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主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
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2008/05/08 [Thu] 21:59:39 » E d i t
憲法9条の「戦争放棄」の理念を世界に発信しようというイベント「9条世界会議」(主催・同会議日本実行委)が、開催されました。9条世界会議は、千葉県の幕張メッセで4日~6日に開かれ(5月3日夜はレセプション)、期間中に大阪や仙台、広島でも大規模な集会がありました。

5日は「世界の紛争と非暴力」「アジアの中の9条」などの分科会を開催し、最終日の6日、武力によらない平和実現を呼び掛けた世界宣言を採択し、閉幕しました。


1.まず、初日である5月4日についての報道記事を。

初日は、北アイルランド問題の平和的解決に取り組み、1976年にノーベル平和賞を受賞したマイリード・マグワイア氏らの基調講演が行われました。そして、夜には、趣旨に賛同する加藤登紀子さんやUA(ウーア)さんらのコンサートも行われました。

 「基調講演した英国北アイルランドの平和運動家で、1976年にノーベル平和賞を受賞したメイリアド・マクガイアさんは「9条は60年間にわたって世界の人々に希望を与え続けた」と評価。「北アイルランド紛争で、私たちは武力なしで平和をつくることが可能だと実践した」と非暴力の重要性を説いた。

 一方で「9条をないがしろにすることは、広島、長崎の被爆者への侮辱でもある」と憲法改正の動きを批判した。(共同通信)」(東京新聞2008年5月4日 20時20分:「9条は希望与え続けた」 平和憲法を考える世界会議



(1) 朝日新聞平成20年5月5日付朝刊千葉版

9条世界会議
2008年05月05日

 「世界は、9条をえらび始めた」を合言葉に国内外から平和運動に取り組む人々が集まった。4日、千葉市の幕張メッセで始まった「9条世界会議」。定員を超える約1万5千人が訪れ、3千人が会場からあふれた。「予想以上。長期化するイラク戦争など世界情勢の変化で憲法9条への関心が高まっているのでは」という。5日は午前10時から9条をどう生かすかを分科会で話し合う。

 第一部のテーマは「世界の希望としての9条」。北アイルランド紛争の平和的解決に尽くしたノーベル平和賞受賞者マイレッド・マグワイアさんと、米国・ハーグ平和アピール代表のコーラ・ワイスさんが基調講演した。ワイスさんは「教育や医療費などに使われるべき予算が、軍事費に向けられないようにするために9条は役立つ」と訴えた。

 マグワイアさんは記者会見で、「暴力」を公共の場所での喫煙に例え、キャンペーン(運動)でなくせる事例として紹介、「暴力は健康に悪い」ということを広めるため、「例えば、非暴力や非戦を呼びかける広告をバスや電車の車中に下げてみては」などと提案。「市民一人ひとりができる等身大の活動をやっていきましょう」と呼びかけた。ブース会場では、各地の市民団体121グループが写真やキルトなど憲法9条を考える展示を披露した。

 5日の分科会のテーマは「世界の紛争と非暴力」「アジアのなかの9条」「平和を創る女性パワー」「環境と平和をつなぐ」「核時代と9条」「9条の危機と未来」。」



(2) 東京新聞平成20年5月5日付朝刊23面

『9条で命守られた』 9条世界会議 高遠さん語る 千葉で開幕
2008年5月5日 朝刊

 世界各地で紛争が絶えない中、戦争放棄をうたった日本国憲法九条の意義を再確認する「9条世界会議」が四日、千葉市の幕張メッセで始まり、海外の参加者も含め約一万五千人(主催者発表)が会場を埋めた。

 イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんは、武装勢力に拘束された経験を基に発言。「(自衛隊のイラク派遣で)日本が九条を突破したことで人質にされた。殺されなかったのは、私たちがイラクで丸腰で対話を続けてきたと分かったから。九条(の精神)を実践し、九条で命を守られた」と振り返った。

 作家の雨宮処凛さんは「貧困で生存権を脅かされた人が『希望は戦争』と言う状況は、貧困層が戦争に駆り出される米国と近いものがある。軍事費を削って人が生きるために使うべきだ」と話した。

 「人類の敵は貧困、病気、無学、人権侵害、テロ、温暖化。戦争ではなくせない。むしろひどくしている」と訴えたのは、米国の平和運動家コーラ・ワイスさん。元日弁連会長の土屋公献さんは「立派な軍隊を持ちつつ九条を世界に広めようとはおこがましいが、矛盾を打破して堂々と呼び掛けるべきだ」。

 連合国軍総司令部(GHQ)で憲法草案を執筆した米国のベアテ・シロタ・ゴードンさんは「押し付けというが、自分より良いものは押し付けない。日本の憲法は米国より素晴らしい」と日本語で演説し、拍手を浴びた。

 会議は作家井上ひさしさん、国際政治学者の武者小路公秀さん、歌手の加藤登紀子さんら各界の著名人が呼び掛け人となって催した。五日は分科会、六日は総会を開く。」



(3) 朝日新聞平成20年5月5日付朝刊

「9条世界会議」開幕 市民続々、約3千人会場に入れず
2008年05月04日19時13分

 作家の井上ひさしさんらが呼びかけ人となった「9条世界会議」が4日、千葉市の幕張メッセで始まった。憲法9条の意義や核兵器撤廃などについて議論する。9条を守ろうという趣旨に賛同する市民らが主催者の予想を超えて各地から集まり、主催者によると、3千人以上が会場に入りきれない事態になった。

 この日は、9条にエールを送る海外ゲストの発言が相次いだ。76年にノーベル平和賞を受賞した北アイルランドのマイレッド・マグワイアさんは「9条を放棄しようとする動きが日本にあることを憂慮している」と述べた。

 約1万2千人が入れる会場からあふれた人たちは近くの広場で、講演を終えたアメリカの平和活動家コーラ・ワイスさんらを囲んで、集会を開いた。バス2台で福島県郡山市から来た星光行さん(57)は「会場に入れなかったのは残念だが、ゴールデンウイークのさなかに9条のためにこれだけ人が集まったことに感動した」と話していた。

 会議は5日に分科会などを開き、6日に閉会する。」



まさか「9条世界会議」の初日に、海外の参加者も含め約1万5千人(主催者発表)も参加するとは思いませんでした。しかも、そのうち「3千人以上が会場に入りきれない事態」になったのですから、参加者も予想外だったようです。

改憲の旗振り役をつとめてきた読売新聞の調査では今年、93年以降の構図が逆転し、改憲反対が賛成を上回り、朝日新聞の調査でも、9条については改正賛成が23%に対して、反対は3倍近い66%でした(朝日新聞)。このように、改憲を行う意識が減退し、むしろ現行9条の「戦争放棄」の理念を維持しようという意識が増しています。 「9条世界会議」が大規模集会になったことは、この世論調査が正しいものであったことを物語っています。



2.地方で開催された記事についても幾つか。

(1) 毎日新聞 2008年5月7日 大阪夕刊

9条世界会議・関西:大阪の集会に8000人が参加

 憲法9条の理念を生かし、武力によらない平和を考える集会「9条世界会議・関西」が6日、大阪市此花区の舞洲アリーナで開かれた。予想の5000人を大幅に超える約8000人(主催者発表)が参加し、海外の平和運動家らがさまざまな視点から9条の意義などを語った。

 集会の松浦悟郎・共同代表の開会あいさつの後、米国のイラクへの先制攻撃に反対して職を辞した元米陸軍大佐、メアリー・アン・ライトさん(61)が「アメリカはテロとの戦いという大義を掲げて他国を侵略し、国民の意見が政治に反映されない自由のない国になってしまった。9条は日米の軍事同盟化を抑制する一定の役割を果たしており、守り抜くべきだ」と指摘した。

 9条世界会議は千葉県の幕張メッセで4~6日開かれ、期間中に大阪や仙台、広島でも大規模な集会があった。【牧野宏美】

毎日新聞 2008年5月7日 大阪夕刊」



(2) 毎日新聞 2008年5月6日 地方版(広島)

9条世界会議ヒロシマ:トークや講演で意義発信--中区 /広島

 憲法9条の意義を世界に発信する「9条世界会議ヒロシマ」(実行委主催)が5日、中区加古町のアステールプラザであった。76年ノーベル平和賞受賞者のマイレッド・マグワイアさんが講演し、「60年にわたって世界に希望を与えてきた9条を守る努力と連帯したい」と強調。平和団体の代表らはリレートークで、武力に頼らない平和を目指す9条の価値を訴えた。

 約1100人が参加した。北アイルランド和平に尽力した平和運動家のマグワイアさんは「暴力で問題は解決しない。ヒロシマの皆さんは世界に平和を届ける大きな責任がある」と呼びかけた。

 リレートークは4人が登壇し、核戦争防止国際医師会議会員の片岡勝子・広島大名誉教授は「9条を世界に広め、国家の安全保障から人間の安全保障への転換を」と語った。発表された「ヒロシマ宣言」では、「9条の志を確かなものとして次の世代の人々に届けたい」などとする決意が盛り込まれた。【宇城昇】

毎日新聞 2008年5月6日 地方版」



大阪では「予想の5000人を大幅に超える約8000人(主催者発表)」が、広島でも「約1100人が参加」ですから、主会場である幕張メッセ以外でも相当な人数が参加しています。9条の理念を維持しようと言う意識は全国的なものだといえそうです。




3.閉幕と、全体を振り返った記事も、引用しておきます。

(1) 北海道新聞(05/07 13:45)

9条世界会議 宣言採択し幕(05/07 13:45)

 不戦の誓いを込めた日本国憲法第九条の精神を広めることを目指し、国内外の平和運動家らが集った「9条世界会議」が六日、武力によらない平和実現を呼び掛けた世界宣言を採択し、閉幕した。

 同会議は非政府組織(NGO)などの実行委が四日から千葉市で開催。採択した「戦争を廃絶するための9条世界宣言」では、軍事費の削減分を保健、教育に充てるなど具体的提言を盛り込んだ。七月の北海道洞爺湖サミットへも、G8(主要八カ国)に軍縮を求める声明を発表した。」



(2) 朝日新聞平成20年5月8日付朝刊千葉版

9条の価値見つめる 世界会議を振り返って
2008年05月08日

 千葉市の幕張メッセで6日まで3日間にわたり開かれた9条世界会議。海外から31カ国の150人、国内の参加者も含めると3日間で2万2千人が集まり、戦争放棄を掲げた憲法9条の持つ多様な意味を話し合った。「9条を人類の共有財産とし、武力によらない平和を地球規模で呼びかける」との世界宣言を採択して幕を閉じた会議を振り返る。

 紛争がやまないイラクからは元兵士のカーシム・トゥルキさんが参加。肉親を失ったというカーシムさんは、記者会見で「街や家はがれきの山で、スタジアムが墓場に使われている。戦争は人を殺すことを正当化する。軍から逃げなければ、自分も死体か戦犯兵になっていただろう。イラクで9条の輪を広げたい」と話した。

 イラク帰還の元米兵エイダン・デルガドさんも同席した。イラクのアブグレイブ刑務所での米軍のイラク人への残虐行為を目撃し、良心的兵役拒否者として退役。写真や証言を米国に持ち帰った。「戦地では、敵の戦車やマシンガンの銃口が真っ先に目に入り、相手の顔をじっくり見る余裕はない。互いに誤解していた。人間が認め合うことが大切」と話し、カーシムさんの肩を抱いた。

 5日の分科会「海外から見た憲法9条」では国内での改憲にも議論が及んだ。映画「日本国憲法」などの監督で知られる米国のジャン・ユンカーマンさんが「9条改正は国際問題だ」と述べたのが印象的だった。それは、「平和国家として生きる」という戦後日本の針路を示した9条は、世界、とりわけ多大な被害を与えたアジア各国への「国際公約」という側面を持つことを言い当てていた。

 5日のシンポジウム「9条の危機と未来」。精神科医の香山リカさんが、ナショナリズムのあいまった最近の改憲論に触れて、「生産の海外移転や少子化などでかつての力を失いつつある日本にとって、力を取り戻したいとする間違った精力剤のようなものだ」と疑問を投げかけた。

 実行委員会共同代表の吉岡達也さんは、改憲論の底流にある軍事力を背景にした「国際貢献論」の問題点を指摘。「紛争地の人々は軍事的協力を歓迎していない」として、非軍事的分野で医療や食料支援などを求める紛争地の人々の生の声に耳を傾けることの大切さを訴えた。

 海外に目をやると、コスタリカは半世紀以上前に「常備軍の廃止」が憲法に盛り込まれた。パナマは94年、軍備放棄を憲法に盛り込んだ。昨年来日したボリビア大統領は、新憲法に9条と同様の「戦争放棄」を盛り込みたいという意向を示している。

 20世紀は「戦争の世紀」と言われる。その一方、第1次世界大戦を経て、国際紛争解決のための戦争を禁じる「戦争違法化」の潮流が生まれ、第2次世界大戦という悲惨な経験を踏まえ憲法9条が制定された。それから61年。時に国内では「9条の空洞化」が言われるが、世界が9条の価値を見つめ始めているということを実感できた大会だった。(吉井亨)」




「レイバーネット日本」の「9条世界会議」大成功~感動と成果の4日間によると、4日は1万5千人、5日の分科会には6千500人(500人は入れず)、6日午前の最終会議には300人の参加がありました(主催者発表)。要するに、国内の参加者も含めると3日間で2万2千人ほど集まったのですから、かなりの大規模集会でした。

9条世界会議のために「海外から31カ国の150人」ほどが集まったのですから、憲法9条の理念に賛同している人たちは、日本国内だけのものではないといえます。それは、次の記事にも出ています。

 「5日の分科会「海外から見た憲法9条」では国内での改憲にも議論が及んだ。映画「日本国憲法」などの監督で知られる米国のジャン・ユンカーマンさんが「9条改正は国際問題だ」と述べたのが印象的だった。それは、「平和国家として生きる」という戦後日本の針路を示した9条は、世界、とりわけ多大な被害を与えたアジア各国への「国際公約」という側面を持つことを言い当てていた。(中略)

 20世紀は「戦争の世紀」と言われる。その一方、第1次世界大戦を経て、国際紛争解決のための戦争を禁じる「戦争違法化」の潮流が生まれ、第2次世界大戦という悲惨な経験を踏まえ憲法9条が制定された。それから61年。時に国内では「9条の空洞化」が言われるが、世界が9条の価値を見つめ始めているということを実感できた大会だった。」(朝日新聞)


日本の改憲派国会議員は憲法9条を改正したい意図があるようですし、米国だけは憲法9条改正に賛同するかもしれません。しかし、「9条改正は国際問題だ」とか、「世界が9条の価値を見つめ始めている」となると、憲法9条を改正するとなれば、国際的に非難が集まる可能性が生じそうです。

国際社会における日本の位置からしても、元々憲法改正は国際的な反響を生じるとは思いますが、憲法9条の改正は国際問題であるという海外からの意識があるのですから、硬性憲法だからという以上に憲法9条の改正は困難を伴うと捉えておくべきです。

そうだとすれば、憲法9条は将来に渡って維持するという前提で、日本の国際貢献はいかにあるべきかを考えるのが、現実的であるといえるのです。「9条世界会議」の意義は、「憲法改正ごっこ」は終わりにして現実を見つめようということにもあると思えました。


テーマ:政治・時事問題 - ジャンル:政治・経済

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コメント
この記事へのコメント
こういうのを読むと、所謂“左巻きリベラル”の相も変わらぬ非力、脆弱、短絡に呆れさせられます。
フェティシズムなんですよ。 本体の只中に踏み込み、実態を掴み、現実的な変革を実現する、というリアリズムに基づいた戦略が無い。 
平和フェチ、九条フェチ.....、女性の肉体より下着を愛でて悦に入る変態と同じ。 
一方所謂、右旋回スパイラル保守もまた、暴力フェチ、改憲フェチ.....。 実は暴力の使い方を知らない。 9条を改正が、どのようなreactionを招くかの具体的想像力に欠けている。  
井上ひさし、加藤登紀子...、もうenough。 爺い、婆あの変態はオゾマシイ、見るに耐えない。
高遠菜穂子さん、雨宮処凛さん。 右翼の私だが、彼女たちを評価している。 強かなリアリストだと感じるから。 
2008/05/09 Fri 08:29:52
URL | rice_shower #UXr/yv2Y[ 編集 ]
>rice_showerさん:2008/05/09 Fri 08:29:52
コメントありがとうございます。


>こういうのを読むと、所謂“左巻きリベラル”の相も変わらぬ非力、脆弱、短絡に呆れさせられます

rice_showerさんらしいコメントですね。「9条世界会議」の記事を紹介したのは、憲法9条が、日本において3万人を超える人員を集めるほどの集会を開かせるほどの支持を得ていること、日本国内だけの問題でなく、国際的な問題となっていることを示すためです。仰るとおり、「9条改正が、どのようなreactionを招くか」という示唆にもなっているわけです。

「集会」は一種の「力」を世間に示すことです。人数が多いほど、その力を見せ付けることになって、無視できなくなるため、主張を通しやすくなります。大きく扱った報道記事はあまりありませんでしたが、この意味で、見逃せない集会であったと思います。憲法9条の理念を遵守しようというよりも、力の大きさに注目しています。


>右旋回スパイラル保守もまた、暴力フェチ、改憲フェチ.....。 実は暴力の使い方を知らない。 9条を改正が、どのようなreactionを招くかの具体的想像力に欠けている

右旋回スパイラル保守は、一体、どういったビジョンの下に、どういう具体的な政策を目指して、憲法改正をしたいのかよく分かりません。

「憲法施行61年:5月3日は憲法記念日~あまりにも憲法の理念が損なわれている「現実」を放置していていいのだろうか?」 の<5月4日付追記>として、憲法改正に関する新聞社の記事を簡単に紹介しました。その記事では、二院制のあり方など、今問題となっているから何とかしようと言う場当たり的な改正を求めるもので、将来を見据えたものとは思えないものです。

「・読売新聞の社説は、「憲法記念日 論議を休止してはならない(5月3日付・読売社説)」というもので、憲法改正を、特に衆参ねじれ国会の下、二院制のあり方を是正しようというもので「衆参両院の役割分担を見直す必要はないか。与野党には、こうした憲法改正にかかわる問題を大いに論議してもらいたい」とするものです。特集記事は、二院制の見直しと憲法改正論議を活発にしようとするものです(8、9面)。

・日経新聞の社説は、「憲法改正で二院制を抜本的に見直そう(5/3)」というもので、「憲法を改正して参院の権限を縮小し、衆院の優越をより明確にするのに合わせて、参院の選挙制度も抜本的に見直すべきである。現行の3年ごとの半数改選は……無意味だ。6年の任期も長すぎる。全国単位の比例代表制は廃止した方がいい。二院制度見直しだけにとどまらない。自衛隊の国際貢献などの安全保障、抜本的な地方分権、環境や生命倫理などいくらでもある。一刻も早く憲法審査会を始動させるべき」という非現実的な極楽トンボな内容です。生存権なぞ、全く無視です。日経は「蟹工船」外にいるということが良く分かります。特集記事は、二院制のあり方を含めた憲法改正論議のみです。論議のポイントとして、9条、環境権、地方自治を挙げています(26、27面)。」
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-1092.html

硬性憲法ですから、憲法規定に追加することさえ難しいのに、9条の意義を大きく損なう改正はより困難です。なんでも憲法に盛り込もうとする日経新聞の態度も、憲法がまるで万能薬とでも思っているのかと思うほど能天気です。見果てぬ夢を追う、「右旋回スパイラル保守」の態度は、なんとかならないものかと思ってしまいます。
2008/05/10 Sat 17:50:38
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
「私は私の“テロとの戦い”をやることにしよう。 どんな状況に置かれても武器は持たず、全身全霊で相手と接し、できるだけたくさんの楽しい時間を分け合い、本音で語り、本当に必要な支援を届け、一緒に働き、苦難と憎しみの淵で“テロ”に走ろうとする人がいたら、その人の両手に武器ではなくてスコップを持たせよう。 これが私の“テロとの戦い”」  ちょっと青いけど、なかなか良いでしょ?  高遠さんの言葉です。

2008/05/11 Sun 18:00:41
URL | rice_shower #UXr/yv2Y[ 編集 ]
>rice_showerさん:2008/05/11 Sun 18:00:41
高遠さんの言葉の紹介、ありがとうございます。


>私は私の“テロとの戦い”をやることにしよう
>どんな状況に置かれても武器は持たず
>本当に必要な支援を届け、一緒に働き、
>“テロ”に走ろうとする人がいたら、その人の両手に武器ではなくてスコップを持たせよう
>ちょっと青いけど、なかなか良いでしょ?  高遠さんの言葉です。

なるほど、高遠さんは尊敬に値する人物ですね。言葉だけみれば青いと思えても、高遠さんは、ご自分なりの“テロとの戦い”を実践してきたのですから、青さを十分に跳ね除けるものですね。rice_showerさんが、高遠菜穂子さん、雨宮処凛さんを良い評価をしているのも十分にうなずけます。
2008/05/12 Mon 21:58:43
URL | 春霞 #5oClkA7g[ 編集 ]
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????Τ??????
2008/05/09(金) 01:16:55 | ?κ?
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200804/2008041700929 死刑判決、全員一致が条件=裁判員制度に向け新法案-超党派議連(時事通信)  超党派の国会議員でつくる「死刑廃止推進議員連盟」(会長・亀井静香国民新党代表代行)は17日午後、衆院議員会館で会合を開き、「...
2008/05/09(金) 09:30:37 | 無期懲役刑に関する誤解の蔓延を防止するためのブログ
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