですが、マスコミは敗訴という結果を報道するだけで、刑事弁護とは何かという部分はいまいちです。せっかくの判決も一般には浸透しないですね。
事実上弁護士失格を言い渡されたようなものなのに、彼の信者はこれで減ることは決してないだろうし、判決に耳を傾けることはないでしょう。彼の神通力はまだまだ続くと思います。
人は理屈では動きません。それが怖いところですね。
2008/10/04 Sat 03:58:58
URL | 秋原葉月 #-[ 編集 ]
ゆうこさんのページ経由で来ました
…村野と申します。コメントは、はじめましてです。
この件、興味があってあちこち読んでますが、丁寧にまとめられていて大変参考になりました。ありがとうございます。

高村薫さんの指摘はとても大事だと思いましたが、「法律の感覚」という言葉にちょっと引っかかりました。

>「根拠なく他人を誹謗中傷するようなことは許されない」という「ごくわずかな法律の感覚」

というより、それって「社会的人間としての常識」じゃないのかなって。そこでふと不安になって新潮国語辞典をひくと、「法律」の(一)として「守るべきおきて。のり」とあるので、この意味なら同じことですね。でも法律の感覚って言われると何となく小難しく捉えがちかな、と思って。

私は京都府民なので近しいけれど他人事って感じで見てますが、本業の府政でも結構ごたごたしているので、今でも橋本知事を支持している大阪府民はそんなにいないんじゃないのかな。



2008/10/04 Sat 18:55:10
URL | 村野すもも #halAVcVc[ 編集 ]
間違えた○| ̄|_
すみません…控訴趣意書 ×
控訴理由書○でした(滝汗)

最近、ボケているのかも(苦笑)

ちょっと本題からはずれるのですが…
判決文全文読みなおしたのですが橋下氏に対して非常に辛らつなものを感じてしまいました。

通常、このような判決文が書かれる事は良くあることなのでしょうか…少なくとも私が今まで読んだものの中にはあまり見かけなかったようなのですが。

それほど、橋下氏の行為は不法度が高いと見て良いのでしょうか…素人の素朴な疑問です(苦笑)
2008/10/04 Sat 21:49:54
URL | ありえす224 #ztCZFfzI[ 編集 ]
この騒動を通してコメンテーターの質がよくわかりました。
日頃から程度の低い発言をしてると思っていた宮崎哲弥・大谷昭宏・勝谷誠彦・辛坊治朗はこの問題でも橋下擁護の発言を繰り返していましたし、
逆に日頃から思慮のある発言をしてる思っていたコメンテーターはこの問題でも橋下を批判していましたから。
(大谷昭宏なんか判決が出た後も、複数の番組で判決を批判していて、こんな奴が3つも4つも番組に出てジャーナリスト気取りで発言してると思うとむしずが走ります)

これを契機にして、宮崎哲弥・大谷昭宏・勝谷誠彦・辛坊治朗のような質の低い連中が少しずつでも画面から消えていくことを切に願います。
(こういう連中より視聴者の方が賢くなれば、見下されて自然に消えていくと思います)
2008/10/05 Sun 07:02:54
URL | こと #-[ 編集 ]
>ゆうこさん:2008/10/03 Fri 10:46:44
コメントありがとうございます。


>昨日、春霞さんから戴いたお原稿
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/choukaiseikyu2.htm
>読み返してみました。これまでの貴重なお原稿に、あらためて感謝です。ありがとう。

こちらこそありがとうござます。久々に読みました。昔のテンプレートが残っていて、その点でもありがたく思います。この訴訟の問題点と考え方を十分に書いてあったので、よくこんなことを考えたな~と思います。自分で書いたことですけど。


>橋下氏は謝罪のあと、控訴の意向を表明しました。「弁護団に若干の迷惑をかけることになるが」と。もう「これ以上の」迷惑・仕事の邪魔は御免です。何も分かってません。控訴はせず、弁護士バッジを返納すべきです。

確かに迷惑ですね。その反面、控訴することで、2つもの裁判例により、弁護士の使命を理解しない弁護士がいたことが永久に残ります。こうした恥辱が分からずに控訴した事実を含めて。そうした魅力も抗し難いものがあります。
2008/10/05 Sun 23:25:52
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
>黒的九月さん:2008/10/03 Fri 18:32:00
コメントありがとうございます。お久しぶりです。


>裁判所が橋下氏の弁護士としての適性についてまで踏み込んだ(弁護士の使命を理解しない失当なもの)のは意外でしたが、妥当な判決ですね。

妥当だと思います。刑事弁護の誤った理解を正すべきという意識は、法曹界共通の意識でしょうから。

意外といえば意外かもしれませんね。橋下氏の主張は、「弁護士の使命を理解しない失当なもの」と言われても少しもおかしくないようなものでしたが。


>控訴したのは判決確定を少しでも遅らせて、弁護士会の懲戒処分を遅らせるためと見るのが妥当でしょう。 

そうだと思います。とはいえ、最高裁まで争うとなると、弁護士会の懲戒はその後になるでしょうから、そこまで引っ張ると知事職を失った後でも、弁護活動ができなくなる可能性があります。それがもっとも好ましい結果ではありますが。


>いかに弁護士自治が認められているとはいえ、裁判所に「使命を理解していない」と認定された放言を(これまでの度重なる注意を無視して)公共の電波で行った以上戒告で済ますのは難しいでしょうから。

そうだと思います。2年以内の業務の停止は確実でしょう。市民の間に刑事弁護に対する誤った知識を植え付け、多数の者を扇動して懲戒請求を行わせ、死刑相当事件という深刻な事件で弁護中の多数の弁護人の弁護活動を妨害したという、被告人の防御・裁判制度に重大な害悪をもたらしたのですから。


>完全否定されると今度は「多くの人が手間隙をかけて請求に踏み出したことを重く見るべき」とか「請求が形骸化している」というのが散見されました。 

そうした人達もいるのとはね~。手間をかけて……って、多くの人がテンプレートを使ったのに?(笑) 多数で懲戒請求すれば懲戒が認められると考えること自体が、少数派の基本的人権を保障する使命を有する弁護人とは相容れないのに。

「請求が形骸化している」と言ったところで、およそ懲戒事由に当たらない請求では、もともとダメだと言う意識にならないのが困りますね。


>まったくどこまで他人に厳しく自分に甘くすれば気が済むのでしょうか。

「他人に厳しく自分に甘く」という意識は、ネットではよくありがちなので、何ともいえないものがあります。
2008/10/05 Sun 23:27:43
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
>秋原葉月さん:2008/10/04 Sat 03:58:58
はじめまして、コメントありがとうございます。


>発言の内容もさることながら、煽動などしていないと言い逃れをしたり

橋下氏が「煽動していない」という点、すなわち因果関係がないと主張した点は、悪質だと感じます。橋下氏が明らかに煽った発言をし、大量の懲戒請求につながっている事実があるのに、「ソイツらの自発的意思、オレは無関係」と言い放っているのは、無責任すぎます。


>この判決文にある橋下氏の主張を読んで、呆れるのを通り越して笑えてきました。
>判決は橋下氏のトンデモな主張を気持ちいいほど斬り捨てています。

ブログでは、引用していませんでしたが、判決の最後の方では、「被告はほかにもるる主張するが、いずれも全く失当であり理由がない」と、言い捨ててます。「アホらしい主張にはもう付いていけないよ」って感じが出ていて、おもわず笑いが出ます。


>是非この判決を広く知ってもらいたいのですが、マスコミは敗訴という結果を報道するだけで、刑事弁護とは何かという部分はいまいちです。せっかくの判決も一般には浸透しないですね。

確かに、マスコミは「刑事弁護とは何か」について、ほとんど触れていない点は問題です。この訴訟で肝心な点は、刑事弁護のあり方の部分です。だからこそ、広島地裁は、「弁護人の使命を理解していない」と言い切ったわけです。

それなのに、刑事弁護とは何かについては、今回も、そしてこれ以前にも殆ど報道していません。せいぜい、東京新聞の記事やBPOの意見書ぐらいが示したぐらいで、殆どの報道機関が報道していません。これでは、裁判員裁判開始後、裁判報道は大丈夫なのかと心配になってきます。


>事実上弁護士失格を言い渡されたようなものなのに、彼の信者はこれで減ることは決してないだろうし、判決に耳を傾けることはないでしょう。彼の神通力はまだまだ続くと思います。

きっとそうでしょうね。私には、信じがたいことですが。


>人は理屈では動きません。それが怖いところですね。

個人的には、理屈がないと動く気になれません。法律の世界は、徹頭徹尾、論理優先の世界ですから。単なる感情論で、判決を理解するのは無理な話ですけどね。


<10月6日追記>

もしかして「(日本)人は理屈では動きません」という意味なのかと思ってきました。

日本には、近代立憲主義の伝統がないばかりか、アリストテレス、ストア派、キリスト教、中世立憲主義、近代自然法論など、近代立憲主義を育んだ思想的遺産のほとんどすべてがないのです(戸波・松井ほか『Sシリーズ憲法1』47頁)。こうした思想的遺産がまったくない中では、日本人は法に基づく理屈で考えることの基礎が全くないのではないか……。秋原葉月さんのコメントは、このような深刻な問い掛けのように感じました。
2008/10/05 Sun 23:32:21
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
>ありえす224さん:2008/10/03 Fri 19:26:13・2008/10/04 Sat 21:49:54
コメントありがとうございます。


>橋下氏の答弁は…こんな言い分は初めて見ました(苦笑)
>…正直、(非常識ながら)判決文でトンデモ認定されているのと同義なのかと思ってしまいましたし…

弁護士失格の主張ばかりですからね。まるで、法律の素人さんが何も調べずに本人訴訟をしているみたいなものです。裁判所側としては、トンデモ扱いという感じでしょう。


>こういう人が府知事だと、そこにお住まいの方は非常に悲惨な状態にされそうで怖いですね(苦笑)

私は勘弁したいですが、橋下氏はたしか市民の支持を得ていると思いました。路上アンケートでは、橋下氏支持が多かった記憶があります。なぜ支持するのか不思議ですが。


>判決文全文読みなおしたのですが橋下氏に対して非常に辛らつなものを感じてしまいました。
>通常、このような判決文が書かれる事は良くあることなのでしょうか…少なくとも私が今まで読んだものの中にはあまり見かけなかったようなのですが。

ちょっと記憶にありません。地裁段階までは、橋下氏のようなトンデモ反論もあるでしょうけど、あんまり酷いのは、判例掲載雑誌などでも公けになりませんし。


>それほど、橋下氏の行為は不法度が高いと見て良いのでしょうか…素人の素朴な疑問です(苦笑)

その通りだと思います。橋下氏の主張はあまりにも懲戒事由に当たらないことが明白です。ですから、広島地裁は、弁護士として懲戒事由がないことにつき、根拠がないことを知っていながら、あえて請求を呼び掛けており「違法性の程度が大きい」としてます。普通は、ここまで言われたら、恥ずかしくて弁護士を辞めたくなるはずですが、橋下氏は違うのでしょうね。
2008/10/05 Sun 23:35:20
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
>村野すももさん:2008/10/04 Sat 18:55:10
はじめまして、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません。


>ゆうこさんのページ経由で来ました

ゆうこさんのブログはまだ、コメント不可の状態ですね。嫌がらせがまだ続いているのでしょうか……。


>高村薫さんの指摘はとても大事だと思いましたが、「法律の感覚」という言葉にちょっと引っかかりました。
>>「根拠なく他人を誹謗中傷するようなことは許されない」という「ごくわずかな法律の感覚」
>というより、それって「社会的人間としての常識」じゃないのかなって。

確かに、「常識」といっていいのだと思います。本来なら。ただ、「常識」と言ってしまうと、曖昧さが残ってしまいそうです。きっと、「物事の主張には、しっかりした根拠が必要・論理的に考えることが必要だ、ということで、高村さんは「法律の感覚」と表現したのだろうと思っていました。


>私は京都府民なので近しいけれど他人事って感じで見てますが、

関東に住んでいる私としても、橋下氏の言動は他人事です(苦笑)。たまに、あまり酷い場合には非難するようなエントリーをアップしますけど。


>本業の府政でも結構ごたごたしているので、今でも橋本知事を支持している大阪府民はそんなにいないんじゃないのかな。

支持者が少ないことを願いたいところですね。大阪に対しては、「お笑い100万票」とか揶揄されてますし。いい加減、お笑いタレントや芸人であることを理由に――そういえば、橋下氏は自分の発言を「話芸」と言ってました――を(知事や国会議員を)選ぶこと自体を止めるべきだと思いますけど。
2008/10/08 Wed 00:12:40
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
>ことさん:2008/10/05 Sun 07:02:54
コメントありがとうございます。


>この騒動を通してコメンテーターの質がよくわかりました。

東京新聞2008年10月6日社説でも触れていますが、コメンテーターの発言が全般的に安直・無責任過ぎます。


「橋下知事敗訴 弁護士失格のTV発言
2008年10月6日

 情報番組一般に言えるのは軽すぎるコメントの乱発だ。識者として登場する人たちが、専門知識があるわけでも特別勉強しているわけでもないことに安直、無責任に発言する。司会者の多くはいわゆるタレントだ。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008100602000120.html

個人的には、「爆笑問題」が司会をしている娯楽情報番組など、タレントが司会の情報番組は全くみていないので、安直、無責任な発言はネットで知る感じではありますが。


>これを契機にして、宮崎哲弥・大谷昭宏・勝谷誠彦・辛坊治朗のような質の低い連中が少しずつでも画面から消えていくことを切に願います。

この方たちのコメントを見ると、裁判については、基本的な法律的知識に欠けたようなコメントが多いのです。橋下氏の煽動に一緒に乗ってしまったり、光市事件に関するBPOの意見書を批判したりすることは、その証左です。この4名については、法律にかかわるコメントについては全く無視しています。

ただ、画面から消えてほしいと思いつつも、現実には難しいですよね。この方たちは、たかじんの番組を筆頭に大阪では人気を博していますし。
2008/10/08 Wed 06:15:22
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
コメントへの対応について
村野すももさん。春霞さん。 
>ゆうこさんのブログはまだ、コメント不可の状態ですね。嫌がらせがまだ続いているのでしょうか……。
 拙ブログでコメントを受け付けておりませんが、嫌がらせを受けたわけではないのです。HPとの関連等、考えるところがありまして、対応しないことにさせて戴きました。申し訳ありません。
2008/10/08 Wed 09:07:36
URL | ゆうこ #mQop/nM.[ 編集 ]
伝言板でないことは重々
…承知ながら、すみません、一言。
「ゆうこさん、ここなら気付いていただけるかとちょっと期待していました。ご無沙汰してます。拙ブログの方にお返事書きましたのでよろしかったらまた見てください!」

春霞さま、失礼いたしました。
それにしても橋下氏、やっぱり控訴しましたね。不当と思わない判決を受けて控訴するって、どういう論理で可能になるのか…。今後とも春霞さんの記事を楽しみにしております。
2008/10/09 Thu 00:32:22
URL | 村野すもも #Px4Hrlsc[ 編集 ]
>ゆうこさん:2008/10/08 Wed 09:07:36
コメントありがとうございます。


>拙ブログでコメントを受け付けておりませんが、嫌がらせを受けたわけではないのです。

そうでしたか。以前、コメントもメールも受け付けない旨を明示されていて、「TBありがとうございました」とされていたのに、そのTBも消えていましたので、よほどのことになっているのかと、心配していました。勘違いしていたようで、すみませんでした。


>HPとの関連等、考えるところがありまして、対応しないことにさせて戴きました

なるほど。了解しました。
2008/10/09 Thu 06:10:05
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
>村野すももさん:2008/10/09 Thu 00:32:22
コメントありがとうございます。


>伝言板でないことは重々

ご配慮ありがとうございます。ゆうこさんのブログは、突然、コメントを受け付けない形になって心配していたので、尋ねたい気持ちになりますよね。


>それにしても橋下氏、やっぱり控訴しましたね。不当と思わない判決を受けて控訴するって、どういう論理で可能になるのか…

控訴したんですね。記者会見では、「不当ではない」と言っていますが、高裁では「不当だ」と主張しないと、訴訟になりません。ですから、記者会見では、嘘をついていたことになるのだと思います。記者に「嘘をついていたのか」と突っ込まれたら、色々誤魔化すのでしょうけど。

それにしても、高裁では、橋下氏はどういう反論をするのか、不可思議です。弁護団が被告人の弁解として虚偽の事実を創作したなんて名誉毀損に当たることが明白ですし、懲戒事由もなく、大量の懲戒を煽るなんて極めて悪質ですから不法行為に当たるとしないとマズイのです。

橋下氏は反論しようがないはずなのですけどね。もし、同じ反論をするなら、すぐ結審して判決、また「玉砕」で終わることになりそうです。
2008/10/09 Thu 07:28:56
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
ご存知かもしれませんが
エントリーとは直接関係ありませんがお許しを。

「光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~」
フジテレビ 10月26日(日) AM3:05~4:00 (25日土曜の深夜、関東での放送予定です)
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/17th/08-299.html

私はまだ見てませんが、かなりの力作のようで、オススメだと思います。
2008/10/24 Fri 22:49:10
URL | フリーマン #-[ 編集 ]
>フリーマンさん:2008/10/24 Fri 22:49:10
情報ありがとうございます。教えて頂けなければ、危うく見逃すところでした。早速、エントリーにもしてみました。


>「光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~」
>フジテレビ 10月26日(日) AM3:05~4:00 (25日土曜の深夜、関東での放送予定です)

ありがとうございます。ぜひ見てみたかった番組でしたから、やっと見ることができるかと思うと、実に嬉しい限りです。

ただし、あまりも放映時間が遅すぎです。深夜3時からですからね。東京新聞のコラム「大波小波」(平成20年10月25日付夕刊)でも触れていますが、ここまで深夜だと、フジテレビとしては、見てほしくないと思っているのかと邪推したくなります。
2008/10/25 Sat 23:13:11
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
動きがあったようです
ちと日数が経過してしまいましたが。
この人らしいんでしょうけど、控訴してるのに賠償はするというのは、法的にはどういう判断になるんでしょうか?
素人からすると、何かもう支離滅裂だとしか……。

「橋下氏が慰謝料800万円賠償」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812130017.html
(以下抜粋)
 橋下知事は「遅延損害金が年5%かかるので敗訴判決が出て早い段階に支払った。控訴理由書の一部は今日提出した。自分の表現方法が間違っていたことをおわびした点を変えたわけではないが、法的な主張はきちんとさせてもらう」
2008/12/17 Wed 00:18:21
URL | しど #Gel/0dxs[ 編集 ]
>しどさん:2008/12/17 Wed 00:18:21
コメントありがとうございます。


>この人らしいんでしょうけど、控訴してるのに賠償はするというのは、法的にはどういう判断になるんでしょうか?
>素人からすると、何かもう支離滅裂だとしか……。

橋下氏が述べるように、「遅延損害金が年5%かかるので」すから、これ以上遅延損害金が生じないように「敗訴判決が出て早い段階に支払」うことも、一分の理はあります。賠償金額が何百億という場合であれば、遅延損害金の額も大変なので、払っておくのも手ではあります。

元々、広島地裁判決は、仮執行宣言のついた判決ですから、論理的には、原告側は強制執行することも可能ですし。

ただ、橋下氏の行動は、裁判所の心証には大きな影響を与えそうです。というのも、裁判所は、当事者の主張する事実の存否を判断しなければならないのですが、その際、証拠がどの程度その事実の証明に役立つかなどの判断について、自己の心証に基づいて自由に判断できます(自由心証主義、民訴法247条)。その場合、証拠だけでなく、弁論の全趣旨(証人の証言をする際の態度や、同じ証拠を出しても後で急に出したなど)も斟酌することが許されるのです。

とすると、橋下氏は、損害を発生させた額を争っているわけではなく、不法行為自体がないとして争っているのに、何億というほどの負担が生じるわけでもないのに、(認定した)全額支払ってしまうのですから、「原告は不法行為の存在を全面的に認めた態度をとった」と、裁判所は心証を抱くでしょう。

ですから、原告側の弁護士は、「矛盾している。趣旨が不明」と不思議がっています。一般人でさえ、不思議がるのですから、当然でしょうけど。

「原告側の代理人弁護士が12日明らかにし、『橋下氏は控訴しているのに、支払うのは矛盾している。趣旨が不明』と首をかしげている。」(朝日新聞2008年12月12日12時34分)
http://www.asahi.com/special/08002/OSK200812120032.html

支払ったことで、橋下氏の敗訴はますます確実になものになり、賠償額の増額も十分に予想できます。広島地裁判決の判決文は、弁護士としてあるまじき言動をしたとして、弁護士失格という烙印を押した判決内容ですから、元々、法律家の一員である裁判所の心証も最悪なのに、わざわざ支払ってしまうのですから、念を押した感じです。

もっとも、橋下氏の発言は、誰もが知っているように、矛盾した発言ばかりなので、今回もまた一例にすぎないのでしょうけど。 橋下氏の言動をみると、大阪人は、笑いを振りまくことが好きなんだな~と感じますね。
2008/12/19 Fri 23:50:39
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
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 懲戒請求騒動では多くの「大人な人」が言及してるので俺が付け加えることは少ないのだが、「納得してるけど控訴」という橋下氏の対応について首を傾げてる方もいるようなので俺なりの解釈を。    今回の判決(全文ここで読めるよ)をちょっと長いけど引用する。   「憲
2008/10/03(金) 21:17:13 | 黒的九月の死亡遊戯
http://mainichi.jp/select/today/news/20081002k0000e040010000c.html 橋下知事:「光母子弁護団懲戒」TV発言で賠償命令   山口県光市の母子殺害事件(99...
2008/10/04(土) 03:10:38 | Afternoon Cafe
判決文全部読みましたが、橋下さん、す、すごすぎる…!! はっきりいって、裁判所からトンデモ認定されてます(笑) 判決文読みながら笑って...
2008/10/04(土) 03:22:29 | Afternoon Cafe
うーん…本当はエントリーにするつもりは無かったのですが… 山口・光の母子殺害:弁護団賠償請求訴訟・広島地裁判決 口は災い、橋下知事 ...
2008/10/07(火) 22:28:10 | past today tomorrow
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