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主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
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2006/08/16 [Wed] 08:31:48 » E d i t
平成18年8月15日、小泉首相は5年前の公約どおり、靖国神社に参拝しました。その点はまた触れるとして、加藤紘一衆院議員の実家・事務所が全焼しました。この点について触れたいと思います。

1.毎日新聞のHP(8月15日 23時48分)

火災:加藤紘一氏の実家、事務所を全焼 山形・鶴岡

  15日午後5時50分ごろ、山形県鶴岡市大東町、自民党元幹事長の加藤紘一衆院議員(67)の実家から出火、木造2階建て住宅と棟続きの事務所計約338平方メートルを全焼した。実家に住む加藤議員の母、於信(おのぶ)さん(97)は外出中で、事務所にいた事務員も逃げ出して無事だった。実家北側の敷地内で50~60代くらいの男が腹部から血を流して倒れているのが見つかり、病院の集中治療室で手当てを受けている。男は顔や口の中にやけども負っており、現場の状況などから、県警鶴岡署は男が火を付けた上で割腹自殺を図った可能性があるとみて、慎重に捜査している。男の回復を待って事情を聴く。

 調べなどでは、男は事務所とは無関係の人物という。於信さんは出火前、近くを散歩するため外出していた。火元は屋内とみられている。加藤議員は地元に戻った際に実家に滞在していた。

 加藤議員は、これまで小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判。首相の参拝を受けた15日の民放のインタビューに「日中関係、日韓関係、アジア外交がほぼ崩壊に近い結果になった」などと答えていた。同署はこうした発言との関連も調べる。事務所関係者は事情聴取に「トラブルや脅迫はなかった」と話しているという。

 現場は県道沿いの住宅街。近所の女性は「煙が家の中に入ってきて外に出ると、(於信さんの)自宅から火が上がっていた。その後、『パンパン』という、はじけるような音が4、5回聞こえた」と話していた。【大久保渉】

 ◇「靖国問題関係か先入観は持たぬ」…加藤議員

 知らせを受けた加藤議員は、東京から飛行機で急きょ地元に戻った。午後10時ごろに実家に着き、「子供のころから過ごし、思い出が詰まった家が全部焼けてしまった。(病院に運ばれた男が)靖国(神社参拝問題)と関係があるのか、突発的なものか、先入観は持ちたくない」と語った。

毎日新聞 2006年8月15日 20時55分 (最終更新時間 8月15日 23時48分)」



2.たまたま加藤議員の母が散歩に出ていたことから、死傷者(倒れていた男を除く。)がでなかったことは幸いでした。しかし、加藤議員の母は、大事にしていた着物・身の回りのものをすべて失ってしまいました。加藤議員は、「政治家を息子に持つと迷惑をかけてしまい申し訳ない」と述べたのに対して、母が「まぁいいよ、色々着物を着る年でもないから」と答えていたことに、非常に胸が痛みます。


(1) この倒れていた男の所属は不明でその意図も不明ですから、はっきりしたことは言えません(他の新聞報道によると、この男が放火したことは確実のようです)。加藤議員も、「先入観は持ちたくない」として慎重に答えています。

しかし、加藤議員は、これまでも小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判するたびに100件ほどの抗議電話がきていたそうです(テレビ報道により)。そして、わざわざ8月15日、テレビ出演をして、ずっと小泉首相の靖国参拝を批判していました。
少なくとも、8月15日に放火すれば、火事の処理などに追われるのですから、この日以降は事実上、加藤議員の行動が制約されるのであり、靖国参拝批判が抑制されてしまうことは分かって行ったはずです。

それも考慮すれば、この男は、加藤議員がしていた靖国参拝批判にゆえに放火をし、割腹自殺を図ったものと推測するのが合理的であると思います。


(2) この報道を聞いて、なぜ、加藤議員が、首相が靖国神社を参拝することに批判したことくらいで放火までするのか? と思いました。

靖国神社は、「明治2年(1869)に明治天皇の思し召しによって、戊辰戦争(徳川幕府が倒れ、明治の新時代に生まれ変わる時に起った内戦)で斃れた人達を祀るために創建された」(靖国神社のHPより)もので、戦前においては神社行政を総括した内務省ではなく、陸軍省および海軍省によって共同管理される特殊な存在でした。

こういった日の浅く、戦前は軍に管理されていた存在であり、戦後も旧厚生省の名簿に基づいて合祀してきたという、実質的には独立した存在と評価できない神社です。このように靖国神社は、天皇の祖先神とされる天照坐皇大御神を祀っている伊勢神宮とは、存在価値自体が異なり、日本を象徴するような伝統的な存在とはいえないでしょう。

このような日本を象徴するような伝統的な存在でもないのに、加藤議員が首相の靖国参拝を批判したくらいで不満を持ち、放火までし、自殺を図る必要があるのか、非常に疑問です。加藤議員の母や事務員の命さえも危険にさらされたのです。放火された建物の近くにも建物があり、もっと燃え広がる可能性もあったのです。

「8月15日に参拝するのはよくないと考える。15日は敗戦の日であり…。大体、まつられている人全体に敬意を表すなら、春秋の例大祭参拝がふさわしい」(朝日新聞8月16日付朝刊11面〔所功・京都産業大教授発言〕)のですから、靖国神社にとって、8月15日の参拝が望ましいとはいえないのです。「8月15日の参拝に批判すること」に抗議すること自体、靖国神社のことをよく知らないで抗議したようにも思えます。


(3) 小泉首相は、中韓の反対には左右されないなど反論していますが、このような言い方は「望ましくないナショナリズムや排外主義をあおっている」(朝日新聞8月16日付朝刊11面〔野田毅・自民党衆議院議員発言〕)のです。

純粋なナショナリズムに基づいて靖国神社に参拝にするのなら、それはそれでいいでしょう。しかし、

「「午前7時45分。小泉首相が本殿で参拝をしていた時、拝殿前の参道に集まった参拝客の多くは、片手を高く上げた若者たちだった。手にしているのはカメラ付き携帯電話かデジタルカメラだ。

 「こっちにはこないの」「えー」。首相の参拝が終わると、そのまま参拝せずにきびすを返す若者も少なくなかった。…

 この朝、東京都府中市の女子大生(22)は友人と午前5時に家を出て、到着殿前で小泉首相を待った。「連日、これだけマスコミで騒ぎになっているので、歴史的な瞬間に立ち会いたいと思って来ました」。」(朝日新聞8月16日付朝刊)

のです。これらの若者たちは、単に首相見たさで参拝に来たのです。ナショナリズムのかけらもなく、何も考えてない輩としか思えません。


富田メモによって、昭和天皇がA級戦犯合祀を不快感に思い、「だからあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と述べていたことが明らかになりました。もし純粋なナショナリズムに基づいているのなら、昭和天皇の言葉を大切にすべきです。

ところが、小泉首相は、記者会見で「あの人が、あの方が行かれたからとか、良いとか悪いとかいう問題でもないと思う。」と言い、昭和天皇を「あの人」扱いして、結局は、8月15日に靖国参拝をしたのです。これは、昭和天皇の心・言葉を無視したばかりか、「あの人」扱いは昭和天皇に対する侮辱というべきです。

にもかかわらず、小泉首相が「あの人」扱いしたことに対して殆ど批判もなく、昭和天皇の心を無視したことに批判もないのです。こういう批判がなくて、どこにナショナリズムがあるのでしょうか? 小泉首相の言動は論理矛盾ばかりで(公約に基づくと言いながら私的参拝とするなど)、憲法(政教分離原則など)の理解もできていないのに、小泉首相の支持率は高いのです。結局は、政府自民党に都合のいいナショナリズムに踊らされているのではないか?と、思わざるを得ません。



3.またもや、以前にも書いたことを思い出しました。

「顧みれば日本では、明治憲法も、「進め一億火の玉だ」のスローガンも、占領体制も、日本国憲法も、あたかも四季が巡るように来たっては、みなそれぞれに定着し、次いで(日本国憲法を除けば)思い出となって去っていきました。あの「生類憐みの令」でさえ、4半世紀にわたって「定着」した国です。

 日本には、近代立憲主義の伝統がないばかりか、アリストテレス、ストア派、キリスト教、中世立憲主義、近代自然法論など、近代立憲主義を育んだ思想的遺産のほとんどすべてがないのです(戸波=松井他「Sシリーズ憲法1」47頁)。」

 
日本は、このような思想的遺産もなく、「生類憐みの令」でさえ、4半世紀にわたって「定着」した国なのです。日本人は、昔から自分で考えることなく流されてしまう気質があり、それは未だに続いているように思えます。

8月15日、オシム監督は、記者会見において、「自分で考えない選手はサッカー選手に向いていない。」と述べていました。どうやら、多くの日本人はサッカー選手に向いていないようです。




<追記:修正>

asahi.com(2006年08月16日12時52分)より。

腹部切った男は右翼団体幹部か 加藤紘一氏の事務所火災

 山形県鶴岡市にある自民党元幹事長の加藤紘一氏(67)の実家と事務所が全焼した事件で、敷地内で腹部を切った状態で見つかった男は、東京都内に住む右翼団体幹部(65)とみられることが16日、山形県警の調べでわかった。県警は発生が終戦記念日であることや、加藤氏が首相の靖国参拝に批判的な発言を繰り返していたことなどに着目。何らかの思想的な背景を持った行為との見方を強めている。…」


どうやら、首相の靖国参拝批判に対する行動であったといえ、事件は思想的背景を帯びていたようです。




<8月17日追記1>
加藤紘一オフィシャルサイトより。

山形の実家全焼について

ニュース等でご承知かと思いますが、鶴岡市にある私の実家が昨日、全焼しました。
庭には割腹して火傷を負った男性が倒れていたということで、放火の疑いがもたれています。詳細については、今後の警察の捜査の状況を見守っているところです。
実家には97になる母が一人で住んでいたのですが、たまたま外出していて無事だったのがせめてもの救いです。頭はしっかりしている母ですが、足腰は年相応なので外にいてくれたことは本当に不幸中の幸いでした。
また、子供のころから慣れ親しんだ家が今はもうないのかと思うと、悔しくやるせない思いでいっぱいです。父の思い出の品も焼けてしまいました。理由はどうあれ、母の命を危険にさらし、思い出という財産を奪った者に対して、大きな怒りを感じています。


しかし、一番悲しみが深いはずの母が、「着物も燃えちゃったけど、もう着る機会もないし、しょうがない」と、気丈に笑ってくれました。昔よりずっと小さくなった身体で。私は、驚きました。母を励ますはずの自分が、逆に励まされてしまった。頑張らなきゃいけないと、改めて思いました。

今回のことは悲しく許せないことですが、私は政治家ですから、信じていることは今後も発言し続けていきます。
昨日から、電話やFAXやメールで、実にたくさんの応援の言葉を頂いています。
その皆さんの気持ちに応えるためにも、発言し続けていきます。
また、状況に変化があったら報告します。
ご心配頂き、ありがとうございます。

加藤紘一


こうやって発言をした者の家族に、しかもご高齢という弱い立場にいる者に卑劣な脅しをかける行動には、激しい憤りを感じます。こういった卑劣な行動を招いてしまうような近時の日本の世論・メディア、そして未だに何のコメントも出さない小泉首相にも原因があるように思えます。
「『着物も燃えちゃったけど、もう着る機会もないし、しょうがない』と、気丈に笑って」といったコメントを読んでも、小泉首相は何も感じないのでしょう。



<8月17日追記2>

この事件について、「極右評論」さんの「加藤氏は下された“民族の怒り”を思い知れ!」によると、「ああいう発言を繰り返していた者には、いつかあのような目に遭うものである―。」と。

もはや、右翼団体に対する厳しい法規制が必要になってきているように感じました。

テーマ:靖国参拝 - ジャンル:政治・経済

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コメント
この記事へのコメント
首相よりもメディアと世論
賛成、反対ともに様々な意見があってしかるべきですが、昨夜の報道を見ていると、賛成は戦没者の慰霊・鎮魂、反対は中韓への配慮の二方向に単純化されていたように思います。軍部の暴走にメディアが乗じ国民が後押しした、という戦前の不思議な現象は、今現在も確認され、日本にとっては不思議でも何でもなかったようです。議論の多様性がないのは、死刑を巡る世論と同様で、非常に違和感がありますし、個人的にはとてもストレスを感じています。サッカーならオシム監督が指導もしてくれますが、日本社会は誰も指導してくれませんしね。
2006/08/16 Wed 08:59:32
URL | しど #Gel/0dxs[ 編集 ]
中国代理人
こんなことを喋っちゃったのがいけなかったのでしょうな

48 名前:公共放送名無しさん 投稿日:2006/08/15(火) 20:46 ID:gPZh1Vwf
以前、加藤紘一の提言で小泉が参拝日をずらしたという話

上坂「中国から言われたんでしょ?」
加藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
上坂「中国から言われたんでしょ?」
加藤「・・・・・・15日だけはやめて欲しい、国内が押さえきれなくなっちゃうというのもありました」
(ここでテレ朝、助け舟(?)のコマーシャル)

加藤紘一、中国エージェントであることをポロリ 
http://puka-world.com/php/upload/large/img-box/1155604042763.wmv
テレ朝不自然なCM入り
2006/08/16 Wed 11:08:18
URL | よみくま #AIlHpmOk[ 編集 ]
>しどさん
>首相よりもメディアと世論

ウマイ! 含蓄のある素晴らしいコメントです! 

民族派団体「一水会」顧問の鈴木邦男氏は、「最近のメディアの論調の中には、『反日的な言論にとどめをさせ』というような直接的な行動を促すような発言もあり、過激な言葉も多い。右翼にしてみると、『もう体をはるしかない』と思ってしまう状況もあったのではないか」(朝日新聞平成18年8月16日付夕刊11面)とコメントしています。鈴木氏も、メディアの論調が右翼を追い込み、この事件を起こしたと感じているようです。

>サッカーならオシム監督が指導もしてくれますが、日本社会は誰も
>指導してくれませんしね
8月16日の対イエメン戦の試合後に、オシム監督は、「頭を使ったプレーが少なかった」とコメントしてました。
…指導してくれても、なかなか実践は難しいようです(^^ゞ
2006/08/17 Thu 00:22:10
URL | 春霞 #eJ42Lz8A[ 編集 ]
>よみくまさん
はじめまして、コメントありがとうございます。

>こんなことを喋っちゃったのがいけなかったのでしょうな
>48 名前:公共放送名無しさん 投稿日:2006/08/15(火)
>以前、加藤紘一の提言で小泉が参拝日をずらしたという話
情報ありがとうございます。8月15日のテレビ放送では、こういうやり取りがあったんですね。上坂氏の煽るような言い方にも原因があるとは思いますが、刺激的と感じた方もいたかもしれません。

「こんなことを喋っちゃったのがいけなかった」というよりも、煽りを入れた上坂氏、煽るようなメディア報道が「いけなかった」ようにも思えます。
もっとも、加藤紘一議員は「『政治家として今後も発言していかなければいけない』と述べた」(朝日新聞8月16日付夕刊11面)のですから、放火しても意味なかったようです。

>加藤紘一、中国エージェントであることをポロリ
加藤紘一議員は、当選12回、堂々たる経歴の持ち主ですし、当然ながら中国の要人とも知り合いが多いということかと思います。
「日中首脳会談も開けない事態は国際政治を不安定にする」(日経新聞8月16日付朝刊1面)わけですから、中国からも信頼される政治家が必要なことは確かだと思います。
2006/08/17 Thu 00:59:16
URL | 春霞 #eJ42Lz8A[ 編集 ]
はじめまして。 いつも、楽しくブログを読ませていただいています。

とても、初歩的な質問で恐縮なのですか。 予想していたとおりに、小泉首相は8月15日に参拝しましたが、内閣総理大臣小泉純一郎と記帳したという事です。 これは明らかに違憲行為だと思うのですが(違憲でないとしても、そう仮定してみます。)そうした場合、このような国家権力が違憲行為をなした場合にはどのような法的手続き&処置がとられるものなの(とられるべき)なのでしょうか? それが、総理大臣、他の国家権力とはどう違ってくるのでしょうか? それは、他の欧米の国々とはどう違っているのでしょうか? 
2006/08/17 Thu 13:18:48
URL | あつし #-[ 編集 ]
>あつしさん
はじめまして、コメントありがとうございます。

>いつも、楽しくブログを読ませていただいています
ありがとうございます。


>これは明らかに違憲行為だと思うのですが

そうですね。本来は違憲でしょうね。前回よりも公的色彩が濃い参拝形式にしましたし、参拝前に「公約は生きている」と言っていて、参拝したのですから。
毎日新聞の記事でも↓このように指摘しています。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/closeup/news/20060816ddm003010041000c.html

「首相は今回「内閣総理大臣 小泉純一郎」の記帳や本殿昇殿を復活させ、スーツ姿に一般と同じ拝殿参拝と私的参拝色を強調した昨年から大きく方針転換した。

 ……昨年9月の大阪高裁判決は、首相の参拝を「憲法の禁止する宗教的活動に当たる」と違憲判断を示した。参拝形式変更はこうした議論を再燃させる可能性もある。04年4月に福岡地裁で違憲判断が下された際は「私的な参拝」と認めたが、この日は「総理大臣である人間小泉純一郎」と語るにとどめた。

 首相は最近、自民党総裁選での公約実現を強調してきた。龍谷大の平野武教授(憲法)は「記帳と昇殿の復活で私的参拝から一段と遠のいた。そもそも公約として掲げる以上、私事とすることはできない」と指摘する。」

もっとも、↑の記事中にも出ていますが、参拝後は、「公約に基づいて参拝した」とは一言も言わないので、「職務でない=私的参拝」で逃げ切るつもりかもしれません(^^ゞ


>このような国家権力が違憲行為をなした場合にはどのような法的手続き&
>処置がとられるものなの(とられるべき)なのでしょうか?

国家権力により憲法秩序を侵害されたのですから、国家権力を制限する憲法の意義を没却しないよう、是正する必要があります。具体的には、裁判所による審査(訴訟)によることになります。
「法的手続き」については、訴える側は憲法判断を求めているのですから、本来、憲法訴訟手続法があればよいのですが、現在ありません。そのため、他の訴訟手続(行政訴訟、民事訴訟、国家賠償法)の中で憲法判断を求めていくことになります。

靖国参拝訴訟では、具体的には↓のような訴訟をしています。
http://homepage3.nifty.com/seikyobunri/Q&A.htm#uttaaenaiyou

「処置」の意味が今一歩掴み切れないので違うかもしれませんが、「処置」としては裁判で違憲行為を是正するので、裁判の効果が「処置」にあたるかと思います。
そうすると、↑の靖国訴訟のHPにも出ていますが、損害賠償、違憲確認、将来違憲な参拝を阻止する差止め、がありえます。ただし、靖国訴訟について最高裁はいずれの「処置」も認めていません。

もっとも、靖国訴訟について、最高裁は未だに「憲法判断」は示していませんし、憲法判断をするか否かは、裁判所の裁量に委ねられているので、将来的に違憲判断をする可能性は残されています。
以前書いたエントリー↓でも触れています。
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-23.html
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-18.html

今回、「公約は生きている」と言って参拝し、参拝形式まで公的な方へ変更したのですから、司法権に対する挑戦的な態度といってもいいでしょう。これでも裁判所が憲法判断しないなら、司法不信が高まるでしょうね(-_-;)


>それが、総理大臣、他の国家権力とはどう違ってくるのでしょうか? 

総理大臣の靖国参拝が問題となるのは、総理大臣は、人である以上私人の面もありますが、国(行政機関)の代表者でもあるからです。そうすると、総理大臣も「国家権力」の1つですので、総理大臣と「他の国家権力」との違いはないと思います。
ただし、天皇の場合には、天皇には民事裁判権が及ばない(最高裁平成元年11月20日判決)という違いはあります。
なお、靖国訴訟では問題になりませんが、違憲行為は刑事裁判でも問題になるので(尊属殺事件・最高裁昭和48年4月4日大法廷判決)、刑事裁判でも違憲を争うこともあります。


>それは、他の欧米の国々とはどう違っているのでしょうか?

日本の訴訟手続と「他の欧米の国々」の訴訟手続との違いでしょうか? 欧米諸国において、首相・大統領が政教分離原則違反行為をする事例は未だに聞かないので、欧米諸国がどういった手続によるのかよく分かりません。
政教分離原則の事例でなくても、「他の欧米の国々」の訴訟手続すべて正しく説明できるだけの資料は持ち合わせていないので、このご質問への答えはこれくらいで(汗)。

各国の政教分離については、↓早稲田大学の水島ゼミのHPの「政教分離原則の各国比較 英米編・大陸編」で触れています。
http://mizushima-s.pos.to/lecture/2004/autumn/06/index.htm
2006/08/18 Fri 05:56:10
URL | 春霞 #eJ42Lz8A[ 編集 ]
はじめまして、日本がアブナイさんのところから来ました。
読ませていただいて、とても参考になるので、こちらのブログをわたしのところでも紹介させていただきました。トラックバックをしました。
よろしくお願いします。
2006/08/18 Fri 20:57:04
URL | yohko #-[ 編集 ]
>yohkoさん
はじめまして。

>日本がアブナイさんのところから来ました

お! そうでしたか。「日本がアブナイ!」さんは読み応えがありますね。


>こちらのブログをわたしのところでも紹介させていただきました

記事内での紹介、コメント&TBありがとうございます。
貴ブログへのTBばかりか、コメント書き込みもうまく行かないので(汗)、失礼ながら、こちらでのお返事のみにさせて頂きます。
2006/08/19 Sat 20:38:12
URL | 春霞 #eJ42Lz8A[ 編集 ]
こんにちは。kikiです。
春霞さんの、めずらしく怒りに満ちた、記事を「楽しく」拝見しました。代弁してくれる春霞さんに感謝です。
2006/08/20 Sun 12:48:28
URL | kiki #-[ 編集 ]
今頃になってですが。
 究極の公人に、「私」は無い。天皇さんにも、「私」は無かった。その意味から「天皇」という立場ほど、苦しい職はないだろう。首相も、そうであるだろう。現職総理の立場で、「こころ」などと言うな。

 人の頭を殴っておいて「こちらは対話の席に着く用意は、いつもある」「いつ殴っても文句を云うんだから、こちらが殴りたいときに殴る」と云う。会えば殴られるんじゃ、対話の席になんて着けないだろう。「いつ(殴っても)」じゃない。「殴ること、そのことをしないでくれ」って頼んでいる。

 愛新覚羅顕さんの記事がありましたので、TBさせて頂きました。
2006/08/20 Sun 22:18:32
URL | ゆうこ #mQop/nM.[ 編集 ]
ちょっと気になったのでコメントいたします。

>富田メモによって、昭和天皇がA級戦犯合祀を不快感に思い、「だからあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と述べていたことが明らかになりました。もし純粋なナショナリズムに基づいているのなら、昭和天皇の言葉を大切にすべきです。

ところが、小泉首相は、記者会見で「あの人が、あの方が行かれたからとか、良いとか悪いとかいう問題でもないと思う。」と言い、昭和天皇を「あの人」扱いして、結局は、8月15日に靖国参拝をしたのです。これは、昭和天皇の心・言葉を無視したばかりか、「あの人」扱いは昭和天皇に対する侮辱というべきです。

…あの~。あのメモの真偽は置いておいて。
僕も、小泉さんの論理というか、パフォーマンスばりの「参拝」には常に不快に思っていますし、総理が行くからには当然、公人として行くんであって、個人の自由だなんて理屈は通らないと思っています。
ただ、あなたの言う「もし純粋なナショナリズムに基づいているのなら、昭和天皇の言葉を大切にすべきです。」って理屈もよくわからないな。
そりゃ思想信条としてはお言葉は大切にすべきなんだけど。
あなたは相当に天皇を敬愛(?)されているようですが、政治というのは、たとえ天皇のお言葉であっても、それに左右されてはいけないんじゃないの?
あなたがどんな思想信条の持ち主かは知りませんが、右翼テロを批判するくらいだから全体主義は当然、否定される立場でしょう。だったらなおさら、こんなメモの「お言葉」を支持しちゃいけませんよ。
個人崇拝は全体主義、独裁への道ですよ。

2006/08/21 Mon 11:26:34
URL | 保守の人 #-[ 編集 ]
> kiki さん
お返事が遅れました。すみません。

>春霞さんの、めずらしく怒りに満ちた、記事を「楽しく」拝見しました

極めてご高齢の自宅を放火するという、弱い立場を狙ったやり口には、酷く頭にくるんですよね。一歩間違えば、放火殺人になりかねなかったわけですし。
放火は多数の被害者を生じさせますから、最も卑劣な犯罪の1つでもあります。放火罪(刑法108条)は人の死傷がなくても死刑になりうる犯罪であることに、その罪の重さが出ています。

この事件に比べれば、小泉首相の靖国参拝の是非の議論は二の次だと思っています(^^ゞ 
2006/08/22 Tue 00:49:30
URL | 春霞 #eJ42Lz8A[ 編集 ]
>ゆうこさん
お返事が遅れました。すみません。TBとコメントありがとうございます。

>現職総理の立場で、「こころ」などと言うな。
その通りですね。小泉首相は24時間公人であると書きながら、「こころ」などと言うのですから。

>人の頭を殴っておいて「こちらは対話の席に着く用意は、いつもある」
>「いつ殴っても文句を云うんだから、こちらが殴りたいときに殴る」
>「いつ(殴っても)」じゃない。「殴ること、そのことをしないで
>くれ」って頼んでいる。

良い比喩ですね。
中国・韓国は参拝は再三不快だと言っているのに、「対話を拒否するほうが悪い」と身勝手なことを言い、いつ参拝しても批判されるから、「中国韓国にとって一番不快に感じる8月15日に参拝した」だなんて、あまりにも論理性が欠けています。マトモな論理性の持ち主なら、「参拝しない」結論になり、少しは論理性があれば、「8月15日だけは参拝しない」という結論になるはずなのに。

ジャーナリストの立花隆氏も「立花隆の『メディアソシオ-ポリティクス』」で次のように述べています。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/060817_sanpai/

「「なぜ今日参拝したのか?」という記者の問いかけに、「いつ行っても批判されるから、今日がいいだろうと思った」と答えた、小泉首相の今日の参拝を決めた理由には唖然とした。

小泉首相があまりロジカルな人間でないことは、とうの昔から知ってはいたが、これではあまりに非論理的で、問いに対する答えになっていない。二の矢の質問を繰り出せなかった記者も問題だが、参拝すれば必ず問われるであろう質問に用意していた答えがこれほど非論理的なものであるとは(それで十分と小泉首相が考えていたとは)、国民もなめられたものである。」
2006/08/22 Tue 00:59:28
URL | 春霞 #eJ42Lz8A[ 編集 ]
>保守の人さん
はじめまして、コメントありがとうございます。


>「もし純粋なナショナリズムに基づいているのなら、昭和天皇の言葉を
>大切にすべきです。」って理屈もよくわからないな。

この点は、憲法論と関係なく、全くの気持ちの問題と考えた場合、どう考えるべきかについての私の見解です。
純粋なナショナリズム、昭和天皇をどこまでも敬愛する気持ちがあるのならば、「参拝しない」という昭和天皇の心を尊重するのが筋ではないか、ということなのです。富田メモが公表された直後、「極右評論」さんは昭和天皇の心・言葉に従うと述べていました。天皇崇拝者である以上、筋の通った見解でしょう。(今は、富田メモを捏造視しているので、首相の参拝肯定のようですが)
もう1つ付け加えるならば。
昭和天皇は道義的には最も戦争責任が重い立場の一人です。そのような立場にある者が戦前の反省から「参拝しない」という意思を示したのですから、戦前の反省をよく分かっている者の意思・気持ちを尊重することには合理性があると思います。


>あなたは相当に天皇を敬愛(?)されているようですが、政治というのは、
>たとえ天皇のお言葉であっても、それに左右されてはいけないんじゃないの?

こちらは憲法論ですね。以下では、憲法論として議論します。
ご質問の趣旨は、「国民が富田メモに出ていた天皇のお言葉の尊重を首相に求めることは、『天皇の政治利用の禁止』に反するのではないか?」ということだと思います。このご質問を前提にして、お答えします。

1.憲法4条1項は、天皇が「国政に関する権能」をもたず、「この憲法の定める」「国事に関する行為のみ」を行うことを規定して、天皇の非政治化の原則を明らかにしています(樋口=佐藤ほか「注解法律学全集・憲法1」87頁)。この「天皇の政治利用の禁止」については、憲法上は、「内閣により天皇を政治的に利用することの禁止」を予定しています(前掲書67頁)。
なぜなら、天皇の公的な行為は内閣の直接間接の補佐と責任の下で行われるので、天皇を利用する権限があるのは内閣だけだから、法的には内閣の利用のみが問題となるからです。

ですので、国民が天皇の言葉の尊重を求めることは、憲法上許されない「天皇の政治的利用の禁止」にはあたらないと考えます。言い換えれば、国民には天皇を利用する法的権限がないので、憲法上禁止される「利用」とはいえないのです。


2.また、「天皇の政治利用の禁止」の根拠である憲法4条1項は、天皇は国事行為のみを行うと規定している以上、天皇の地位にある者、すなわち、生存中の「天皇」の政治的利用のみ禁止する意味であると考えます。言い換えれば、天皇は死亡すれば「天皇」の地位はなく、天皇の地位にない者の利用は「天皇の政治的利用」ではないだろう、ということです。

ですので、既に死去している昭和天皇のお言葉を利用することは、憲法上許されない「天皇の政治的利用の禁止」にはあたらないと考えます。


3.もっとも、内閣だけでなく国民すべて、更には生存する天皇のみならず、死去した天皇も含め、およそ天皇及び皇族の地位にあった者すべての政治的利用を禁止するという見解もあるようです。小林節教授の見解はそのように思われます。http://www.nnn.co.jp/rondan/ryoudan/060725.html

日本海新聞の「一刀両断 -小林 節-:拳(ママ)法上許されない天皇の政治利用」(7月25日)という欄において、小林教授は「首相の靖国参拝問題にからんで、A級戦犯合祀に対する昭和天皇陛下の不快感なるものが、あたかも鬼の首でも取ったかのように引用されている。しかし、歴史の問題としての天皇の意向の真偽の問題は別にして、現在の政治的論争について、「天皇の意向」で決着をつけようとする手法は、現行憲法が禁ずる天皇の政治利用にほかならない。」と述べています。

できる限り天皇皇族の政治利用を避けるべしというこのような徹底した見解も十分に尊重に値します。
しかし、憲法4条1項の「天皇」に、死去した天皇を含めるのは、法解釈上、困難です。通常の法解釈では、死者と生者は完全に区別しているからです。例えば、「人」には、生きている者のみが含まれ、死者は含まないというのが日本法の法解釈です。

このような2つの理由と、他説への批判から、国民が富田メモに出ていた天皇のお言葉の尊重を首相に求めることは、「天皇の政治利用の禁止」に反しないと考えます。


>右翼テロを批判するくらいだから全体主義は当然、否定される立場でしょう。
>だったらなおさら、こんなメモの「お言葉」を支持しちゃいけませんよ。

天皇は日本国の象徴たる地位にある(憲法1条)という、ある意味で究極の公人であるので、合憲的な靖国参拝は困難です(岩手靖国訴訟・仙台高裁平成3年1月10日判決参照)。ですから、昭和天皇が「靖国参拝しない」というのは、極めて憲法適合的な発言・行動です。
こういった、憲法適合的な昭和天皇の言葉を尊重することは、なぜおかしいのでしょうか?

憲法99条は「天皇」と明記して、天皇に憲法尊重擁護義務を負わせているのですから、「憲法適合的発言」は、憲法尊重擁護の発露として憲法上許されているというべきです。
それならば、同じく憲法尊重擁護義務がある首相(憲法99条の「国務大臣」に首相は含まれる)に、「憲法適合的な発言」の尊重を求めることは合憲であると考えてよいのではないでしょうか。

このようなことから、極めて憲法適合的な「こんなメモの『お言葉』を支持」することは妥当なことだと考えています。
言い換えれば、昭和天皇は憲法の規定・解釈に忠実な発言をしたのに、なぜそれを無視するのか、憲法的に正しい発言なのにダメという理由がないだろう、憲法を守るのって当然ではないのか、ということです。


>個人崇拝は全体主義、独裁への道ですよ。

天皇・皇族を崇拝すること自体は、個人の価値観の問題です。そうすると、日本国憲法は多様な価値観を尊重することを、憲法13条(個人の尊厳の尊重)で認めている以上、個人崇拝することは合憲的な行為です。
他方で、日本国憲法は、人権保障など一定の価値観に立脚していることから、個人崇拝を強制したり、個人崇拝を絶対的に禁止することは、許されません(憲法13条違反)(これを「歴史的価値相対主義」と呼んだりします)。

このように、個人崇拝がすべて「全体主義、独裁への道」になるのではなく、「個人崇拝を強制したり、個人崇拝を絶対的に禁止する」ことが「全体主義、独裁への道」になるのだと思います。
2006/08/22 Tue 23:15:31
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