Because It's There
主に社会問題について法律的に考えてみる。など。
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2008/06/22 [Sun] 20:05:49 » E d i t
鳩山法相は、6月20日午前の閣議後の記者会見で、就任以来13人という最多の死刑執行を命令した法相を「死に神」と表現した朝日新聞の6月18日付コラムを取り上げ、抗議の意思を明らかにしました。そして、その抗議に同調した人達は、朝日新聞に対して「電話やメールなどで約1130件の抗議」を寄せたそうです。


1.実に馬鹿馬鹿しい出来事なので、どうでもいいと思うのですが、テレビで大きく報道され、新聞各紙(読売、毎日、日経、朝日)が掲載しています。その幾つかを引用しておきます。

(1) 毎日新聞平成20年6月20日付夕刊10面

連続幼女誘拐殺人:「死に神」報道、鳩山法相が不快感−−朝日「素粒子」

 鳩山邦夫法相は20日の閣議後会見で、連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚ら3人の死刑執行について法相を「死に神」と表現した朝日新聞の報道に「執行された方々に対する侮辱。彼らは死に神に連れて行かれたのとは違う」と不快感を示した。

 問題となった記事は朝日新聞18日夕刊1面コラム「素粒子」。執行再開以降の法相で最多の執行数となったことに触れ、「またの名、死に神」などと表現した。

 鳩山法相は「マスコミは(執行数を)野球の打率のように論評するが、私は粛々と正義の実現のために法相の責任を果たしている」と述べたうえで、「人の命を絶つ極刑を実施するのだから、私も心境穏やかではないが、社会正義のために苦しんで執行した。恐ろしい事件を起こした宮崎死刑囚にも人権も人格もある。軽率な文章だ」と話した。【石川淳一】

毎日新聞 2008年6月20日 東京夕刊」



(2)  【共同通信】(2008/06/20 13:16)

「死に神」表現に猛抗議 死刑執行で鳩山法相

 「苦しんだ揚げ句に死刑を執行した。彼らは『死に神』に連れて行かれたのか」。鳩山邦夫法相は20日の閣議後会見で、13人の死刑執行を命令したことを朝日新聞が「死に神」と表現したことに対し「軽率な文章には心から抗議したい」と怒りをあらわにした。

 朝日新聞18日付夕刊の「素粒子」欄は、鳩山法相について「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」などと記載した。

 これに対して鳩山法相は「極刑を実施するんだから、心境は穏やかでないが、どんなにつらくても社会正義のためにやむを得ないと思ってきた」と語り、「(死刑囚にも)人権も人格もある。司法の慎重な判断、法律の規定があり、苦しんだ揚げ句に執行した。彼らは死に神に連れて行かれたのか」とマイクが置かれた台をたたいて声を荒らげた。

 さらに「私に対する侮辱は一向に構わないが、執行された人への侮辱でもあると思う。軽率な文章が世の中を悪くしていると思う」と語った。

2008/06/20 13:16 【共同通信】」



(3)朝日新聞平成20年6月21日付朝刊34面(asahi.com:2008年6月20日13時35分)

■法相、「素粒子」を批判

 鳩山法相は20日の閣議後の記者会見で、朝日新聞の18日夕刊1面の時事寸評コラム「素粒子」で死刑執行に絡んで「死に神」と表現されたことについて「大変な問題だ。そういう軽率な文章を平気で載せるということ自体が、世の中を悪くしている」と批判、「司法の慎重な判断、法律の規定により、私も苦しんだ揚げ句に執行した」などと述べた。

 「素粒子」では「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」などと表現した。朝日新聞には20日、電話やメールなどで約1130件の抗議が寄せられた。

 朝日新聞社広報部の話 「素粒子」は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラムです。鳩山氏や関係者を中傷する意図は全くありません。」





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